◆モチウサギ◆
モチウサギ

いらっしゃいませ。
モチウサギは、ちよこの個人サイトです。
取り扱いは羅小黒戦記(無限師弟)、犬夜叉(殺りん)、BLEACH(白緋)、魔術士オーフェンなど。
むろん各版権元とは一切、関係ありません。
二次創作が苦手な方は、ご注意ください。
【since 2010/1/11】

Chiyoko all rights reserved.
Using pict on other websites without
permission is strictly prohibited.

MAIN BLOG OFFLINE LINK MAIL オーフェン感想


※なお、MAINが上手く表示出来ない方はコチラ、
BLOGが表示されない方はコチラ もお試し下さい。(別窓)






【管理人】
◆なまえ:ちよこ
◆Pixivはコチラ
◆twitterは@chiyoko_choki

web拍手 by FC2



↑top
------------------------------------------------------------

◆羅小黒戦記の薄い本を、アリスブックスさんに委託して貰っています。

アリスブックス

カット







↑top
------------------------------------------------------------

【OFFLINE】

*サークル名:「モチウサギ」
*参加予定イベントと本のサンプルは、お手数ですが、ピクシブをご確認ください。

サークルカット

















【2024年からのサンプルは、お手数ですが、Pixivをご覧ください】

------------------------------------------------------------

羅小黒戦記(師弟)
「あの子のいない部屋」

2023/11/23合わせ。
A5サイズ/P44/オンデマンド
イベント価格500円/
師弟の小説本。

表紙サンプル






「アリスブックス」さんに通販をお願いします。
アリスブックス

















羅小黒戦記(師弟)
「藍色の指輪」

2023/6/25合わせ。
A5サイズ/P44/オンデマンド
イベント価格500円/
師弟の小説本。

表紙サンプル






「アリスブックス」さんに通販をお願いします。
アリスブックス

















羅小黒戦記(師弟)
「世界で一番カワイイね」

2023/5/3合わせ。
A5サイズ/P44/オンデマンド
イベント価格500円/
師弟本(一部、黒限)小説本。

表紙サンプル






「アリスブックス」さんに通販をお願いします。
アリスブックス

















羅小黒戦記(黒限)
「消えた二百年」

2022/12/11合わせ。
A5サイズ/P44/オンデマンド
イベント価格500円/
師弟本(黒限)小説本。

表紙サンプル






「アリスブックス」さんに通販をお願いします。
アリスブックス

















羅小黒戦記(黒限)
「ソーダブルーの夏」

2022/7/24合わせ。
A5サイズ/P44/オンデマンド
イベント価格500円/
師弟本(一部、黒限)小説本。

表紙サンプル






「アリスブックス」さんに通販をお願いします。
アリスブックス

















羅小黒戦記(黒限)
「あなたとワルツを」

2022/5/3合わせ。
A5サイズ/P44/オンデマンド
イベント価格500円/
師弟本(一部、黒限)小説本。

表紙サンプル






「アリスブックス」さんに通販をお願いします。
アリスブックス

















羅小黒戦記(黒限)
「百年後の君」

2021/12/18合わせ。
A5サイズ/P44/オンデマンド
イベント価格500円/
未来から来た弟子→師匠、小説本。

表紙サンプル






「アリスブックス」さんに通販をお願いします。
アリスブックス

















羅小黒戦記(黒限)
「猫の帰る場所」

2021/10/10 『黒猫邁進3』合わせ。
A5サイズ/P44/オンデマンド
イベント価格500円/
成長弟子→師匠、小説本。

表紙サンプル






「アリスブックス」さんに通販をお願いします。
アリスブックス

















羅小黒戦記(黒限)
「猫の眠る場所」

2021/5/2 C99(延期)合わせ。
A5サイズ/P44/オンデマンド
イベント価格500円/
成長弟子→師匠、小説本。

表紙サンプル






「アリスブックス」さんに通販をお願いします。
アリスブックス

















↑top
------------------------------------------------------------

【LINK】
サイト名/ モチウサギ
管理人/ ちよこ


(URL) http://hachibee.web.fc2.com/original_index.html


バナー
(200×40バナー) http://hachibee.web.fc2.com/o_banner.gif



※リンクフリーにつき、確認・ご報告は不要です。
バナーは直リンク推奨。


【LINK/ オリジナル】 【LINK/ 鰤】 【LINK/ オーフェン】 【LINK/ 犬夜叉】
------------------------------------------------------------

【LINK/ オリジナル】

bomi様
みかきみかこ様
あきづき弥様
左折様





【LINK/ オリジナル】 【LINK/ 鰤】 【LINK/ オーフェン】 【LINK/ 犬夜叉】
------------------------------------------------------------

【LINK/ 鰤】

ふたつあたま様 麻純様
和雪様 AKANE様 マッグパイ様
小夜様 白緋祭り
司城さくら様 R-15 撫子様
睦月様 loko‐TALK/loko様
Sweet Honeys/室月朝香様 女王蜂/くるみ様 七海瑠璃様
ずんだ餅様 あまにわ/雨宮様 月の宴/だぶねこ様
六番隊プチオンリー 六華爛漫 2016年 六番隊カレンダー企画





【LINK/ オリジナル】 【LINK/ 鰤】 【LINK/ オーフェン】 【LINK/ 犬夜叉】
------------------------------------------------------------

【LINK/ オーフェン】

ラヴィーレン/リセ様
yuukiさんのblogですよ/yuuki様
B.B.Q/沙希様
スピーカー/ヨンスケ様
BBzii/空豆様
春紫苑2.0/葉侶 春梨(よころかずり)様
trial and error/小倉小豆様
ソルト/サヤカ様
al fine(あるふぃーね)/世羅様
30秒/笹様
風見鶏/カザミ様
味噌ログ/あおやま様
金木犀/さりた様
まじっくま/のこ様
オーフェンペディア様
秋田禎信ネットワーク様
オーフェンプチオンリー「我が宴に集え同志」






【LINK/ オリジナル】 【LINK/ 鰤】 【LINK/ オーフェン】 【LINK/ 犬夜叉】
------------------------------------------------------------

【LINK/ 犬夜叉】

あやかしとむすめ様
Nostalgia様
緋ノ色様
ふじあおい様
おっぺけぺっぽう。様
mamekoのあぶないブログ様
丸さまの言うとおり様
Topsy-Cat様 Topsy-Cat様
 りんどう亭様
You will see fire but you're cool as ice様
空が落ちてくる様
在来散戯(アレクサンドラ)様 在来散戯(アレクサンドラ)様
さわひこめ様
Boule de Neige様 Boule de Neige様
プラトニカ様 プラトニカ様
月の舟様
あやにしき様 あやにしき様




 殺りんアンソロジー 妖とむすめ様 殺りんアンソロジー 妖とむすめ様
 殺りんアンソロジー 絢様
るーみっくさーち様
るーみっくぷちおんりー2様
犬夜叉プチオンリー「いぬぷち」様
殺りん同盟様






【LINK/ オリジナル】 【LINK/ 鰤】 【LINK/ オーフェン】 【LINK/ 犬夜叉】
------------------------------------------------------------

【その他】 お世話になっているサイトなど。

お絵描きJP 死神検索 BOYS & GIRLS COUPLING UNION

素敵素材サイト「はだし」様 素敵フリー素材「Material-M」様 素敵フリー素材「素材屋 flower&clover」様

印刷所「FREAK」様

印刷所「ねこのしっぽ」様







【LINK/ オリジナル】 【LINK/ 鰤】 【LINK/ オーフェン】 【LINK/ 犬夜叉】
↑top
------------------------------------------------------------



もしくは、【torosaba3☆gmail.com】までお送り下さい。
※お手数ですが、☆を@に変更して下さい。

お返事は BLOG にてさせて頂きます。
(返信不要な方は末尾に×を入れて下さい。
また、著しく常識の無いメールには
お返事を致しかねますので、ご了承下さい。)






↑top
------------------------------------------------------------
------------------------------------------------------------

【秋田作品中心 小説感想】

ここから先は、「魔術士オーフェン」中心、秋田作品感想部屋です。


 ◆ひとつ火の粉の雪の中(新装版) 感想
 ◆ベティ・ザ・キッド 感想
 ◆ハンターダーク 感想
 ◆エンジェル・ハウリング≪ミズー編≫ 感想
 ◆エンジェル・ハウリング≪フリウ編≫ 感想

↑top
------------------------------------------------------------

 ◆「我が夢に沈め楽園」 感想
 ◆「我が運命導け魔剣」 感想
 ◆「我が心求めよ悪魔」 感想
 ◆「我が絶望つつめ緑」 感想
 ◆「我が戦場に来たれ来訪者」 感想
 ◆「我が庭に響け銃声」 感想
 ◆「我が館にさまよえ虚像」 感想
 ◆「我が聖域に開け扉」 感想

↑top
------------------------------------------------------------

 ◆小冊子02 感想
 ◆小冊子03 感想
 ◆新装版「キエサルヒマの終端」 感想
 ◆新装版「約束の地で」 感想
 ◆「原大陸開戦」 感想
 ◆「解放者の戦場」 感想
 ◆「魔術学校攻防」 感想
 ◆「ドラマCD/キエサルヒマの終端」 感想
 ◆「ドラマCD/約束の地で」 感想
 ◆「鋏の託宣」 感想
 ◆「女神未来(上)」 感想
 ◆「女神未来(下)」 感想
 ◆「魔王編」 感想
 ◆「コミクロンズ・プラン」 感想

↑top
------------------------------------------------------------

【秋田作品 雑記】

 ◆オーフェンとの出会い
 ◆オーフェンカフェ
 ◆オーフェンのアニメ
 ◆オーフェンの嫁
 ◆クリーオウとレキ
 ◆サイン会
 ◆原大陸について語る会(オフ会)
 ◆「オークリを語る会・冬の陣」(オフ会)
 ◆草河遊也原画展
 ◆「解放者」オフ会
↑【感想/雑記】メニューへ
↑top
------------------------------------------------------------

【ひとつ火の粉の雪の中 感想】



秋田先生のデビュー作である本書、ちゃんと読んだことがなく、この度発行された新装版で初めて
ちゃんと通読しました。以降、簡単な感想です。率直にいうと、読んで良かったです!

◆装画やフォントなど、デザインが素敵。真っ赤な彼岸花が炎のようで、印象的です。

◆私はオリジナルの富士見版を知らないので、ナンですが…読んだあと、すごく秋田先生らしい作品
だな、と思いました。かなり改稿されたようなので、当たり前かもしれませんが。
軽く分かりやすいお話ではないけれど、その重さやテーマへの誠実な向き合い方、独特の言葉選び。
なにより、作品に流れるスピリッツが、やっぱりオーフェンと通じるものがあるな、と。
「ペンは剣より強い」ではないですけど。鬼より神より、それらを取り込んで進化し続ける人間が
一番強い。というのが、特に先生らしい気がします。

◆夜闇と鳳のやりとりが可愛い。夜闇ちゃんの奔放さは、ベティのフラニーちゃんに通じますね。
彼女との時間が鳳を変えて、ラストの誓いへと繋がっていくのですよね。「儂の娘」という言葉が 微笑ましいです。

◆架空の世界の物語かと思ったら、現代と地続きの太古のお話でした。鬼や神がバンバン出て来て、
屈強な主人公が豪快に敵を斬りまくる…という物語だったのが、書き下ろしのお話ではいつの間にか、
現代の物語に。鳳はもう屈強な修羅ではないし、鬼羅ももう、最強の鬼王ではない。
永い永い時間をかけて変わっていったもの、鳳が「鬼を斬る者」から「鬼の子を護る者」になったこと
で、この未来に繋がったのだなあ…と思うと、感慨深いです。
かつて殺し合った二人が、今は向き合って、穏やかに言葉を交わしている。その変化の大きさが、過ぎた
時間の長さを思わせます。本編はもちろんですが、この書き下ろし閑話が一番大好き。静かで誠実で優しい、
すごく秋田先生らしい終わり方ですね。

◆かつて夜闇にしたように、その父を肩に乗せて海を目指す鳳。ズガーン、ボカーン、ドッカーン!!と
いう物語の最後とは思えない、静かで温かいラストです。ええ話や…。あと、鬼羅にもちゃんと、娘に
対する情が有ったのが嬉しい。

◆ところどころ、ちょっと唐突かな、という部分もありましたが、面白かったです。これを十代で書いたんだぜ、
秋田先生…やっぱり天才ですね!あと、このテーマを十代で書かれたというのが凄い。今の秋田作品と
通じるものが沢山あります。どなたかが「デビュー作でも帰れ神様」と書いていたのを思い出して、たしか
に!と笑ってしまいました。新装版を出してくれて、読めて良かったです。

2014/12/29 ちよこ




↑【感想/雑記】メニューへ
↑top
------------------------------------------------------------





































※2011/11/3のブログから抜粋しました。一部修正済み。


【ベティ・ザ・キッド 感想】



さて、以前から気になりつつ読みそびれていた「ベティ」、ようやくゲットしました。
あちこちのサイトさんで「ウィリアム・ブレイクにハートをブレイクされました!」と
いう感想を目にしていたので、「いやいや、私はそんな易々とブレイクされませんぜ?」と
心して読み始めたのですが・・・

いやー、しっかりブレイクされましたよ!!ウィリアムいいよ、すごくイイよ!
ウィリアムとベティの関係が堪りません。そしてフラニーとベティの関係も堪りません。
ベティが中心の、二等辺三角形ですよね。あの三人は。
以下、箇条書きで色々。

◆ウィリアム、元殺人鬼なのにどうしてあんなに優しくて素敵なの!! その設定がもう衝撃。
カッコイイ殺人鬼なんて、零崎一賊以来ですよ。

◆ベティも可愛いW 秋田先生の描く頑張るヒロインは本当に魅力的で、応援せずにはいられません。
ところで、ベティのバッテン前髪で緋真さんを思い出すのは私だけですかそうですか。

◆フラニーも可愛いW 砂ペンギンも可愛いWW

◆しかし美少女が主人公ではありますが・・・この作品を「ラノベ」と言ってしまって良いのだろうか・・・?
作品世界に漂う厳しい空気は、もうハードボイルドだと思う。ベティ世界は暴力と悪意が渦巻いてる
理不尽な場所で、読んでいる間「他人なんか信用出来ない!」ってやさぐれた気持ちになります(苦笑)。
でも敵だらけだからこそ、心を許せる相手が本当に有り難いんだなあ。魔王オーフェンに通じるものがあります。
主人公三人は、血の繋がりはないけど殆ど家族だと思う。世界でたった三人だけの味方。

◆フラニー自身もウィリアムも、ベティの為なら迷わずフラニーを犠牲にするくだり、三人の関係が現れて
ますよね。フラニーとベティ、ウィリアムとベティはお互い大好きだけど、フラニーとウィリアムはお互い
無関心という(笑)。決して冷たい訳じゃなく、ただ無関心。

◆戦う女の子を「守る」じゃなく「一緒に戦う」でもなく、「サポート」のみなウィリアムの立ち位置は
新しいですよね。あくまで主体はベティ。それにしても、ウィリアムの頼もしさはハンパない。

◆ガンアクションとか戦車の戦いも面白かった!スピード感溢れる戦闘描写は、やっぱり先生ならでは。

◆単純に善悪の線引きが無いところも、すごく「らしい」気がしました。仇のロングストライドも人殺しの
ヒドイ奴なのに、人間臭くてどこか魅力的。 ベティも、自分の目的の為に他人を殺してる訳で・・・。
フラニーなんて、先住民と入植者の間に生まれただけで悪魔扱いで、殺されても文句も言えない。
でも、あの世界の人間にとって、それは普通の感覚な訳で。

◆ロングストライドとビリーのやり取りは、オーフェンのロナンとゴドルを思い出させますW ビリー結構好き。

◆それにしてもウィリアム・・・誰かに似てると思ったら、「BLOOD-+」のハジでした。長身痩躯で目がヌボーと
してて、どんな場所でも(砂漠とか)スーツ、なあたりが(笑)。

◆ベティと居る時のウィリアムは、ホント優しいなあ。優しい手つきで肩に触れたり、終盤で手を繋いだり・・・
一言も「好き」とか言ってないのに、凄い優しさが伝わってくる・・・なんなのこの威力。
今生の別れになるかもしれない場面で、抱き寄せてすぐ離したりとか、それ反則だろおおお!!ゴロンゴロン(悶絶)

◆二人の出会いも堪らん。ほぼ初対面の相手の、失禁の後始末・・・ウィリアム優しい。
あの時出会わなければ、ベティはとっくに死んでたし、ウィリアムは今も保安官助手のままだったろうなあ。
まさにディスティニー。

◆ところで私ベティを読んで以来、トイレを我慢していると上記のシーンを思い出します。ベティは四日も我慢したん
だから!頑張れ!て。・・・うん、根本的に間違ってるって分かってる。早くトイレ行けって話ですよね。

◆ウィリアム=伝説の殺人鬼“トュウエンティ”とか・・・
えええ!! 終盤、殺人鬼のスキル全開で数十人とドンパチなウィリアム凄すぎる。
生きててくれて嬉しいけど、あの状態で死なないってSUGEEEE!!

◆ウィリアムの思考が、徹底的にベティ中心で凄い。
「むざむざ殺されたせいで彼女が不幸になったから」ベティのお父さんも嫌い。お義父さんにも容赦無いのね。

◆相手が初めて命を惜しんだ瞬間に殺すとか、なんて効果的な復讐。オーフェンのロッテに続く、見事な復讐っぷりでした。

◆「手が届くところにある楽園」じゃなく、「今居る場所」を選ぶラストも、またオーフェンの「扉」ラストに通じる
モノがあるなあ、と。

◆それにしてもこの後、三人はどうなるのでしょうか。このまま南部で暮らすのか、それとも北部へ戻るのか。
その場合ベティは男装を続けるのかな。かつてのウィリアムみたいに「エリザベス」の死を偽装して、
まったくの別人として生きるのもアリかもしれませんが・・・仇を討った後も、まだ賞金稼ぎは続けるのか、とか。
色々気になりますが。まあ、どうにかするのでしょう。生きてる限り、常に問題は出てくるでしょうし。

◆ウィリアムとベティは、ずっとこのままな気もするし、あっさり結ばれるような気もする。
仇を討った今だからこそ。個人的にはくっついて欲しいですけど!!

◆そしてそして、もし二人がくっついたとしたら・・・ええと、色んなことを何処でするのかな・・・とか。
すみませんそんなコトばかり考えてますが何か?回りは砂漠、家は狭い戦車。そしてフラニー(お子様)が
いつも一緒・・・。まあ、なにか方法を見つけるでしょうけど。特にウィリアムが。ベティの為なら!(笑)

◆煩悩まみれの感想でスミマセン。ウィリアムいいよーウィリアム!

◆「ベティ」は深夜枠で、1クール位でアニメ化すると良い気がします。美少女が主役ですし(笑)。
面白いのが出来そうですが・・・ダメかなあ?

◆某所で「映像化したら、ロングストライドの役は藤原啓治さんしか居ない」と仰っている方がいて、ああー
分かる分かる!と、赤べこのようにカクカク頷きました。

2011/11/3 ちよこ




↑【感想/雑記】メニューへ
↑top
------------------------------------------------------------





































↑【感想/雑記】メニューへ
↑top
------------------------------------------------------------

【ハンターダーク 感想】



以前から気になっていた「ハンターダーク」、ようやく読めました。
いやー、面白かったです!!正直途中までは、あまり入り込めなかったのですが・・・
ミラージュとの決戦辺りからグングン面白くなってきて、後半は夢中で読んでました。ハンターかっこいいよ!!
五人の仲間は皆素敵ですが、特にお気に入りはハンターとディバイダー、あとミュンヒハウゼンですW
ハンターは素直にカッコイイし、ディバイダー渋い。ミュンヒハウゼンはなんか可愛い(笑)。
特にディバイダー・・・古武士のように重々しくて、一人称も拙者で、でも仲間思いで優しいって・・・!!
カエルっぽい外見も可愛いですW 彼らは機械の体だけどアイデンティティを探し求めるし、ちゃんと
仲間との絆も持ってる。機械人を道具扱いする人間より、おかしな話だけど「人間らしい」と感じました。
まあ、そういう私自身も人間なワケですが。

ハンターは今時珍しい、真っ直ぐに正義を行うヒーロー。正直最初は高潔過ぎて、ちょっと戸惑って
しまった位でした。優しくて正しくて、生真面目な主人公。機械体とはいえ、今時すごく珍しいよなーと。
ビューティーグレイスとの「私を守って」「承知」のくだりとか、ホントカッコ良い!
ところで地の文の「開始せよ、ハンター」と「止まるな。追い求め、跳べ、掴め。開始せよ!」のくだりが
すごく好きです。秋田先生独特の、言葉遊びが満載で素敵でしたWW
映像かドラマCDになったら、きっとカッコイイだろうなあ。

終盤、創造主である人間に存在を否定されても、自分で自分を肯定してブレないハンターはカッコイイの一言。
でも、思いっきり「ハンターと仲間達の戦いはこれからも続く・・・」的な終わりだったので、もっと続きを
読みたかったなあ。第二段とか無いのかしら?
それにしても・・・「オイルの雨が降る、真っ暗闇のガラクタの街」って斬新な設定ですよね。

2011/11/4 ちよこ




↑【感想/雑記】メニューへ
↑top
------------------------------------------------------------





































↑【感想/雑記】メニューへ
↑top
------------------------------------------------------------

【エンジェル・ハウリング≪ミズー編≫ 感想】



さてさて、実は今までちゃんと読んだことが無かったエンハウ。この機に読んでみるか!と思ったのですが、
今となっては入手困難な作品・・・;なので、近所の図書館に取りよせをお願いして来ました。しかし
1〜8巻までしか無いって、なんでなの。最後のクライマックスだけ無いって・・・!! しかしこれでは先生に
印税が入らないので、ぜひ新装版を出して頂きたいです。ミズー編、フリウ編で各一冊ずつとか・・・!!

順番通りに読んでもイイのですが、まずミズー編だけ一気に読みたくて1、3、5、7巻を借りてきました。
エ・・・9巻・・・地道に探すしかないのか!!以下、箇条書きでバーッと感想らしきモノ。ちなみに現時点では、
フリウ編は未読です。

◆いやー、ミズーたん可愛いです。最初は殺伐としてた彼女が、ジュディアと出会って少しずつ人間らしくなって
いくところとか・・・すごく良かった!こういうキャラクターの変化や成長を感じる時って、しみじみ読書の快感を
感じますねWW それにしても、なんて物騒なヒロイン・・・。

◆洗濯物をあっという間に乾かす、ミズーの能力がかなり羨ましい!!

◆美しい双子姉妹とか、素晴らしい萌えポインツですね!!しかし最初の1〜2幕はひたすらハードな戦いの場面が
続くので、読んだ後ちょっと疲れました; ギャグシーンもほとんど無いし・・・。オーフェンに比べると、ちょっと
作品に入り込むまで時間がかかるような。でも3幕の、ジュディア姐さん登場あたりからはスピードアップして、グイグイ
読んでました。ジュディア姐さん、イイ女だ!!

◆最初は殺すことしか知らなかったミズーが、だんだん他人を気遣うようになっていくトコロが・・・読んでいて凄く嬉しかった
ですW オーフェンは「暗殺者にならなかった男」だけど、ミズーは「暗殺者から人間になろうとする女」なのですね。

◆椎名先生の、キラキラした綺麗な絵も素敵W 作品に合ってますね!むしろ、イラストが作品のイメージを作るのかも。
オーフェン世界のイメージはなんとなく「乾いた土と草の匂い」で、エンハウ世界は「透明な鉱石」という気がします。あくまで
私の主観ですけど。前者は乾いてるけど暖かい、後者は冷たく硬いけど、美しい。

◆ファニク、いいなあ!!貴重な和みキャラですねー。しかも頼もしいWWうひょー。
ミズーがファニクに言った「あなたを守ってあげる」にグッときましたWW

◆眠り続ける美少女を嫁にして、献身的に世話をするウルペンさんは良い変人。それにしても義妹に片目と片手を奪われたり、
色々大変だなあ。

◆ミズーとアストラの絆がイイ・・・最終巻(9巻)を読んでいないので、詳しいことは言えないのですけど;

◆そして・・・マリオのミズーへの態度が嫌で、あんまりマリオが好きじゃn・・・ごめんマリオ。フリウ編を読んだら、彼女への
評価も変わるのかな・・・。

◆初期のアイネストの、ひ弱っぷりが・・・激強なミズーとの対比が素晴らしいですねWW
彼に関しては今のところ、あんまり感想が無いっていうか・・・黒幕のようで、やっぱりあくまで観察者、傍観者だったん
だなあ、と。9巻を早く読みた(以下略)。

◆「イシィカルリシア・ハイエンド」とか、綺麗な響きの言葉が多いですね。

◆あああ、やっぱり早く9巻読みたいな!!続きが気になって気になって(泣)。

◆「秋田BOX」刊行時はエンハウ未読だったので、なんとなく読んでいたのですが・・・今読み返すと、色々感慨深いですW
ミズーたん、本当に丸くなったよね!!(号泣)そして書き下ろし登場のリナー君・・・ももももしかして、ミズーの未来の
旦那様なのですか!?うわああああ!!リナー君、いい青年だなあ・・・ミズーを宜しくお願いします・・・!!
それにしても、なんでリナー君のイラストが無いんですか椎名先生!!(泣)

◆BOX書き下ろしのマグス(チニスターだっけ?)もけっこう好きです。自分の地位確保の為に行動するとか、人間らしい
なー、と。結構話の分かる人ですし。ミズーとジュディアはアスカラナンに移住するのですね。あとがきによると将来、娘が
生まれるみたいだし・・・彼女達の人生が、幸せだといいなあ。未来話とか、ちょっとでも読みたいです先生ー!!
フリウ編の、引退した元黒衣のじいちゃん、ばあちゃんもナイス!!

2011/11/17 ちよこ


                  ◇ ◆ ◇ ◆  ◇


(※11/20追記)
上の記事を書いた直後、9巻読みました! 職場近くの某書店で、全巻売ってたWW(感涙)
うう、やっぱり最後まで読んで良かったです・・・読んだ後の爽やかな気持ち、プライスレス。
ラストのミズーは、最初の殺伐とした彼女と同一人物とは思えませんW シリーズを通して、本当に色々と変わったよね。

◆ミズーたんは「強く美しく物騒なヒロイン」から、「強く美しく魅力的なヒロイン」へ進化した模様。

◆ファニクやっぱり好き!!多分ミズーを恋愛感情ではなくて、姉御として慕っているのでしょうね。
フリウ編で「姉さんは俺達のファミリーになるッス」と、勝手に決めちゃってるのが可愛いWW

◆今まであまり好きではなかったマリオだけど、9巻でのミズーとのやり取りを読んで印象が変わりました。
危なっかしいマリオを放っておけないミズー・・・良いお姉さん。

◆ウルペンさんはやっぱり良い変人(褒め言葉)。ベスポルトを殺したり、色々酷いコトをしているけど・・・最後まで
アストラを追いかけ、守ろうとする姿はやっぱり胸を打ちます。眠り続ける女を勝手に「妻」と呼ぶ滑稽さを、
自分で分かっているのが切ない。それでも妻と呼ぶのは、形だけでも彼女を手に入れたかったのでしょうね。
彼にとってのアストラは強く美しく、唯一の「確かなもの」だったのでしょう。
「俺の気持ちをお前にも否定させるものか!」ていう台詞がもうね・・・泣かせるよね。
最後まで、妻を守る為にミズーの前に立ち塞がるしね・・・!アストラは彼のこと、知りもしないのに!
ミズーに(アストラを愛してる気持ちを)「嫌だけど否定しない」と言われたことは、凄く嬉しかっただろうな。
ところで顔つきといい眼帯といい、彼を見ると鰤のノイトラを思い出すのは私だけですか。
余裕こいてたら義妹に指をちょん切られて絶叫とか、散々な目にあってましたけど・・・
読み終わった後、けっこうウルペンを好きになっていた自分にビックリしました(笑)。愛妻家は良い!!

◆ギーアがアストラとミズー、両方を守ろうとしているのに感涙・・・彼は良いライオン。

◆ギーアにアストラ、ウルペンと、「家族」と戦わなきゃならないミズーたんが切ない・・・
それでも、奪われたアストラを取り戻せて良かった。既に死んでいても、奪われたままに出来ない!て思う
姉妹の絆に涙。フリウ編で「私を取り戻して、ミズー」って言ってたアストラたんにも涙。

◆結局なんだったんだアマワ!!ていうか迷惑だよアマワ!!くそう!お前のせいでアストラたんが・・・!!(怒)
それにしてもミズーたんは、最後まで男前でした。

◆ラストシーン、ものすっごく爽やかな気持ちになれました。あのミズーなら、将来結婚して娘を産んで・・・という
未来が素直に想像出来ますねW またジュディアと旅に出られて、本当に良かったね・・・!!

◆あとがきで、邪心様ぬいぐるみを通販しようと一生懸命な秋田先生が可愛いWW 読みながら吹いてしまいましたWW

◆そして秋田BOXの後日談・・・素のミズーは、けっこうお人好しの巻き込まれ型なのですね(笑)。
どうかどうか、この後のミズーやジュディア、周りの人が幸せでありますように!リナー君と再会して結婚する
辺りのエピソード、いつかチラッと書いて頂きたいですWW やっぱり娘の名前はアストラなのかしら・・・?

2011/11/20 ちよこ





































↑【感想/雑記】メニューへ
↑top
------------------------------------------------------------

【エンジェル・ハウリング≪フリウ編≫ 感想】



上記で書いた通り、ミズー編を通しで読んだ後に、フリウ編をまとめて読みました。どちらか片方でも読めるけど、
やっぱり全巻読んで初めて完結するお話ですね。オーフェン新装版のあと、エンハウの新装版も出ないかしら・・・。
もちろん、BOX書き下ろし二編もちゃんと収録して、全三冊位で。

◆フリウ編は最初から、ずっと胸が痛かったです・・・ミズーの境遇も相当過酷だけど、フリウは普通の女の子なので特に;
秋田先生、14歳の女の子になんて重いモノ背負わせるんですかー!!(泣)
設定は「精霊」とか出て来てファンタジーですけど・・・この厳しく、重いものを孕んだ世界は「軽くて読みやすい」
イメージのラノベとは、かなり異なるものですよね。全然ライトじゃない!けど、そこがいい!!

◆スイリーは、ボルカンに似たものを感じます(笑)。でも違うのは、スイリーは喋るだけなので実害が無いことと、
あと時々良いことを言うところかな(笑)。

◆サリオンとフリウの関係が堪りません。ていうか、サリオン堪りません!!イイよ、イイ男だよサリオン!!
読む前に想像していたより、ずっと芯の強いイイ男でした。フリウを助ける為に人生を棒に振っても、「自分で決めた
ことだからいいんだ」ってキッパリ言えるのは、本当に凄いこと。なかなか言えませんよ。
フリウへの気持ちも、最初は贖罪の為だったかもしれないけど・・・いつでも隣で、彼女の味方でいてくれるサリオンは
本当に掛け替えのない存在ですよね・・・。上辺じゃない優しさをくれる彼がフリウの傍にいて、本当に良かった。
フリウの力を利用する為じゃなく、彼女の幸せや安全を考えてくれる彼が居てくれて、本当に良かった。
彼らの「二人でひとつ」っぷりがSUGEEE。

◆なので、サリオンいい男です。いつも困った顔でも、苦労性でも、超人的な力はなくても。
嫌な上司に啖呵を切る場面とか、本当にカッコイイ。優しくて気弱だけど、ただのお人好しじゃなくて、けっこう
したたかで現実的な面があるのも魅力ですよね!つまり、彼はすごく「普通の人」なんだなー・・・と。
あくまで「普通の人間」な彼が、迷いながらも自分の正義を貫こうと頑張る姿が良い。彼を見ていると、人間の善意を
信じられるような気がします。彼はきっと大勢の読者にとって、自分を重ねられる存在なのでしょうね。

◆それにしても、サリオンの上司の嫌なヤツっぷりが半端ない!(笑)

◆今はフリウとサリオンの間にあるのは恋愛感情じゃなくて、家族みたいな感情だと思いますが・・・でも将来、フリウが
年頃になったら、自然と結ばれる気がするのは私だけ? だってあの二人の間には、誰も入れないでしょう(笑)
数年後、どんどんキレイになっていくフリウにドギマギするサリオンの姿が目に浮かぶ・・・!
年の差十歳だし(だよね?)、全然アリですよねWW 「将来フリウとサリオン、マリオとマデューがくっつく」に一票。

◆亡きフリウの両親も、ちゃんとフリウを愛してたっぽくて安堵。娘が死んだと思って、崖から飛び降りる位に。

◆ラズとアイゼンも良いな!いつもは軽いノリだけど、いざという時の頼もしさが堪りませんW フリウの素性を知っても
態度を変えない彼らは良い男。 それにしても、アイゼンくんが出てくる度に鰤の藍染様を思い出すのは私だけですか。

◆リス爺ちゃんも結構好きです。老練な年寄りカッコイイ!!フリウを利用しようとしたのは確かだけど、彼女を助けて
くれたのも、フリウを守って死んだのも事実。彼女に対して、情が全く無かった訳でないでしょうね。

◆ペスポルト父さんも好きだー!!彼とフリウが、お互いを「父娘」として大切に想っているのが堪りません。
父さんの行動は、全部フリウを守る為だったんですよね・・・うう! それにしても秋田作品には、父一人娘一人とか、父さん
大好きっ子が多い気がするのですが・・・気のせい?

◆ノニ・イシュカリスが渋かっこいい。しかも愛妻家か!!逆に、部下の金髪男(名前ド忘れ)はちょっと好きになれない。
自分の所属するモノの正義を、頭から信じ切ってるアホさや、辺境人を見下す傲慢さが嫌だな・・・。

◆ミズー編で読んだ場面を、もう一度別の人物視点で読むのが凄く面白いですWW 物語を裏と表から読んでいるみたいな。

◆最終巻、フリウが村人に許されることは決して無いってことを、改めて痛感させられるのが辛かった・・・;
だからこそ最後、ちゃんと自分の居場所を見つけられたフリウが堪らなく嬉しかった!!
厄介な左眼を捨てることは一生出来ないし、フリウが殺した人達に詫びる方法もないけど・・・でも、それを抱えたまま、
彼女が生きる場所を自分で見つけられたのが凄く嬉しかったです。

◆最後のクライマックス、今まで出会った人達が現れて(幻影だけど)助けてくれる、ていう王道展開に燃えました!!
こんな時にも困り顔のサリオンが堪らないWW 実体じゃなくても、ミズーはフリウの助けを求める声に応えたのですね。
見開き口絵の、Wヒロインが並んでいる姿に感無量。

◆正直、アマワが何をしたかったのか、まだピンときません。禅問答みたいなやり取りは、何度も読み直さないと理解出来ない
かも・・・; とにかくアマワ許さん!! 色々な人の人生狂わせやがってこのヤロー!!

◆10巻で出てきた、オニキス老人達もナイスでした。退役軍人ズかっこいい。

◆作品内で語られたことの一つが「100%じゃなくても、人を信じることは出来る」ということだと思うのですが(あくまで
私の解釈)、それがすごく印象に残りました。他人を完璧に理解することは出来ないし、完璧に理解する必要は無い、ていう。

◆秋田BOX書き下ろしも、凄く凄く良かったですWW フリウが得た仲間達と、日々奮闘する姿が見られて嬉しいWW
サリオンが撃たれたコトに怒るフリウに萌えましたWW 引退した元黒衣の爺ちゃん婆ちゃんもナイス!!
本編では不気味な怪物のように感じた黒衣も、やっぱり中身は人間だったんだよね・・・と、改めて実感。

◆どうかどうかフリウと周りの人達が、これからも一緒に居られますように!そして、それぞれ幸せになれますように。
BOX刊行時、「エンハウいらんから安くして」なんて思ってごめんなさいー!!(当時はエンハウ未読でした;)
今は書き下ろし後日談が読めて、すごくすごく嬉しいです!! 椎名先生の絵はやっぱりキレイだな。画集欲しいな!!

2011/11/20 ちよこ





































↑【感想/雑記】メニューへ
↑top
------------------------------------------------------------

【我が夢に沈め楽園 感想】



えー、はぐれ旅の感想です。なぜイキナリ「楽園」からなのかと言うと、西部編を読んでいる
時は、感想をアップするという発想が無かったからです;うわー。
少し前から、一人キャンペーンで最初からオーフェンを再読していたのですが・・・もう西部編を
読んでから時間が経ってしまったので、今さら感想を書くのは難しい。
という訳で東部編から行きます!西部編の感想は、そのうちまた再読したら書くかもしれません;;
スミマセン。

改めまして。「楽園」は、シリーズの中でもかなり好きなお話です。
上巻が出た当時は、「背約者」ラストのシリアスから一転、モロに日常バナシになったので、
ギャップに戸惑ったものですが・・・。以下、箇条書きで色々と。

◆折り返しのあおり文句?が「鉄拳制裁ファンタジー」で笑いました。

◆「お助け少女プリティークリちゃん」「プラズマダイナミックギガバーン」「帰れ神様」など、
印象的な素敵ワードが頻発する巻ですね!(笑)帰れ神様は、やっぱり名言!!

◆挿絵のレキがいちいち可愛いW この頃のレキは、いかにも赤ちゃんって感じでキュートですWW

◆「年上の女の人に、妙な思い入れがあるんだろーなって思ってたけど」・・・
クリーオウにまで、シスコン認識されてるぞオーフェン!

◆あとはなんといっても、ロナンとゴドル!! 読み返しても、二人の小悪党っぷりがおかしくて
堪りません。 憎めない二人・・・なのに、あんなコトになるなんて; 先生ったら意地悪!

◆他にも、珍しい「オーフェン&ドーチン」コンビとか、レアな激昂ドーチンとか、コンラッドさんとか。
ボルカン抜きだと、マトモな会話になるんですねえ。はっきり言って、ボルカンが居ない方がドーチンは
幸せだと思うんですが・・・本気で兄貴を心配して、イイ子だなあ。
コンラッドさんはただの変人親父かと思いきや、意外と面白くて活躍するし。予想外に良い味出してましたWW

◆再読して思ったんですが・・・鍋と鍋の蓋は別物で、耳かきのほじるトコロと綿のトコロは、
一つのものじゃないかしら・・・?(笑)

◆エリスも結構好きです。あのあと彼女は、どこでどんな人生を送ったのかなあ・・・。

◆色々な方が仰ってますが、東部編のテーマ「絶望」が早くもシッカリ出ている今作。
「愛する息子が死んでいた大フィーン」「母親のクローンだったエリス」「あの人を待つことに
疲れていたシーナ」などなど・・・それぞれ、「知りたくなかった事実」と対面せざると得なかった人達。
特にシーナは、多分「こんなことをしても無駄だ」ってどこかで気付きながら、それを受け入れられる
訳もない。何十年も「あの人」の帰りを待って、自分の生活は皆その為で、他人を何人も生贄にして。
そしてフィーンの息子も、水槽の中で20年も・・・しかもその状態を、自分で止めることが出来ない。
度々挿入される、彼の独白が切ないです・・・「もう、いいよ」って言いたくても、伝える方法が無い。
そのこう着状態を壊したのがオーフェンで、壊すことを望んだのがエリスの意志、ってことですかね。

下巻を読み終わってから改めてタイトルの意味を考えると、なんとも切なくなったり。
シーナのような、ひたすら一人を思い続ける気持ちには、凄く惹かれます。その為に彼女がした
コトは、勿論許されないんですが・・・。

◆マジクがさりげなく成長していて、ちょっとジーン。敵の動きにしっかり対応したりとか。

◆「空に向かって落ち続ける」刑罰って、改めて考えると怖すぎる。

◆この巻から、襟足の髪が伸びたオーフェン。個人的に、襟足長い方がカッコイイと思う(笑)。

◆ところで、こんなところでナンですが・・・最近、夢によく四十路オーフェンが出てきます。
詳しい内容はよく覚えていないのですが、先日見た夢では両手で顔を覆って、「俺のせいで
娘を不幸にしてしまった・・・」と項垂れていました。一体、何があったというの・・・;夢ですが、凄い気になる!!

2011/11/7 ちよこ





































↑【感想/雑記】メニューへ
↑top
------------------------------------------------------------

【我が運命導け魔剣 感想】



◆まずは表紙。「同質で正逆」な四人が勢ぞろいです。表紙の彼を見て、コルゴンだと思った人は
何人位居るのかなあ。

◆何と言っても、コルゴン(エド)とロッテーシャが初登場の巻!
ファンが長年待ち続けたコルゴン・・・が、あんな悪人登場だとは;何か用かい?お譲ちゃん。
個人的に、コミクロンみたいな面白変人タイプ(失礼)を想像していました。

◆そしてライアン&ヘルパートも初登場。この二人もけっこう好きです。

◆ボルカンとライアンの凸凹師弟コンビが面白すぎるWW「ぬるま湯ハッピーライフ」!!

◆最強の殺し屋なのに、財布に家族の写真が入っているヘルパートさんWW その写真見たい!
人型で写ってるの?それとも熊姿?

◆マジクのひ弱さ加減に和むW 彼が二十年後、騎士団トップの戦士になるなんて・・・!感慨深いですWW

◆一瞬で何人も惨殺するヘルパート怖っ!! そして目の前で人を殺されると、やっぱりキレるオーフェン。
被害者が見知らぬ他人でも、やっぱり殺人は鬼門なんですね・・・。

◆この頃から既に、群れの仲間とクリーオウの間で板挟みなレキ・・・。一見可愛いワンちゃんなのに、
見事な戦い振り!!さすが戦士の一族。

◆クリーオウと対峙している時の、真面目モードなライアンが好きです。普段のヘラヘラした姿との
ギャップが堪らん。

◆クリーオウはレキに、「敵を殺す戦士」じゃなくて、「ただのレキ」で居て欲しかったんだろうなあ・・・。

◆この時のクリーオウはまだ、俗に言う「挫折を知らない」状態。
死ぬほど頑張れば、賢い選択をすれば、理想を実現出来る!って信じている彼女が、ヘルパートには堪らなく
妬ましかったのかなあ・・・。この後のライアンの、彼女に対する執着(絶望を教えたい)を思うと。
そしてオーフェンは逆。彼女にはいつまでも、絶望なんか知らないままで居て欲しかったんだろうなあ。

◆マジクがエドを見て「お師様と似てる」と思うのが、堪らなくイイですねえ。二人の関係を、遠まわしに
示唆するカンジがW やっぱり、同じ師に学んだ仲間なんだなあ。

◆魔術士なのに、一度も魔術を使わないのはエドならでは。それにしても、ここからロッテーシャの復讐
ライフが始まってしまうのですね・・・;

◆ドッペル・イクス編の始まりらしい、「次回に続く!」な終わり方。早くオーフェンとコルゴンが対峙する
ところが見たい!と思ったのは私だけではないハズ(笑)。

2011/11/9 ちよこ

↑【感想/雑記】メニューへ
↑top
------------------------------------------------------------

【我が心求めよ悪魔 感想】



ドッペル・イクス編中盤の「悪魔」です。表紙を見て、思わずニコニコ。この二人が将来、父さん母さんと
呼び合うようになるなんて・・・W ロッテの表紙登場率も、意外と高いですね。この巻は後ろ姿ですけど。

◆なんと言っても、ジャック・フリズビーが初登場!!そしてウィノナも。二人とも結構好きです。

◆口絵はロッテの、びっくり全裸アタック(笑)。初めて見た時「オーフェンで美少女の全裸・・・!?」と
驚愕した思い出。ロッテのスレンダー具合がとても好みです。微乳もイイよね(真顔)。

◆ますます冴えわたる、草河先生の筆W 西部編の絵も勿論ですが、東部編のシャープな絵が堪らなく好きですWW

◆オーフェン、マリアベルさんの名前を忘れてる!お見合いしたのにヒドイ!!(苦笑)

◆宿の異変にいち早く気付いたマジク。さりげなく成長が伺えますねえW

◆ロッテの全裸奇襲の後でも、なんだかんだ言って彼女を突き放さないオーフェンは・・・けっこう優しいな。

◆瀕死のライアンを見た時の、ドーチンの常識的な反応と、すっとぼけたボルカンの反応の違いが凄すぎるWW

◆都市攻略用広域殲滅必殺技『ひとめぼれ』!抽象的な技!!印象的すぎる(笑)

◆武器も魔術も過信しないエド。彼が頼るのは、あくまで自分自身なんだな・・・すっごく彼らしい。

◆ヘルパートを前に、動揺せず応戦するエドは流石。そしてやっぱり「師匠の形見の剣」に固執するあたり、
妙に人間臭いんだよな彼・・・。ああもう、あれだけ酷いことしてるのに!バカ!!好きだ!!

◆エドの「我は放つ光の白刃」キターー!!あああオーフェンと同じ呪文!!同窓生たまらん!!!

◆エドがフルネームを教えた残り二人は、恐らくハーティア、コミクロンであろうと推測(笑)。

◆まだ中盤なので、エドとオーフェンの再会はおあずけ。なにもかもが、思いっきり「次回に続く」状態。

◆ラスト挿絵のティッシがきれい。ここでまさかのコンラッドさんの娘婿(予定)が登場とは・・・!

◆「焦げ目をつけたバタートーストで、黄身を潰した目玉焼きをサンド」・・・すっごく美味しそう!!(笑)
まちがいなく目玉焼きは半熟ですな。そういえば「獣」に出てきたオートミールを食べてみたくて、スーパーで
買ったことがありました。私の調理方法が悪かったのか、えらいマズかった・・・ので、残りはクッキーに
したっけか・・・(遠い目)。クッキーに入れたら普通に美味しかったよ!

2011/11/11 ちよこ





































↑【感想/雑記】メニューへ
↑top
------------------------------------------------------------

【我が絶望つつめ緑 感想】



さーやってきました「緑」!シリーズ屈指の好きな巻です。大きな転換機でもあります。

◆まずは口絵。見開きエドがカッコイイWWファン延涎の一枚ですね。

◆多分唯一の、ライアンのカラー絵。ライアンもけっこう好きです。

◆気の毒なマジク少年。完璧な魔術を放っても通用しない相手・・・「魔術」は役に立たないじゃないか!ていう
迷いの始まり。うん、相手が悪かったよね・・・。マジクは凄い勢いで成長しているのに、お師様はあんまり褒めて
くれないし、周りが凄い人ばっかりだし(敵も味方も)育ちかけた自信が、いつもボキボキ折られる・・・気の毒!!

◆ヘルパートVSオーフェンのラストバトル。ここのオーフェンかっこいい!!ネイムの時とは違い、自分の意志で
敵を殺したオーフェン・・・引き換えにどんな重傷を負うとしても、殺そうと思った相手を確実に殺す。
西部編の「俺に殺せないものは無いんだ!」は、紛れもない事実だった訳ですよね。
フッ切れたオーフェンのカッコ良さは、シリーズ屈指。「俺の守りたいものは、俺の力でしか守れない!」
大義とかクソ喰らえで、仲間や家族を守る為に全力で戦う・・・すごくオーフェンらしいなあ、と。クリーオウやマジクが
いる「いつも通り」を取り戻すことが、彼にとっての最優先なんですね。

◆エド+地人兄弟が、これほどハマるなんてW 「弱点多すぎだ貴様!」「申し訳ない」のやり取りがWW

◆ティッシの膝の上に転移するエドW シュール過ぎる光景。

◆兄弟弟子の再会キター!!エドの唇傷は、この五年でついたものらしい・・・一体誰が、どんな状況でつけたのか。
どこまでもスッとぼけた兄弟子コルゴン、面白すぎるWW ところで彼、変わり果てたキリランシェロの姿を見て、
何か思わなかったんでしょうか。こう、「変わったな、キリランシェロ・・・」的な(笑)。

◆エドの「俺の家族」発言にジーン・・・チャイルドマン教室メンバー同士の絆が、大好きです。
エド、家族には妙に甘いよな・・・でも、そこが好き!!

◆オーフェン、バンダナとグローブが無い方が、シンプルでカッコイイような・・・。(ぼそり)

◆「殺せたはずなのに」またロッテを殺さなかったエド。刊行当時、やっぱり殺したくないんだろうなー、とは思っていました。
一体彼はこの時、ロッテに対してどんな風に思っていたんだろうか。当時は、巻き込みたくないからわざと突き放しているの
かな?と思ったのですが・・・(身内だとバレると、敵に人質等にされる等)。未だに謎過ぎる、エドの胸中。
どちらにしても、なんらかの形でロッテを「特別」だと思っているのは確かなのに・・・それを当のロッテは知らないという皮肉。
24年後に心の中で「愛した女」なんて言うなら、なんで本人にそれを言ってやらなかったのー!!(泣)

◆だんだんと病みつつあるロッテ・・・でも17歳の女の子がこんな目にあって、病まない方がおかしい。何もかも思い通りにならず、
状況も何も分からない。エドを憎まずにはいられない彼女の気持ちは、「可愛さ余って憎さ百倍」なんだろうなー。
憎しみの強さは、悲しみの裏返しなのでしょうね。

◆重要人物、ダミアン登場! 「クリーオウは好き勝手やって/本人だけケロッとしてるのが一番いいんだ」と言い切るオーフェン
さん・・・あれだけ酷い目に遭わされてるのに、マゾですね(笑)。彼にとって大事なのは、「いつも通り」な仲間との生活。
例えリスクがあっても、必ず取り戻す!という、自分への宣言でもあったのでしょう。

◆成体レキIN中身はクリーオウ。挿絵の突進レキが可愛いWW オーフェンの決意を聞いて「うれしかったよう」と泣く
クリーオウも可愛い・・・この辺のやり取り、なんとなく『お兄ちゃんと妹』ぽくてイイなあW

◆激昂して、「貴様あああっ!」とナイフを突き出すオーフェンのカッコ良さは異常。

◆ライアンを助けようと「鎧」を破壊したのに、結果的に死んでしまったライアン。
何度死んでも強制的に蘇らされ、聖域の為に働かなければいけない。自分の生き方も死に際も、自分で決められない彼の
人生は過酷過ぎます・・・。

◆ライアンVSクリーオウの戦いって、極端に言うと「互いの信念のぶつかり合い」でもあった訳で。
絶望の塊であるライアンと、「頑張ればどんな状況も変えられる!」というクリーオウ。戦いはクリーオウが勝ったけど、
ライアンを救うことは出来ず、相手の信念を変えることも出来なかった。「試合に勝って勝負に負けた」みたいなモノですか・・・。
間接的とは言え、人一人を死なせてしまったクリーオウが変わらずにいられる訳がない。
最後のシーンの台詞は、同じ体験をしたオーフェンだからこそ、言えた言葉でしょう。

◆私、この巻のあとがきが妙に好きです。カマキリ握って虫パンチ!あと次郎拳!!(笑)

2011/11/17 ちよこ





































↑【感想/雑記】メニューへ
↑top
------------------------------------------------------------

【我が戦場に来たれ来訪者 感想】



◆シリーズ中、もっとも過酷な巻を前に、最後の息抜きっぽいお話。ギャグパートが多くて楽しいですW

◆クリとロッテの稽古。素っ頓狂な技名を一緒に考えてあげるオーフェンが良い。
彼、意外と付き合いイイですよね。「ハンサムとか、突拍子も無い単語入れてみたらどうだ?」
「銀河とかもイイわよね!」みたいな(笑)。
この時のオークリの会話を想像すると、微笑ましいですW オーフェン、妹に甘いお兄ちゃんっぽいなー。

◆相変わらず魔術不信?なマジク少年。この巻でもロクな目にあってませんね・・・負けないで!

◆最強生物なのに、蟻の行列に興味津々なレキが可愛い!!

◆嬉しいティッシの再登場!反射的に逃げようとするオーフェンが・・・長年の習慣ですね(笑)。

◆はんぎゃらうーばーすてらっち、は印象的過ぎるフレーズ。テンポのいい会話は、秋田先生ならではW

◆銀月姫と地人の兵隊達は、骨格から違うように思うのですが・・・(笑)
他の地人女性は、どんなルックスなのかしら。やっぱり女装ボルカン?見たいような、見たくないような。

◆十三使徒の三人、面白すぎるW ウィンクするシーク師、お茶目さん。

◆面変わりし過ぎて、昔の知り合いに気付いて貰えないオーフェンがおかしいやら、切ないやら・・・。

◆大好きな「キリランシェロ君」と再会して、乙女全開なイールギットが可愛い。変わり果ててもイイのね。
彼を挟んだティッシとイールギットの、女の戦いが面白過ぎます。

◆ちょ、牧場の女の子と恋に落ちたこと、お姉ちゃんに知られてるよオーフェン!なんとなく恥ずかしいね・・・。

◆「あれは楽しい思い出だったと思うの」「十四針が?」の掛け合いは秀逸W 姉と、そのライバルに挟まれて
少年時代モードなオーフェンが可愛い。気苦労絶えないね・・・。それにしても彼は、今も昔もニブチンですね。
絶対イールギットに好かれてるコト、気付いてないよね・・・。

◆イールギット、結構好きです。オーフェンをめぐる女の戦いを、もっと見たかったなあ・・・(涙)。
弟に好意むき出しの女と、弟をガードしようとする姉(美人)。ラブコメっぽい設定(笑)

◆あれ?終盤、ロッテが「コルゴン」て呼んでいるのはなぜ?計算あってのコトなのか、先生の打ち間違えなのか・・・。

◆さー。とうとう次は、シリーズ一の悲惨なパートに突入ですよ・・・!!

2011/11/20 ちよこ





































↑【感想/雑記】メニューへ
↑top
------------------------------------------------------------

【我が庭に響け銃声 感想】



はぐれ旅一部〜二部間で、恐らく最も悲惨な内容の巻です。が・・・まずは表紙絵について。
実は、私が一番好きな表紙のひとつでもあります。同率一位の好きな表紙絵は、この「銃声」と「虚像」、「扉」(上)だったり。
要は私、≪塔≫支給の黒戦闘服を着たオーフェンが異常に好きみたいでWW 「銃声」表紙のオーフェン、銃を点検?する様が
メチャクチャかっこいい〜!! ティッシは色っぽいし、イールギットは・・・本編で悲惨な目に遭ってる分、せめて表紙に出られて
良かったよね・・・?多分・・・。

◆この巻は、私にとってはとにかく、イールギットの印象が強いです。けっこう好きなので、彼女が死んでしまって悲しい;
恐らく訳が分からないまま、思いもよらない場所で、思いもよらない形で殺されてしまったんですよね。
しかも相当ボロボロになって; そんな悲惨な最後を迎えたイールギットですが、「大好きなキリランシェロ君」の腕の中で
息を引き取れたことは、せめてもの救いだったのでは・・・。
オーフェンはニブチンなので、最後まで彼女の気持ちには気付いてなかったと思いますが・・・それでも昔からの知り合いとして、
イールギットを大事に思っていたようですし。多分「姉のライバル」みたいな認識だったんでしょうね。
彼女の最後を看取り、彼女の死に胸を痛めるオーフェンを見ると、「イールギット、良かったねえ・・・」と言ってあげたくなります。

◆ロッテの「暑苦し大賞?」は名言。

◆十三使徒の二人もアババなことに・・・; ユル軽いキャラに反して、意外と実力派だったカコルキストは首を斬られ、シーク師も
真っ二つに・・・!!うわあああ; ジャックが相手では、無理もないですけれど。

◆ティッシも重傷を負いつつ、敵を二人殺してしまうし・・・。本当に、平穏がどんどん壊されていくのが怖い。
そして一晩に何十人も殺してのける、ジャック凄すぎる。ギャグパートも殆どなく、悲惨な場面が続きます・・・。

◆挿絵で、髭無し壮年男のはずのダミアンが老人に描かれているのは、草河先生の意図なのか、それとも間違いなのか・・・。

◆そしてアザリーの名前が!!存在を匂わせていたものの、ここでようやく名前が出ましたね。

◆第二部最強最後の敵、ジャック・フリズビーとオーフェンの初顔合わせ。最高にカッコイイ台詞の後、惨敗なオーフェンは衝撃でした。
初戦はジャックの圧勝。しかし、ダミアンがいなければオーフェンもウィノナも、ここで死んでいたでしょうね;
何かと嫌な奴ですが、この時はダミアンが居てくれてよかった〜!!

◆誘拐されて聖域へゴー!なエドも、何やら動き出しそうなところで次巻へ。陰鬱な展開の本編と、あとがきのギャップが凄いWW
しかし、これが執筆されたのはもう10年も前のことなのですね・・・ふへええ(ため息)。

2011/11/29 ちよこ





































↑【感想/雑記】メニューへ
↑top
------------------------------------------------------------

【我が館にさまよえ虚像 感想】



さて、「原大陸」の興奮冷めやらぬまま、東部編感想に戻ります。以前書いた通り、この巻も一番好きな表紙絵のひとつW
戦闘服姿のオーフェンがカッコイイ〜WW ロッテとクリの表情が、本編の不穏な展開を表しているような・・・。

◆冒頭の、イールギットの死を悼むオーフェンが堪りません。彼女が死んで、精一杯悼もうとしているオーフェンの姿が
泣ける・・・。やはり昔馴染みとして、彼女を大切に思っているのですね。例え恋愛感情じゃなくても、想い人にこんなに大事に思って
貰えるイールギットは、けっこう幸せ者なのかも?自分の部屋の下に墓標を作るとか・・・泣ける。

◆コーンスープに浸したパンがとっても美味しそうWW 読んでいるとお腹が空きます。しかし戦闘するのに、もっとたんぱく質とか
摂った方が良いのでは・・・?

◆「黒装束に黒髪」とか、暗躍する人物がティッシかエドか、分からないのに焦らされますね。

◆らしくない落ち込みクリーオウと、卒業したマジク。あと今までが嘘のように、生徒を褒めるお師様・・・もっと早く褒めてあげて下さい;
この時オーフェンがマジクに語った言葉の意味、マジクが理解出来たのはいつだったんだろう。トトカンタの戦乱の時でしょうか。
少なくとも20年後のマジクは、骨身に染みて理解しているんだろうなあ。

◆終盤、ようやく元気が出てきたクリーオウにホッとしました。ロッテとクリの仲良し具合にほっこり。

◆ウィノナがお亡くなりに・・・割と好きだったので、悲しい; でも領主が消えたら、どっちにしてもウィノナも生きてはいられなかった
かも・・・?

◆地人兄弟グッジョブW 夜目が利くはず、で突進とか凄すぎるよボルカン!

◆エドのロッテに対する、「逆らうなら殺す。どうせすぐ生き返る」は酷過ぎると思う。事実を言っただけかもしれないけど、
あんまりにあんまり。「愛した女」という言葉を疑いたくなるくらい、この辺りのロッテへの扱いは酷いよなー、エド。
それにしても今読み返すと、所々でロッテの「周囲を無意識に支配」「未来を予測」っぽい描写がありますね。
初見の時は全然気づきませんでしたが;

◆エドの認識は「結婚=どちらかが、もう一人を支配」っぽい・・・。いや、まるっきり間違いとは言えないけど・・・。
流石エド!このズレっぷり凄まじい。エドはこの時、ロッテをどう思っていたんだろう・・・。

◆揺らがず動じず、ダミアンを確実に追い詰めていくオーフェンがカッコイイ!! この時彼は、ハッキリとチャイルドマン先生を
超えたのでしょうね〜・・・感慨深いわあ。「先生を超人にしていたのは俺達」という気付きがね・・・深いよね。

◆とうとう退場したダミアン、反対に表舞台に出てきたアザリーお姉さま。最終巻を前に、ボルテージが上がります。

2011/12/1 ちよこ





































↑【感想/雑記】メニューへ
↑top
------------------------------------------------------------

【我が聖域に開け扉 感想】



さーてとうとう第二部最終巻、「扉」の感想です!!無駄に長いです。
(上)の表紙絵も、一番好きな表紙の一つ。戦闘服姿のオーフェンが以下略。アザリー姉さんの存在も感慨深い・・・。
あ、やっぱり(下)の表紙も好きかも。三人の穏やかな表情が印象的で・・・やっぱり、この三人が基本のメンバー、という感じでW

◆名前だけは初期から出てきた、王都の魔人プルートーが初登場!!そしてマリア先生再登場ー!!
二人とも大好きです。

◆「お前ら完全体か」と「ラメ入り紫パテ」。バターを包みごと食べるボルカンが凄すぎる!(笑)

◆クリーオウとマジクの、作業着服姿がかなり好きです。このダボダボ具合&袖捲りが、堪らなく可愛いWW

◆それにしても、戦闘服姿のオーフェンのカッコよさよ・・・もうずっとコレ着てればイイじゃない!!

◆久々のハーティア君登場。「薄情な」彼が、先生やコミクロンを死なせたアザリーを許せず激怒する姿が、なんとも
切ない。教室メンバーの絆の強さが大好きです。

◆相変わらず俺節全開なコルゴン。しかしハーティア君の言う通り、ロッテのことが好きだから結婚したのは間違いない。
皮肉なのは肝心の「元妻」自身はそれが分からず、「家族」のハーティア君があっさり指摘していること。まったく、一言そう言ってあげれば、
あれほどロッテに恨まれなかったろうに・・・コルゴンたら・・・。

◆戦闘の中で磨かれ、精度を増していくオーフェンの魔術がカッコイイ。彼はとうとう、先生を超える魔術士になったのですね。

◆クリーオウの為に、群れの仲間と決別するレキに胸熱。二人の絆強すぎる。今までと逆に、レキにしがみつくクリーオウが可愛いです。

◆「ちょっと聞いてよ大怪獣♪」は、やっぱりハ○太郎のリズムで歌うべきでしょうか(笑)。

◆レッドドラゴンと戦闘するオーフェンが、もうもうカッコよさ最高潮ですね!!どんどん研ぎ澄まされ、鋭くなっていくオーフェンの
感覚・技が堪らないです。レッドドラゴンに対抗出来るとか、もう人類超えてるレベルですよこの人・・・。見えない攻撃を短剣で受け止める
瞬間とか、クリーオウを抱えたまま受け身とか、本当に堪らない。シャープな戦闘描写にゾクゾク。

◆プルートーVSオーフェンのシーンもかなり好き。王との魔人と渡り合うオーフェン。マリア先生とのやり取りも、かなり好きです。
幾つになっても、マリア先生にとって彼は「生徒のキリランシェロ君」なのですね。「超人たちの憂鬱」を思い出して、感慨深いシーンです。

◆初登場のイザベラ、いい女!デザインも好きです。あの前髪とか。今読むと、飄々としたところとかイシリーンに似てるかも・・・。

◆プルートーはコワモテだけど、意外と話の分かる人でした。部下や自分の役割に対して、真剣に向き合っているのですね。
本当に、カリスマリーダーとはこういう人なのだろうなーと思わされます。強くて頼もしい人。

◆ハーティア君とエドの会話が面白すぎるWW 空気椅子のくだりとか、エドの面白さ全開ですよね!この天然ちゃんめ!

------------------------------------------------------------

◆そして怒涛の下巻へ。口絵のオーフェン単体、アザリーとの別れ、そしてクリーオウに叫ぶオーフェン・・・どれも好きです。

◆ロッテと談笑するハーティアに驚愕、ソワソワするエドが可愛いWW ヤキモチ焼いてるのかしら・・・本人は絶対認めないでしょうけど。
「人造人間でも、美人だからイイじゃないか」と即答なハーティアが凄く好きですWW ある意味、いつもブレない人ですよねー彼。

◆レインボー的な飛び方するボルカンがナイス!「あの空の下で再会し殺せたはずだったのに・・・」とか、オーフェンとのやりとりが好きですW
超絶シリアスな展開の中、地人兄弟は貴重な息抜き要員ですねーW地人兄弟に借金返さなくてイイぞ、なんて言う日がくるとは・・・
「世界が滅んでも有り得ないと思ってました!」「実際滅びかけてるけどな」は、笑えない皮肉ですな。

◆オーフェンVSジャック・フリズビーの最後の戦い。第二部までの全バトル中、一番好きな戦いです。魔術士なのに、決戦が魔術無しというのが
「オーフェン」世界らしくて良いなーと。とうとう全力を出すジャック、そして語られる「悪霊」の正体・・・。
そしてジャックをして「かわせる者など居ない」と言わせた、オーフェンの本能の一撃。燃え過ぎるバトル・・・!!
沢山の人を殺してきたジャックですが、不思議と嫌いでは無いです。間違いなく、第二部最強最後の敵でしたね。

そして、長い間殺人を忌避してきたオーフェンが、はっきり「他に手がないなら、殺す」決意を固めたシーンでもあり。ううむ・・・。

◆マジクとイザベラのやり取りが良いです。半人前でも、「出来ることをしないと」と言えるようになったマジク・・・実力はまだまだ、でも内面は
本当に成長しましたね。最後の「役に立つなら、いくらでも寒いことしますよ」っていう台詞とか。君は充分カッコイイよ、マジク!!
初期の、外側のカッコ良さばかり求めてたお気楽な少年が、敵わないもの、自分に足りないものについて悩んで悩んで、考えて考えて、ここまで
変わったんだなーと思うと本当に・・・。挫折を経て、「半人前な自分」を受け入れて、そこから抜け出そうと一歩ずつ進んでいるんだなあ・・・。
第二部までは常に「半人前」だったマジクが、これからトトカンタ防衛戦を経て、超一流の戦士になっていくのかと思うと感慨深いです。
その過程で、失ったであろう沢山のモノについて考えると切ないですが・・・。

◆とうとうティッシ、そしてアザリーと再会したオーフェン。アザリーの目が笑っていないこと、そして「もう二度と笑うことはないかも」と思う
オーフェンが切ないです。アザリーは、先生への償いを果たすまでは、他のことは考えられないのでしょうね。

◆クリーオウと、彼女を止めようとするオーフェンの場面。クリーオウが言った「私がオーフェン撃てるわけないしね」や、オーフェンが言った
「俺を撃つと言ったところで、お前を殺しはしないぞ」の言葉の数々から、二人の絆の強さを感じます。個人的に、この時二人に恋愛感情は
無かった、と思っているのですが・・・その辺は、読む人によって解釈が分かれそうですね。
何より、オーさんの「言えば俺が何とかする。女神だって殺してやる」はインパクト凄すぎる・・・なにこれ!!何これ凄い!!なんかもう言葉に
出来ないけど凄いよ!!(絶叫)

マジクの「お前が好きだあああっ!」には、一瞬「まさかのマジ→クリ!?」とドッキリしましたが・・・(笑)。でも、カッコ悪くても出来ることを
やる!と決意したマジクはカッコイイです。最後の最後で大活躍。本人半泣きでしたけど(笑)。

◆ロッテの見事な復讐に拍手!!これ以上無い場面で痛恨の一撃を食らわせ、更に勝ち逃げ・・・!! エドにとっては、勝ち逃げされるのは何より
辛いはず。なにせ、「自分だけの満足」「勝利」に命をかける男ですもの。それにしても最後の言葉といい、頭を打ち抜けたのにしなかったコトと
いい、ロッテは最後の最後でエドを許していたのですね。恨みよりも、幸せだった頃の気持ちが勝ったのかな・・・。斬ったり撃ったり、本当に
バイオレンスな元夫婦でした。そして「終端」や第四部のエドが、しっかりロッテを想っているのが嬉しいです。この二人は一緒に居ると殺伐と
するのに、離れるとお互いデレているような・・・不思議な二人ですよね。でも、確かに互いに「情」はあるのだろうな。

しかし何度読んでも、「お前はそれでは駄目なのか!(BYエド)」に「駄目に決まってんだろー!」と突っ込まずにいられない。
本当、彼の感覚はズレている・・・。彼にとっての他人は、自分にとって「必要」か「不要」かだったのでしょうか。少なくとも、この頃のエドは。

◆領主もロッテも、そしてアザリーも消滅してしまいました・・・うう。悲しい。でもアザリー自身は、やるべきことをやり切った結果なのだから、後悔は
していないと思います。文字通り命をかけて、先生の遺志を継いだのですから。もし「あの世」があるなら、そこで先生に詫びているのだろうなあ。
先生自身は気にしてなさそうですけど・・・あと、思いっきりとばっちりで死んだコミクロンにも謝らないと!!(汗)

アザリーがオーフェンに言った「戦ってみせるから、私を見ていて」の言葉が印象深いです。思えば「はぐれ旅」はアザリーとオーフェンから始まり、
そして同じ二人で終わったのですね。「獣」ではオーフェンのアザリーへの気持ちは、やや初恋チックに書かれていましたが・・・全20巻を読み終わって、
二人は紛れもなく「家族」だったのだな、と再確認しました。彼女の最後を見届けるのがオーフェンというのは、必然だった気がします。

◆姉に託された力を使って、決断を下すオーフェン。この決断が元で大陸を追われ、魔王と呼ばれるようになるのだと思うと辛いですが・・・それでもこれは、
彼がしなければいけない選択だったのだと思います。そしてこの選択は、彼以外の誰にも出来なかったでしょうね。

◆ラストの、病院でのオーフェンとクリーオウの会話。「私が扉を開けさえすれば、そこに(レキが)居たんだ」は印象深い台詞です。きっとこの先の、
彼女の生き方を決めた場面なんだろうな。以前とまったく同じではなくても、クリーオウのもとに帰って来たレキに涙。帰りたかったんだなあ・・・。
そしてマジクの「難しく考えない方がいいんだ」も、彼が全二十巻の旅で得た答えに思えて印象深いです。成長したんだ・・・。

最後、太陽を指差して「一番遠くに向かって歩いてみるか」と言っていたオーフェンさんが、まさか指名手配で賞金首で、王権反逆罪だなんて・・・!
当時は思ってもみませんでしたよ、秋田先生!!(泣笑)こんなに爽やかなのに!!

「扉」読了時は、【この後オーフェンは一人旅へ→どこかの女性となんとなく恋に落ちる→開拓地へ】みたいな未来を想像していました。
とととと・・・とんでもねえ!!なんてノンキなのかしら、当時の私・・・!!(笑)開拓地も、キエサルヒマのどこかだと思っていたし;

ともあれ、長々と書いてしまいました。ここまでお付き合い頂き、ありがとうございましたW

2011/12/16 ちよこ





































↑【感想/雑記】メニューへ
↑top
------------------------------------------------------------

※2011/10/15のブログから抜粋しました。一部修正済み。


【オーフェン小冊子02 感想】



こんばんはー。唐突にちょっと浮上。
一度は入手を諦めた、オーフェン小冊子02を
某様のご厚意で譲って頂くことが出来ました・・・!!
(リセ様、本当にありがとうございました!!)

で、読んだ訳ですよ。そしたらもう、もう・・・

あー色々滾った!!

ということで、ちょっと叫ばずにいられないコトに・・・
オーフェンご存じない方はナンジャコリャーな内容
なので、スルーして下さい。
ご覧下さる場合はネタバレしか無いので、どうぞご注意を。

校長オーフェン、かっこいいかっこいい!!







------------------------------------------------------------

◆まずは、噂には聞いていた魔王夫妻のラブラブっぷり・・・
うわあああ(赤面)。
キミタチ、毎朝そんな感じにじゃれ合ってるのかい!?
ハタチの子供がいるのに・・・けしからんもっとやれ!!

◆愛妻家好きな私ですが、まさかオーフェンまで愛妻家の
仲間入りをするとは・・・(笑)。

◆規則正しく起床し、超多忙な毎日を送るオーフェン。無謀編時代は、毎日
昼まで寝るニート魔術士だったのに・・・感慨深いですねえ。

◆娘達と校長のやり取りが可愛い。ていうか、次女可愛いW
父さんの前だと、ちょっと幼い喋りになるエッジたんに萌える。
娘と毎朝ジョギングとか、魔王一家ったらー!!(狂喜)

◆結婚記念日に指輪とか、娘達に貰った寝巻着を大事に
してるとか・・・オーフェン、すっかり良いお父さんになったなあ。

◆とかシミジミしてたら、怒ると相変わらずのガラの悪さで
なんだか安心しました(笑)
「ああ!?てめえの顔に刻んでやろうか!!」的な脅し文句、

すっごく893っぽい(汗)!!

校長先生のお言葉とは思えません(笑)。

◆煩わしいことばかりの校長ライフ・・・本気でオーフェンが可哀想で、
切なくなったヨ・・・。この24年間、毎日毎日、色んなモノと戦い続けた
毎日だったんだなあ。目に見えるモノとも、見えないモノとも。

◆四十路オーフェンには、若い頃は無かった色気と哀愁が漂っていますよねWW
苦労しっぱなしの20年だからかなあ・・・(悲)。 
昔は「中肉中背」と言われてましたが、今は明らかにヤセ型になったような。

◆素の彼じゃなく、一人歩きした「恐ろしい魔王」のイメージで
見られてるオーフェン。些細な言動も周りが勝手に深読みして
くれるので、もう苦笑するしかないっていうか・・・な・・・

◆秘書が長続きしないって、なんでかしら?魔王が怖いから?
ケシオンくん、カムバーック!!

◆チャイルドマン先生の口調をマネする校長WW
案外先生も、当時こんな気持ちだったのか・・・。

◆「魔術士VS非魔術士」の溝が深刻で頭抱えたくなった。
両者の間に立って苦慮する校長、こりゃ辛いわ・・・。
魔術士で魔王のオーフェンがトップに居るから、なんとか
危ういバランスが取れてるんでしょうねえ・・・。

◆ひさびさのハッタリアクション!!
やっぱりオーフェンは暗殺術で戦う時がカッコイイWW

◆ちょっと間抜けなヴァンパイアが可愛かった。
ロナンとゴドル思い出す(笑)。

◆オーフェン、エドと肩を並べるマジクに感動。
この二人と互角の戦士になったのかー・・・
「はぐれ旅」時代のマジクに見せてあげたいWW

◆同じ呪文を使う三人が揃った!!やべえ燃える!!

◆開拓初期から「家族の元に帰るんだ」と思って戦いに
赴いてたんだろうなあー・・・数少ないけど強力な理解者達は、本当に宝物!!

◆心配して、こっそり助っ人を送ってくれるコギー、G☆J!!
昔馴染みってありがたいねえ・・・!!

◆えええ、私、オーフェンの校長ローブ姿がすごく好き
なんですが!! これからどうなさるおつもりですか、魔王様!!(汗)

◆もし最終章でオーフェンが死んだら、立ち直れない・・・(無いと思うけど!!)

◆とりあえず、家庭は校長の大切な憩いの場だって
よーく分かった。女神との戦いで、お家が壊れないとイイナ!!(汗)

◆ロクデモナイ「無謀編」時代も、今となっては懐かしいだろうなー・・・。
貧乏でも荒んでてもお腹が空いてても、「誰にも注目されない」「どこへ行くのも自由」だった
時代は、今では遠すぎる。大きな重圧も責任も負わずにいられたのは、実は凄い贅沢だったんだなあ・・・。

◆「楽しい楽しい!!」よりも「なにこれ切ない」がちょっと勝った読後の気持ち。
さすが秋田先生、容赦ないです!!

◆うわあ語り過ぎた。長くてゴメンナサイ。

◆とりあえず、最終章が楽しみ過ぎてチビりそうです。

◆貴重な小冊子を譲って下さったリセ様、本当にありがとうございましたー!!(平伏)

2011/11/1 ちよこ

↑【感想/雑記】メニューへ
↑top




































↑【感想/雑記】メニューへ
↑top
------------------------------------------------------------

※2011/10/7のブログから抜粋しました。一部修正済み。


【オーフェン小冊子03 感想】



仕事帰りに速攻で電車に乗り、某兄メイトさんへ。
オーフェン小冊子03、なんとかゲット出来ました!!
読み終わった今、辛抱堪らん位じわじわこみ上げて
きました・・・色々なモノが!!
アアーーーー!!

コルゴン(エド)好きだ!!

以下、ネタバレありの叫びですので、
興味のある方はドゾ。







------------------------------------------------------------

うん、今回はコルゴン祭りでしたね!!
本当ありがとうございます、先生ー!!
以下、箇条書きで色々。

◆46歳になっても相変わらずのコルゴンが嬉しい!!この凶悪天然ちゃんめ!!

◆でもフォローしたり(逆効果だけど)、部下を慰めたり(逆効果だけど)、子供に微笑を向けたり、
色々成長しましたよね・・・あのコルゴンが・・・。

◆マキは男の子でした。

◆コギーの息子サイアン君は、お父さん似なのかとってもマトモな子の様子。

◆ちびっ子三人組可愛い。

◆ラチェGJ☆ 「パパ」→「父さん」になっちゃって、ちょっと寂しい・・・。

◆あのコルゴンが「俺は親だ」なんて・・・誰が想像したかしら・・・!コミクロンに見せてあげたい。

◆途中まで腹を抱えて笑ってたのに、

「愛した女」発言で・・・ナニコレ。

愛した女

なにこの人!!
自分がロッテーシャを愛してたって、ちゃんと自覚してたのかよ!!
絶対絶対、無自覚だと思ってた。
なにこの・・・コルゴン→ロッテーシャ!!素敵。
24年経ってもロッテのコト思い出して、古傷疼かせてる
コルゴンに胸熱。なにこれ切ない。

顔中から色んな液体が出た。

◆それを踏まえて考えると、「終端」でクリとロッテを見間違えてたコルゴンが一層切ない。また顔から色んな汁が。
コルゴンは未だにロッテの幻影から逃げられない、という印象なのですが・・・良くも悪くも。
きっとロッテは、それを望んでいたんだろうなあ・・・彼女は多分、喜んでいる気がします。

◆まさかコルゴン、再婚とかしてないだろーな・・・?マキちゃんは養子だもんね?

◆「エドさん泣いてるの?」にまた胸熱。なにこれ切ない。

◆あのコルゴンが子供の面倒みて、部下を率いるようになるなんてなあ・・・人間って、変われるんだなあ。

◆キャプテンキースの登場はまだですか。

◆オチがよく分からなかったので、再読します。

◆校長オーフェン素敵。

◆ラチェットの能力?がすげー気になる。未来予知?白魔術?

秋田てんてー、ありがとうございましたー!!
胸いっぱい・・・「原大陸開戦」が、ますます楽しみですWW キャッキャッ☆
私に、長年読み専門だったオーフェンのサイトを作る気にさせたのは、この03を読んだ
時の抑えきれない興奮でした。公式エドロテの威力、ほんとはんぱない・・・!!

2011/11/1 ちよこ

↑【感想】メニューへ
↑top




































↑【感想/雑記】メニューへ
↑top
------------------------------------------------------------

【新装版 キエサルヒマの終端 感想】



今さらですが、新装版の「終端」感想です。買いそびれていたのを、応募者全プレの締め切りを前に
慌てて購入。一番好きな話の一つなのですが・・・。以下、箇条書きで色々。いつも通り、無駄に長いです。

◆まずはカバー絵。意外にもチャイルドマン先生からイスターシバ、フォルテやコミクロンまで登場!!
ファンには嬉しい限りですが、コミクロンがお下げ髪かどうかが分からない・・・!知りたい(笑)。
皆凛々しくカッコ良く、「第二部の本当の終わり」」に相応しいイラストですよね・・・。しかしオーフェン氏、
もう21歳なんだから、バンダナはそろそろ外したらどうかな・・・?個人的に、外した方がカッコイイと
思うんだけどな・・・。口絵のBOXポスターやカバー絵も、ちゃんと収録されて嬉しい限りですW 大好きな絵達。
それにしても、まさかサルアやキースが共演している光景を見られようとは!!(見開き口絵)
BOXでは無かった挿絵もあって嬉しい。でも、草河先生の絵がちょっと変わったような・・・。シャープな顔立ち。

◆なんと言ってもクリーオウ!! 第二部や第四部の彼女も好きですが、終端の彼女は別格で好き過ぎます!!
短髪好きの私には、外見も内面も最高に好みで・・・!ハアハア。なによりその頑張りに、応援せずにいられない!

◆魔王オーフェン。「扉」ラストで、悠々と太陽を指差していた彼が・・・まさか、こんなにエライことになっていようとは!
第二部完結時には想像もしませんでした; 心身ともにボロボロじゃない・・・。

◆ヤッホーイ!サルアの兄貴ー!!再登場が嬉しかったです。なんというか、彼の飄々として油断出来ない、でも
根が善良っぽくて意外とイイ奴で・・・うん、独特の魅力が堪りませんね!
後半、オーフェンと二人きりで話すシーンとか・・・彼が居てくれて、開拓中も救われる事が多かっただろうなあ・・・
表向きは、開拓民の手前あまり親しく出来ないでしょうけど。ある意味、敵同士でありながら、オーフェンの理解者ですよね。

◆ティッシの妊娠+コギーの結婚にはビックリしました・・・でも、皆幸せそうで良かった。それにしても、
フェイズさん(コギー夫)の出番はまだですか。とてもマトモ+有能な方のようで・・・うんうん、凸凹夫婦なのね、と納得。
だからバランスが良くて、上手くいくのね。(コギーに失礼)二人の馴れ初めとか、気になりますね。

◆ヒャホー、イザベラ+マジク+ハーティア!!なんというファンサービス!!
ハーティアの秘書はラシィかと思っていたのですが、どこかでミースという意見も見ました。挿絵からは、どちらともとれるかな?
マジクは相変わらずの頼りなさも感じさせつつ、確実にシッカリしてきてますよね。クリーオウに対して、お母さん達を守るよ、と
宣言する場面とか。それにしても、マスマテュリアが氷解する日が来ようとは・・・!! 地人領の人達は、その後どうなったのかしら。
そしてマジクは、この後数年の間に目覚ましい成長を遂げて、同時に沢山の業を背負うことを考えると・・・無性に切なくなります。
まだ十代なのに、なんて過酷な人生なんだろう。トトカンタ防衛戦と、サファイアさんとの悲恋・・・絶対辛い展開だけど、読んでみたいなあ。
この頼りない坊ちゃんが、第四部のブラディ・バースになるまでの経過を考えると・・・壮絶。

◆ドロシー姉さん再び!まさか再び姉さんを見られるとは。スイートパンプキン(息子)の出番はまだですか。

◆ティフィス、第一部時点ではクリーオウに友好的だったのに・・・非魔術士なのに、先生の教えを受けたから嫉妬とか?

◆「あいつが〜」で、モツ鍋を毎日見ていた頃を思い出します。嬉しかったなあ・・・。まさか新作が読めるなんて!!

◆サンクタムー!!そしてエド→ロッテーシャ!!
クリさんをロッテと見間違えるシーンは、初めて読んだ時衝撃でした。なんというエドロテ・・・!!しかも二回も!(泣)
思っていたよりずっと、エドはロッテのことを想っていたようで・・・どう解釈してイイのか迷いつつも、嬉しく感じました。
本当に、エドの考えは他人には分かり辛い・・・。彼なりに特別に思っていることは、明らかなのですけれど。
きっとその他大勢の人とは、色々な部分がズレているからなあ・・・。

◆エドとクリさんの珍道中、意外とシックリきてて楽しいです。エドの天然さ爆発。君、面白過ぎるだろ!物騒ですけど。

◆携行食がものすごくマズそう。脂の塊ですって・・・!?誰か、カロリーメイト差し入れてあげて!!
ウィダーインゼリーとか!! 干しイモとか!!

◆なにより、頑張るクリさんに胸熱。今までと違い、たった一人で(途中からは危険人物と二人で)何度も危機を乗り越え、
自分の足で荒野を歩き続ける彼女は凄いです。自分の力の無さを自覚して、それを埋めようと努力する姿が眩しい・・・。

◆再読して思ったのですが、クリーオウは本当にオーフェンのことを好きなのだなあ・・・と。
恋愛感情か否かは置いて、とにかく彼を好きなコトが伝わってきます。
「あの人」=オーフェンにもう一度会いたい、力になりたい、という彼女の想いは、好きな相手を追い求める乙女にも
見えるし、親しい人に再会しようとする姿にも見える。個人的に、自分でも恋愛感情かどうか、無自覚だったのでは?と
思っていますが・・・(自覚はなくても恋心はあるっぽい)。
オーフェン世界の人達は皆自立心が強いので、「強い自分になりたい」「頼られる自分になりたい」という、向上心もありそう。
クリーオウが必死で変わろうとするのは、自分の為でもあり、オーフェンやレキの為でもあるのだろうな。

◆そして、レキとクリーオウの関係にも胸熱。今度こそレキを守れるよう必死で強くなって、ちゃんと守って荒野を渡り切ったクリーオウ。
以前はレキに守られていたクリーオウが、今度はレキを守っている姿にジーンとしました。彼女達の絆、強すぎる。
ラスト近く、名前を呼ばれてレキが目を覚ます場面とか、もうもう・・・ウワアアアン!! 「レキ」って呼ばれたかったんだ!
目を覚ましたレキは黒い瞳だし、恐らくもう魔術は使えないでしょう。でも、以前とまったく同じではなくても、やはり「レキ」なのでしょうね。
もう彼女達は何があっても、どこへ行っても一緒なのだな、と。実際「約束の地で」でも、当たり前に一緒にいてくれて嬉しかった!

◆オーフェンVSエドの同門対決。本編では見られなかったので、実現して嬉しかった思い出が。拮抗する二人が本気でぶつかったら
どうなるのか・・・ずっと見たいと思っていました。この二人の素手バトルは、めちゃくちゃカッコ良くて燃えます。寸打キター!!
ラストの、オーフェンの「コルゴン」呼びに涙・・・敵対しても、殺し合っても、やっぱり「家族」なのですね。

◆そして縛られて、身動きがとれないクリーオウの場面。早くしなきゃ!という焦りが伝わって、読むたびにドキドキします。
あと、「再会して、もし拒絶されたら・・・」と恐れる気持ちも切ない。あえて無意識で、考えるのを避けるのがリアル。
でもだからこそ、怖さを乗り越えようとする姿に胸が熱くなります。実際には拒絶どころか、「来たか」なんて言われちゃってましたけど。
オーフェンも、「追って来て欲しい」という気持ちと、彼女の為に「追ってこない方がいい」という気持ちが半々だったのでは・・・?
未知の場所へ出発で、しかも敵だらけな中で、親しい人が追って来てくれた嬉しさというのは・・・計り知れないモノがあるでしょうね。
だからこそ、第三部で二人は結ばれたのだろうなあ。「一番大変な時、当たり前に隣に居てくれる存在」として。

以前に雑記「オーフェンの嫁」でも描きましたけれど、第二部までは家族や兄妹のようだった二人が、新しいステップへ踏み出したのは船上で
再会した時ではないか、と推測します。それまでとは状況も立場も、覚悟の強さも全く違うけれど、一緒に居ることを選んだ二人。
以前のように、軽い気持ちでは一緒に居られない訳ですから。オーフェンの懐に飛び込んだクリーオウも、受け止めるオーフェンにも、大きな
覚悟が必要だったハズです。そして過酷な開拓期を共に過ごすうちに、自然と結ばれたのでしょうね。

「世界中を敵に回しても、私だけはあなたの味方だから☆」という言葉、「狼」でクリーオウは軽く言ってましたけど・・・
まさか、それが現実になるとは。言った本人も、夢にも思わなかったろうな(笑)。

◆船長キース!!「漂流窒息丸」はヒドイけど、キースだと思えば通常運転。まさか、はぐれ旅キャラと無謀編キャラが共演する日が来ようとは・・・!!

◆ラスト、地人兄弟の見送り・・・読み返したら、妙にジーンとしました。第四部では出て来ないから、これが今生の別れっぽいですし。
ボルカンなら、密航でもなんでもして、原大陸に来ちゃいそうですけどね(笑)。二人と別れた時、オーフェンは完全に金貸し魔術士から卒業した
ような気がします。そしてこの後、ボルカンとドーチンがどこで、どんな人生を送ったのかが気になる・・・!
ドーチンは、もう兄貴から逃げ出した方が良いと思うの、絶対。

2012/1/5 ちよこ





































↑【感想/雑記】メニューへ
↑top
------------------------------------------------------------

※2011/10/25のブログから抜粋しました。一部修正済み。


【新装版「約束の地で」 感想】



今日は、オーフェン「約束の地で」新装版の発売日でしたW さっそくゲットーWW
バタバタしてちゃんと読めてませんが、イラストとあとがきのみパラ見。以下、つづきからネタバレありで一言!!


わーい!まずはフィンランディ三姉妹、イラスト登場おめでとう〜〜WW
ラッツベイン以外はイラストに登場するのは初めてですよね!?
やっぱり公式の威力は凄いなあ・・・そして、やっぱり草河先生の絵は素敵ですねWW
シャープで、誰もマネ出来ない絵だ・・・!!

◆まずは表紙。ベイジットのレインボーヘアー、カラーだとインパクトすごい(笑)。
憂い顔の四十路オーフェンかっこいいWW

◆そしてなんといっても、描き下ろし中扉・・・
校長先生はカッコ良いんですが、隣の夫人がなんか・・・正直最初、老けて見えてショックでした・・・;
服装とポーズのせいだと思うのですが、なんだか「公園で鳩に餌をあげてる老女」みたいな雰囲気を
醸し・・・あわわ!!隣の校長より年上に見える〜!!
な、なんか息子(中年)と語らう母親(初老)に見えましたよ、最初。
後でじっくり見たら、そんなコトもなかったのですが・・・。

いやあ、完全不意打ちでした・・・
クリさんは、あのまま若々しくて綺麗な母さんだろうなーと思い、全然心配してなかったので・・・;
前髪真ん中分けは予想外だぜ。
とりあえずクリさん、もっと可愛い服着てー!!
私の家族が言った「服装が守りに入っている」という言葉・・・分かるような、分からないような(苦笑)

◆しかし色々言いましたが、やっぱり公式で二人のツーショットが見れるとは・・・感概深いですW
「悪魔」の表紙20年後バージョンなんて、すごいファンサービスWW
構図やポーズがそっくり同じで、草河先生のコダワリを感じましたW
今更ながら、本当に結婚したんだなあ・・・と実感が。
「談笑する両親と、それをコッソリ眺める子供たち、駆け回る犬」って・・・なんて幸せな構図。
なにより、夫妻の表情がすごくリラックスしていて、相手への安心感がダダ漏れですW
本当に幸せな図だなあ・・・
でも、新章ではこんな穏やかな生活も壊れているんだろうなーと思うと、読むのが怖いです;
一体これから、何が起こるんだろう・・・?

◆それにしても、こんな立派な家を持って、ちゃんと妻子+犬を養ってるなんて・・・!!
無謀編時代を思うとビックリですね!あの、塩と砂糖を舐めてたオーフェンがなあ・・・(じーん)。
まあ、レキは食費がかからないと思いますがW

◆エッジたん可愛い可愛い!! やっぱり父さん似ですね〜。
キリランシェロ君と並んだら、姉弟みたいになるんじゃないかな?

◆母さんに頭を撫でられて、嬉しそうなラチェット可愛いですW
あと魔術学校の制服、ミニスカ+フードが堪らなく好きWW

◆そういえばこの時のラチェ、12歳だったんですね。父さんの膝に乗ったりしてるから、せいぜい
6〜7歳かな?と思ってました。オーフェンは30前に三児の父親になったのか・・・早い!!

◆ウワアア四十路オーフェンカッコイイカッコイイ!!
草河せんせい、ありがとうございますー!!

◆挿絵のカーロッタ、一瞬誰か分かりませんでした。
老けたなあ・・・当たり前なんですが。

◆プルートーは予想通りでしたW 服装が探偵っぽくて可愛いなWW プルートー好きです。

◆ケシオン君のデザインは予想外でした。
こう、「金髪碧眼+サラサラ髪」みたいなのを想像してたので・・・。黒髪細目だったとは。

◆あとがきで、色々な事実が判明。
航海は3カ月かあ〜・・・。やっぱり遠いんですね、原大陸まで。

◆しかし、オーフェンの20年間が予想以上に辛くて切ないです・・・。
彼が憎まれたり、恨まれたりするのはファンとして辛い。

◆エッジの帰りを待ってる時の、オーフェン父さんの心情を思うと、もう・・・
自分自身で助けに行きたくても、それをする訳にはいかず、ひたすら待つしかない。帰って来た娘を
抱きしめた時、本当にホッとしたろうなあ。死ぬほど痛い&怖い目にあったエッジも、もちろん可哀想なのですが。
くそー!よくもエッジたんに!!ベイジットも、もう少し反省しなされ。
真っ先に父さんに抱きついたエッジたんの、お父さんっ子ぶりが愛しいですWW

嫌な例えですが、もし本当に敵が娘を殺したとすれば・・・流石の父さんも自制を失って、敵を皆殺しにしかねない。
全力でそれをしたら、エドやマジクでも止められるかどうか・・・。
だから家族に手を出さないのは、むしろ敵の為な訳ですが・・・アホパイア共はそんな事も分かっていない様子。
家庭と家族は最後の砦なんだから・・・昔から彼、身近な人に手を出される度に怒り狂ってましたからねー。

◆最後の嘘広告(笑)、すっごい誤解を招きそう!!これじゃーオーフェンが、行く先々で現地の女と
恋に落ちる話みたいじゃないですか!寅さんか!!男の子も一名混じってますが(笑)

なんだかんだ言いつつ、新章開始が楽しみです。同じ位、怖いですけど・・・。
オーフェンが辛い思いをするのは、嫌だなあ・・・。
危うい均衡を保っていた原大陸で、何が起こるというのでしょうか。
戦いは「魔術士・カーロッタ派・元アーバンラマ資本家」の三つ巴とか?
それとも「魔術士VS非魔術士」?全然違ってたら笑うしかない。


「悪魔」表紙と中扉、思わず並べてしまいました(笑)。

2011/11/1 ちよこ

↑【感想】メニューへ
↑top




































↑【感想/雑記】メニューへ
↑top
------------------------------------------------------------

【原大陸開戦 感想】



さあ、待ちに待った「原大陸開戦」が、2011/11/25にとうとう発売しました!!
夢の新章が読めるなんて・・・ああ秋田先生、草河先生、出版社の方々・・・その他の皆さま、本当〜にありがとう
ございます・・・!うっうっ(感涙)「おめでとう」と書いたケーキを買ってきて、お祝いしたいくらい嬉しいですW
やりませんけど・・・。なんとか発売日にゲット出来たので、箇条書きで駆け足感想です。

◆「秩序は崩壊し、魔王は戦場へ」っていう帯の煽り文句が・・・カカカカッコ良すぎるんじゃあああ!!(興奮)

◆まずは初回限定のオマケ小冊子。黒字に銀で印刷の表紙がカッコイイW 中身は、草河先生のラフが嬉しい〜!!
中年オーフェン、マジクのカッコよさにニヤニヤWW しかしクリ母さん・・・先生はやっぱり、意識してふっくらめに
描いておられたのですね・・・。「隠れ肝っ玉かあさん」には納得ですが、正直申し上げると、少し所帯じみたオバサマに
見える・・・(泣)。もう少しまつ毛長めに、可愛く描いて欲しいです・・・!!カーロッタの時も思いましたが、先生は
女性に都合の良い幻想とか抱かない方なのかも?

◆「BOX」表紙のラフにもニヤニヤW どれもカッコイイ!私、終端時代のクリーオウが一番(デザイン的に)好き
なので、沢山見られて嬉しかったですWW 短髪女子スキー。

◆秋田先生のインタビューも読めて満足。次回の小冊子には、フィンランディ姉妹のラフが載ると良いな。

◆本編表紙カッコイイ・・・!絵も装丁も、メチャメチャかっこいいです!ダブル主人公?の共演萌えー。ところで私、最初に
この絵を見た時になぜか、マヨちゃんをエッジたんだと思いました。なぜ・・・。

◆描き下ろしピンナップも堪らん。少年時代、青年時代、中年時代のオーフェンが一度に・・・。中年オーフェンの後ろ姿WW

◆本編、大人マジクがカッコイイ!カッコイイ!!カッコイイ!!!大事なことなので三回言いました。

◆シスタさん、エドの愛人っていうのは周囲の勘違いだよね・・・?「世話係」が事実に近いと推測(笑)。

◆序盤から大魔術連発の戦いで、手に汗握る・・・! 認識と五感を共有して、シンクロバトルするラツエジ姉妹が良いなあ。
二人の長所を合わせることで、二人前以上の戦力になれる・・・読んでいて痛快です。

◆あれ?ヴァンパイアってシマスか。おのれエッジたんの脚の仇!! 正直、ちょっとザマーミロと思わなくもないですが・・・
拷問はちょっとな・・・;

◆マヨールとイシリーン、良いカップルですね!初登場のイシリーン嬢、予想よりずっとイイ女でした。美人でサバサバした
性格で、大雑把に見えて思いやりもあって・・・なんか、秋田作品らしい女性だなーと。

◆イザベラ教師、年相応に老けたけど、やっぱり美人ですね。けっこう好きなので、出て来てくれて嬉しいWW

◆ラチェット可愛い!!毒舌不思議系電波少女ですねW 今回はラチェがホントにいい味出してましたW
マヨールにキツイのは、ママを厄介ごとに巻き込むことを予知してたから・・・? いや、単に相性かしら(笑)。

◆ラチェの発言を鵜呑みにするのは危険ですが、サイアン→ラチェの可能性もアリ?むずむず。もし二人がくっついたら、
オーさんコギさんが親戚同士になって楽しいかも?二人は嫌がるでしょうけど(笑)。

◆困り顔で登場の校長先生が可愛い〜!しかし、キエサルヒマに残った人と、原大陸に渡った人の間には埋められない
溝があるのですね・・・それが無いことは、確かに若い世代の強みなのだろうな。

◆今回、所々で挿入される、マヨベジ兄妹の思い出が・・・。この二人、思っていたよりずっと、お互いを大事に思ってるじゃん!
普段は厄介だ、迷惑だと思っていても、相手が困っている時はちゃんとフォローし合ってるあたりが・・・。
兄貴らしく妹の為に一肌脱ぐマヨと、「アリガトね兄ちゃん!」と素直にお礼を言うベイジットが微笑ましいです。
それだけに、なぜ今回ベイジットが原大陸に渡ったのか・・・。子供達が死んだら、両親はオーフェンを許さないだろうな・・・
そんなのは辛すぎるので、どうにかベイジットには生きて帰って欲しいですけど。なんだかんだ言って両親も兄貴も、
ベイジットのことを愛してるんだなあ・・・。

◆意外と仲良くなってる、エッジとイシリーンが良いW マヨールをめぐって対立するかと思ってましたが(笑)

◆拷問・・・エドの拷問はさぞかし手際が良いんだろうなー・・・見たらトラウマになりそう。そしてヴァンパイアとはいえ、敵を
痛めつけるオーフェン。魔術無しでも強いのはカッコイイけど、「魔王オーフェン」の黒い噂は、全て根も葉もない中傷という
訳ではなかったのですね・・・。

◆わあいクリ母さんだー!! 本当に落ち着いた、良いお母さんになりましたね。若い頃を思うと感慨深いですW
でも侮れない部分があったり、勇ましく戦う場面があったのは流石WW レキと共に戦う母さんが見たかったので、こんなに
早く見られて嬉しい!! 家庭をしっかり守るクリ母さん、今後の出番も期待していますW
それにしてもシチューやパンが美味しそう。秋田作品はマズそうな食べ物(一撃必殺シチューとか)のイメージが強いですが、
けっこう美味しそうな食べ物も出てますよね(笑)。

◆ラチェットはママには従順な様子。ママを大好きなのと、逆らえないのが両方かな?(笑)

◆「いくらか持って行ってくれないかしら」(武器を)
「野菜じゃないんですから」という、クリ母さんとマヨの会話に吹きましたWW

◆新章はマヨールとオーフェンのダブル主人公、という印象を受けました。リーダーとして「組織」の決断をせざるを得ない
オーフェンと、組織から離れたはぐれ魔術士として、「個」の動きをする決意をしたマヨールが対照的。
それにしても、オーフェンがすっかり若者を見守ったり、フォローしたりと「大人」になっていたのが感慨深いです・・・。
本当に世代交代したんだなあ、と。今さらですが・・・。

◆今回は心配したような鬱々とした、苦い読後感が無くて安心しました。状況は最悪にピンチなのですが、若者ーズのとぼけた
やりとりと、マヨール視点のお陰でしょうか。小冊子02を読んだ時は、校長オーフェンを取り巻く状況が辛く思えて、なんだか
妙に切なくなってしまったので・・・。

◆娘達と会話するオーフェンの、砕けた言葉遣いが良いW 「きったねえなあ」とか軽口を叩く時の彼は、相変わらずな感じで
嬉しくなります。

◆炎の中から現れて、シンクロ攻撃するラツエジ姉妹がかっこいいW 正反対な性格の二人が、同じ言動をするなんて初めてじゃ
ないかしら。

◆クレイリーさん、重傷だけど生きてて良かった・・・!

◆魔王術には代償が・・・!? たたた、大変な事実が発覚ですよー!オーフェンの代償は何なのだろうか・・・分からないけれど、
確実に何かを失ってはいるのが恐怖。「寿命」とかは止めてほしい・・・ブルブル。今まで、強大な術を何度も使ったしっぺ返しが
これから来るのだろうか・・・; そして、エドやマジクの代償は何なのかしら。シスタさんの「体の一部」っていうのも凄く怖いです;
そういえば、エッジやマヨが魔王術と相性が悪いのは意外でした。本当に、魔力の強さとは無関係なんだな。

◆イザベラがオーフェンを「キリランシェロ君」と呼んで、なんだかジーン・・・この名前で呼ばれたのは、20年ぶりでしょうね。

◆騎士団半壊滅を受けて、「騎士団を率いる資格は無い」と自ら宣言したオーフェン。この責任を問われて、校長や騎士団顧問を解かれて
しまうのかしら・・・。十年続いた均衡や平穏を崩すのを恐れて、後手に回ったことが原因なのだろうな。そんなのは当たり前で、無理も
無いよ!って言いたいですが・・・彼は、それでは許されない立場に居るのですよね。

◆魔王術記録碑も破壊され、今まで封じた神人種族が復活する可能性も!?ふと思ったのですが、女神との決戦の舞台はフィンランディ家
って・・・(BOXあとがきより)家族の誰かが巨人化する・・・とかじゃないですよね!?ヤメテー!!
これから戦乱が起きるのかしら・・・そしてオーフェンは、カーロッタはどうなるんだろう。
マヨールがどんな役割を果たすのかと合わせて、目が離せません。早く続きが読みたい!

◆文字通り「開戦」と共に終わった一巻。300ページ超のボリュームなのに、夢中で読んでしまいました。秋田先生、お疲れ様ですー!!
次巻の予価を見ると、更にボリュームアップを期待しても良いのかしら?(笑)

◆ハーティア君は未婚なのですね。部下はもしや、皆ブラックタイガーの扮装をしているのかしら?(笑)

◆今回もイイ味出してます嘘予告(笑)。 地人兄弟が主人公に見えるWW 次回も楽しみにしてますWW

2011/11/27 ちよこ

↑【感想】メニューへ
↑top




































↑【感想/雑記】メニューへ
↑top
------------------------------------------------------------

【解放者の戦場 感想】



待ちに待った「解放者」、うっかり特典のつかない本屋さんで予約してしまいましたが、同日に訪れた
原画展でファイルとしおりをゲットしたので、結果オーライでしょうか?(笑)
書店から連絡を頂き、3/24に引き取り。移動時間中にドンドン読んだけれど、分厚くてなかなか読み終わりませんでした。
しかし望むところ!! 今回は丹念な「助走」という感じの内容で、次回ドカンと爆発する予感。でも、読み応えも
見せ場もタップリで、ワクワクしながら読みました。以下、箇条書きで色々。今回も無駄に長いです。

◆表紙絵、凄い人口密度・・・草河先生、お疲れ様です!! 表紙のオーフェン、エド、マジクがカッコイイ!!
しかしマジクの目のクマが痛々しい・・・;

◆エドは後ろ髪が短いのかと思いきや、ちゃんとロングでしたね。個人的に短髪希望でしたが、彼らしいかも。

◆イシリーンのカウガール姿可愛い!おっぱい大きいな(コラ)。マヨールのインナーが、下着のシャツに見えるのは
私だけでしょうか・・・ごめんマヨちゃん。

◆書き下ろし口絵、ボブ&キャンディ夫妻の牛小屋掃除。オレンジのつなぎが可愛いです。
それにしても、イシリーンは本当にスタイルが良いなあ。

◆初回特典冊子、ゴージャスな装丁!BOXのラフが全部見られて嬉しい!

◆本編の感想。一言で言うなら「イシリーンいい女!イザベラ先生かっこええ!!エドの本領発揮!!」でしょうか(笑)。

◆しょっぱなから、オーフェンが拘束されてて胸が痛いです・・・「元校長」という肩書が切ない;

◆サイアン君は、やっぱりラチェのことを好きだったのですね!しかも凄〜く一途に好きだった!!イイ子だなあ、サイアン君。
うふふ、二人が将来くっついたりしないかなあ♪ オーさんとコギさんが親戚同士になったら、楽しいと思うんだけど・・・

◆そしてラチェは、わざと平均点を取っている天才だった・・・ナンテコッタ! そして、やっぱり未来予知?らしき言動が・・・。
これから、彼女の能力がどう話に関わってくるのか・・・。

◆わーい、クリ母さんとレキだー!!次回は子供達&母さんとレキが、勇ましく戦うトコロが見られるのでしょうかW

◆今回も出番の無かったマキちゃん・・・早く出て来て欲しい!足が悪いとのこと、どういう経緯でエドの養子になったのかなど、
気になります。そういえば、サルア市長とかマギー三姉妹もまだ出て来てませんね・・・早く見たい!

◆イシリーンは本当〜にイイ味出してますね!!前回も思ったけど、今回はそれ以上。「うしのうんこ〜♪」と歌うヒロインが
今まで居たでしょうか!!いや居ない!!新しいタイプの秋田ヒロインですねW
カタブツなマヨールには、ピッタリのパートナーじゃないかしら

◆秋田作品には珍しい、恋人同士なマヨイシ。その割には、色気が無い雰囲気ですが。むしろ、揺らがない「一緒にいるのが当たり前」な
カンジや、いざという時の信頼感が、恋人というよりは夫婦っぽいですね! 長年連れ添った夫婦。
「馬鹿をやる時は一緒」っていう、前回の言葉もイイよね。

◆ところで、イメージアルバムとか出す場合は(ないと思うけど)ぜひ「うしのうんこの歌」を入れて欲しいのですが。

◆イシリーンの「キャンディちゃん」、キャラが立ち過ぎてて・・・最高!!本人もノリノリだし。それにしても、あんなに重厚な
物語を生み出す秋田先生が、同じ脳みそでキャンディの一連の台詞を考えたのかと思うと・・・秋田先生パネエ!!(笑)

◆それにしても、オーフェンキャラの口から「キ×タマ」だの「クソ」だの「チ×カス」なんて単語が出て来ようとは・・・
地味にビックリしました。大丈夫か、イザベラ教室!!

◆ケイロン、なんて無謀編向きなキャラ!このハイテンション・・・なんだか懐かしいノリですねえ。もしかして、秋田作品初のおネエかしら?
個人的な脳内イメージは、ちょっとク/リ/ス/松/村/似です。ごめんクリス。

◆リベレーターが憎い!!お前らなんか、海で難破しちゃえば良かったのに〜!!

◆クレイリーさんの負傷が痛々しいです・・・。しかしこんな状況で毅然と出来るなんて、やっぱり見上げた人ですね。

◆こんなにシリアスな展開なのに、随所に笑える箇所があるのが嬉しいです。「ハニー」「ダーリン」とかWW

◆「ズボンはきなさいよ」って・・・え?マヨイシ、まさか敵地でニャニャンしてた訳じゃないよね・・・?

◆ベイジットはわざとお馬鹿っぽく振る舞っているけれど、実は誰より頭が良くて、したたかな子だなあ。瞬時に状況を読んで、上手く
立ち回る・・・ある意味、誰より強い存在かもしれません。

◆優秀な両親と兄貴に囲まれ、ある意味家庭でも異色の存在だったベイジット。だからこそ、それを壊してやる!とか、新しい場所に行って
のし上がってやる!という考えになったのは納得出来る気がします。家族は彼女を大事に思ってはいるけど、魔術士至上の考えでペイジットの
能力を認めてくれることは無い。魔術でしか物事を見ない、魔術士の方が異常という考えはある意味正しいかも。

◆新キャラも続々。しかし、早くも死亡者が・・・! ダンに、ベイジットはホンノリ恋の予感っぽい・・・?

◆ビィブとレッタのちび兄妹が可愛いW と思ったらレッタが・・・!!(泣)子供が犠牲になるのは、やっぱり嫌だな・・・。
目の前で妹を殺されたビィブは、ますます魔術士を憎むようになるのでしょうか・・・辛いなあ。彼はどうなるんだろう。
こんな風に、身内を奪われた人が出るたび次々と、復讐の連鎖が生まれるんだろうな・・・。
狩られるヴァンパイア側からすると、「魔術士=悪」であることを、改めて思い知らされます。

◆秋田作品に共通ですが、今回も「善人と悪人」「敵と味方」と、単純にカテゴリ分け出来ない・・・というコトを感じました。
人間や現実はそんなに単純じゃなくて、どちらの勢力にもつかない人も、状況でどちらに転ぶか分からない人も居る。
型にハメること、一方的な見方を押し付けることを良しとしない・・・そんな真面目さを、秋田作品にはいつも感じます。

◆まあそんなコトを言いながら、私も「貴族共産会が憎い!」と思ってるワケですが。ちくしょう、オーフェンを悪者に仕立てた
上に、今度は原大陸にまで手を出してきやがって・・・!!

◆しかし革命闘士とかカーロッタ派とか、自分が所属するモノの絶対的な正義を信じている人は、やっぱり歪んでいるような気はするのです。
正しい答えに固執する人は、それ以外の意見に耳を傾けなくなるように思えて・・・。全部、現実にも当てはまるコトですけどね。

◆今回は、マジクやラツエジ姉妹のバトルは無し。でも姉妹ゲンカとか、マジクの諦念とか、弟子を諭すマジクとか・・・美味しいシーンが沢山
ありましたW 昔は悩む若者だったマジクが、今は自分の経験から得たことを若者に語っている。なんだか感慨深いです。あと、ラツエジの喧嘩が
小学生並みW マジクの「僕は風、ぴゅうぴゅう」は名言(笑)。

◆前回は良いトコ無しだったイザベラ先生・・・今回は凄い活躍です。強い!カッコイイ!!

◆エドが大変なコトに・・・!と思ったら、終盤でエド無双。随分丸くなったと思ってたけど、やっぱり根っこは相変わらず
だなあと実感(笑)。物騒でズレてて、呼吸するように敵を殺す。「頭のおかしい殺し屋」(本人談)の本領発揮ですね!
彼の大暴れシーンは痛快でした。

◆魔術文字が発動したのは何故?始祖魔術師が復活・・・な訳ないし。そもそもオーフェン作のレプリカなのに・・・謎。

◆オーフェンがマジクを弟子ではなく、友人と呼んだことがちょっと感慨深かったり・・・マヨールを「甥っ子」と呼んだことも。

◆なんと、ケシオンが今回の元凶?だなんて・・・!えええ、一体何がしたいの・・・?私の頭じゃ理解しきれない・・・

◆今一番気になるコトは・・・十日余り拘束されていたオーフェン父さんは、もしや無精髭ボーボーだったりするのでしょうか?
個人的に、彼は髭無しであって欲しいのですが・・・!!それにしても、「駒は出そろったな」が彼の台詞だったとは。

◆小冊子02の話も収録。フィンランディ夫妻のイチャイチャっぷりが堪りません!! オーフェンが愛妻家になるなんてなあ・・・。

◆「魔術学校攻防」が今から楽しみ過ぎます。今回の溜めが、一気に爆発するのかな〜。早く読みたい!!
しかし毎回ページ数がアップしている・・・嬉しいけど、先生の健康が心配なような。とりあえず、お疲れ様でした先生!

2012/3/26 ちよこ

↑【感想】メニューへ
↑top




































↑【感想/雑記】メニューへ
↑top
------------------------------------------------------------

【魔術学校攻防 感想】



◆半年待ち続けた「魔術学校」、とうとう発売しました!じっくり読もうと思っていたのに、やっぱり
その日のうちに読み終わってしまったとか・・・(笑)。CDドラマと分厚い特典小冊子付き、嬉しかったです!

◆今回も、公式発売の25日にゲット。表紙の殴る気マンマンな魔王様がカッコイイです。
新シリーズでは表紙初登場のクリ母さん、ヒヨ、サイアン君。サイアン君はお母さん似ですね。ほぼイメージ通り。
母さん、可憐に描いて下さってありがとうございます、草河先生W コギーさんの今の姿も描いて欲しいなあ。
クレイリーさんの顔の傷、カラーだと痛々しさが増しますね・・・。エドは若すぎる。これで50前とか、嘘だろ?

◆折り込みポスター裏の、戦う魔王様&レキ(の毛並み)がカッコ良すぎて辛い。キャー!!(狂乱)

◆「愛の村」、いいところですね。バックルもメアリーも、イイ奴。でも、下半身丸出しはちょっと・・・。
愛の村の有り方は、ある意味正しいのだと思います。ちょっと行ってみたいくらい。
そして、ここの人達が戦に巻き込まれずに済んで、本当に良かった。

◆今回、待望のマキ君が初登場でした。おかっぱ頭とは、予想外・・・10歳の割に、すごく冷静な子のようです。
「父さん役」というのが、二人の関係を表しているような。どこか客観的に「親子ごっこ」を自覚しつつ、
ちゃんとお互いを大事に思っていそう。そしてマキ君、意外と強かな面も。
騎士団に村と親類を滅ぼされて、どうしてエドの養子になったのか・・・経緯が気になる。

◆前半が鬱々と停滞していただけに、後半の疾走感が堪らなく痛快でした。オーフェンが登場するだけで、色々なことが
動き始める。彼がいないと、上手く回らないことが山ほどあるのですね。それは彼の実力、知名度、恐れられ度
だけじゃなく、彼にしか無い決断力が原因な気がします。
相手が高揚する内容ではなく、あえて不吉な現実を突きつけて黙らせる・・・すごく彼らしいやり方だし、他の人には出来ない
方法だなと。オーフェンが学校の正門を壊して、現れる場面がカッコ良すぎてゾクゾクしました。

◆オーフェン不在の前半、主役状態のラチェット。今回は彼女、縦横無尽の大活躍でした。しかも、エッジの体術まで借りる?
ことが出来るなんて・・・最強じゃん!!

◆いつも一緒な15歳トリオが可愛いです。サイアンや母親など、非魔術士の人と接しているラチェットだからこそ、
魔術士とそれ以外を、区別する考えを嫌がるのかも。
ところで今回、「サイアンに会う為だけに学校に行っている」とも取れるラチェットの発言が・・・サイ×ラチェ!?

◆そういえば、少しだけど初登場した「スイートパンプキン」こと、ヴィクトール君。父親に似ず、マトモな好青年の様子。

◆スティング・ライト、単なる嫌な奴ではないっぽい描写が。これから、サイアン君やラチェとの関係も良い方に変わると
いいのだけれど。ある意味彼は、典型的な魔術士の子供なのでしょう。

◆そうそう、やっと登場した母親コギー!挿絵が無いのが残念ですが。息子の前で、ちゃんとお母さんをしている姿が感慨深いです。
それにしても、運動神経ゼロかと思ってたのに、軽快なアクションを・・・20年の間に、一体何が!?(笑)

◆恨み、不信、対立。原大陸を取り巻く状況が、どんどん過酷になっていく。否応なく、壊滅災害に向かって進むのを痛感します。

◆マヨールの「おれのかわいいいとこをはなせー」(棒読み)で腹筋が痛い。そういえば、この人達って従兄同士
だったんですよね!血は繋がっていないけど。意外と良いコンビになって来た従兄妹同士、ピンチのまま終わっちゃいましたけど・・・。
ボロボロ泣きつつ「然るべき腺から出てるし」とか言っちゃうのが、いかにもラチェットらしい。

◆イシリーンとオーフェンの会話がツボすぎる。この二人も、意外と気が合うかも?間に挟まれるマヨールはお気の毒ですがW
あと挿絵のオーフェンが急に老けこんだような。苦労続きだもんね・・・。
ところで、キャプテンキースの島の話、絶対真実ですよねアレ。ヌンチャク持った猿達とか、キースなら普通、普通。(笑)
そういえば、まだキースは登場しないのか。神人として現れる、ラスボスだったりして・・・。冗談と言いきれないのが・・・

◆今回、校長でも騎士団顧問でもなく、晴れて「はぐれ魔術士」となったオーフェン。第四部は「オーフェンはぐれ旅」じゃ
ないじゃん、と思っていましたが、これで嘘ではなくなりましたね。はぐれ術士のマヨールとオーフェンの、W主人公。

◆魔術戦士一人一人の、価値観や考え方の違いが興味深い。戦いを楽しむ者、歯車の一部であろうとする者。
そんな中、トップのオーフェンが誰より、魔術に対して冷めた見方をしているのが、なんとも・・・。
片腕しか動かないのに、躊躇なく戦いに飛ぶ込むクレイリーさん。しかも勝っているし。魔術戦士、凄すぎる。

◆クリーオウが恐れているのは、やっぱり家族を失うことなんでしょうか。原大陸に来てから、ずっとその恐怖と闘ってきたんだろうな。

◆巨大化したレキに乗って出陣する、魔王オーフェンのカッコよさはプライスレス。レキに乗って疾走するのは母さんかと思って
いましたが、今回は父さんでしたね。母さんは、土壇場になるまで剣は持たないっぽい。
新シリーズが始まって以来、レキが「犬」ではなく、名前で呼ばれるのは初めてのような。

◆頼もしすぎるレキさん。「次元渡り獣ピルグレオ」って、なんですかそれ!シャンク世界と繋がっていたりするのかな・・・?

◆空を飛ぶ船、砲撃、単身敵地に乗り込む魔王。もう、カッコ良すぎてため息しか出て来ない・・・!
人殺しスイッチが入ったエドの頼もしさも、異常。それにしても、キエサルヒマと原大陸が、完全に敵対してしまったのかと思うと・・・。

◆最後のバトルはボリーさんVSオーフェン。魔王術の詠唱が、ものすごくカッコイイ。というか、オーフェンかっこいい!!
やっぱり最後に活躍するのは、彼しかいませんよね。本物の魔王に、魔王呼ばわりされるオーフェンさん・・・。

◆魔王術の触媒は、某様が仰っていた通り「喪失が無いこと」でした。術を使うほど、万能の魔王に近づいていく・・・某様、流石です!
「失うのが得意」なんて、本人は嬉しくないだろうなあ・・・。最終章が終わる時、果たしてオーフェンは人間のままで居られるのか。

◆今回初めて出てきた呪文、「我は触れる曙光の緑」。効果は・・・物を飛ばすこと?

◆リベレーターの一人、ヒクトリアの最後。妙に冷静な二人の会話が、印象的でした。傍から見ると、世紀の大悪人同士だけに。

◆そして、凄く気になっていた、ベイジットとビィブのその後。辛い目にあう度に、凄い勢いで成長していく二人が切ないです。
特にベイジット。泣いて泣いて泣き疲れて、もうビィブの前では泣かない、と決意するところとか。
理性がなくなる前に、自分で幕を引いたダン。大切な人を失った同士、ベイジットとビィブはどこへ行くのか。
こうして、マヨベジ兄妹の目指す物が決定的に離れていくのか・・・。最終的に、この兄妹が物語のカギになるのかも。

◆そうそう、忘れてはいけない後書き!エバーラスティン家の現当主マーリーさん。そして地人達のその後。
トトカンタの屋敷に住み着いている地人兄弟・・・!! 爆弾がいっぱいじゃないですか、先生(笑)。
もしかすると、某兄弟の再登場もアリかも・・・?

◆あー面白かった!!でも情報量が多くて、一度では理解しきれませんでした。そして楽しいだけではなく、読んだ後に重い、
苦いものもズッシリと・・・。どんどん、取り返しのつかない所へ進むオーフェン世界。続きが楽しみだけど、読むのが怖い気もします。
ともあれ、秋田先生、ひとまずお疲れ様でした!夢の国(箱根/ BYツイッター)で、執筆の疲れを癒して下さいねW

◆同時収録の「エド・サンクタムの生活」は、小冊子03の感想で書いているので、割愛します。
私にオーフェンサイトを始める決意をさせた、思い出深い一作ですW 公式エドロテの威力、マジパネエ・・・。

2012/9/19 ちよこ

↑【感想】メニューへ
↑top




































↑【感想/雑記】メニューへ
↑top
------------------------------------------------------------
------------------------------------------------------------

【ドラマCD/キエサルヒマの終端 感想】


◆「魔術学校」初回特典の、CDドラマ感想です。あくまで個人的な意見なので、ご了承の上お読み下さいね。

◆懐かしい、オーフェン、クリーオウ、マジクの声。色々と印象的だった(笑)、TVアニメを思い出します。
クリーオウの声、可愛いな。でも今回の内容的に、もう少し抑えたカンジのトーン&喋り方にして欲しかったかも。
ちょっと明るい、軽いカンジになっちゃったので・・・。よく寝てるし、荒野横断も割と楽そう・・・(笑)。

◆森久保さんのオーフェンも、懐かしい。でも、個人的にオーフェンのイメージとは、ちょっと違う気がします。
声はカッコイイのだけど、喋り方が。オーフェンはこんなスカした喋り方はしないと思う・・・。(もりくぼさん、御免なさい)
「魔王」になってしまったオーフェンだけに、もう少し重い感じの演技だと良かったなあ。

◆サルア、藤原啓治さんじゃなくて残念でしたが、イメージに合ってましたW
コルゴンは、ちょっとイメージと違ったかな?カッコイイ声だけど、もう少し陰鬱なカンジを希望(笑)。

◆一番イメージピッタリだったのは、コギーでしょうか。ホワンとした喋り方とか、あーコギーっぽい!と感じましたW

◆個人的に、置鮎さんの声はカッコ良すぎて、ハーティア君のイメージとは違うのですが・・・でも、懐かしかったです。

◆プルートー、マリア教師もイメージに近かったかな。

◆内容というか、シナリオは上手くCD化したなー、というカンジ。情景描写とか、台詞の組み換えとか。
基本的に、原作に忠実で嬉しかったです。

◆色々書きましたし、正直不満もあるけど、ファンとして色々な媒体になってくれるのは嬉しいです。
でも、オーディオドラマでも、これだけイメージと違ったりするので・・・。やっぱり、アニメ化はしない方が良いかも;
ファンだけに、見る目が厳しくなってしまいますものねえ・・・。

2012/9/19 ちよこ

↑【感想】メニューへ
↑top




































↑【感想/雑記】メニューへ
↑top
------------------------------------------------------------
------------------------------------------------------------

【ドラマCD/約束の地で 感想】


◆同じく、「魔術学校」初回特典のCDドラマ。個人的に「わあピッタリ!」と思った声は、マヨベジ兄妹とラツエジ姉妹、
あと大人マジクでしょうか。マジクは、一言でしたけど・・・(笑)。あ、中年クリーオウも。ちゃんと、少女時代とは違ってて
嬉しかったです。お母さんになってる。

◆オーフェンは正直、青年時代との違いが分からない・・・。もう少し、渋い声&喋り方だと嬉しかったなあ。

◆マヨールの梶さんは、声も喋り方も「マヨールだ!」と感じましたW ベイジットも、声が可愛くて憎めない(笑)。
ホワホワしたラッツ、キビキビしたエッジもイメージ通りで嬉しいWW ラチェットは、予想以上に可愛かったです。
あ、クレイリーさんも。大仰な話し方とか、見事な腰巾着ップリでしたW 声優さんって凄い。

◆最初の方の、「オーフェンを殺せー!」という台詞にドキッとしました。悪意が籠っていて、怖い・・・。

◆こちらも、基本的に原作をそのまま、上手くCD化している印象です。ちゃんと台詞が状況描写も兼ねてて、納得。
内容は小説と殆ど変わらないのに、スピーディーに纏められているのも、さすがプロだなあと。

◆大人マジクの声、一言だけでしたけど・・・カッコ良かったです。次は、もっと台詞あるといいな(笑)。

◆プルートー先生、丸くなったカンジがしますね。原作のコワモテより、もう少し優しそうな印象。原作の彼も好きですけど!
クリーオウに「お腹一杯だよ」という場面が、妙に可愛くて印象的W

◆ケシオン君、イメージする声とは違いましたが、終盤の「魔王」時の喋り方が良かったです。無感情なカンジ。

◆カーロッタは、美人そうな声ではあるけど・・・原作の、「見た目おっとり、中身は危険」とは違い、全面的に冷酷なカンジでした。
酷薄な女ボス、という印象。個人的には、ノンキそうでいて剣呑なカーロッタを見てみたかったです。

◆原作と同じような行動なのに、声が可愛くてあまり憎めないベイジット。ラストの、「兄ちゃん船酔いした?」とか可愛い。
梶さんを筆頭に、皆さんの演技はさすがプロ、と感じましたが・・・残念ながら、途中台詞が聞き取りづらい部分がありました。
こちらの再生機械にもよるのかもしれませんが、そこがちょっと惜しいなあ。
でも、オーディオドラマになったことは、素直に嬉しかったです。今度は、小冊子の内容をCD化とか、どうでしょうか?(笑)

2012/9/19 ちよこ

↑【感想】メニューへ
↑top




































↑【感想/雑記】メニューへ
↑top
------------------------------------------------------------
------------------------------------------------------------

【鋏の託宣 感想】


◆ようやく発売した「鋏の託宣」読了しました! 
なぜか15日に売ってなくて16日ゲットでしたが;;

いやあ、面白くて面白くて、辛い…!!
前回も思ったけれど、今回も「新章で一番面白い!」と感じました。
ていうか、順当にいけば次で最終巻なのかー。
最後を見たいような、終わってしまうのが寂しいような
複雑な気持ちです。このワクワクがなくなってしまうなんて!
新刊が出て、興奮しつつ読むこの気持ちは、中学時代と変わらず…
そういう作品と出合えたことが、本当に幸運でした。

■キャラ相関図で、間違いを発見。エッジとマジクは師弟じゃないよね?
あと、ラッツがお姉ちゃんだよね?

■意外とお笑い担当だったジェイコブズ。
シリアスな場面なのに、無謀編臭がしました。
「サンダーもっちり拳」がお気に入り(笑)。
「オッパツキン」とか「クソガリ勉」とか、秋田先生の言葉のセンスは最高。

■そして満を持して登場のカーロッタ様!
まさかの右手再生…そしてマジクとの因縁。
「サファイア」さんの名前がマジクの口から!
彼女達の悲恋物語は、すごく読みたいのです!

■それにしても、あんなに頼りなかったマジクが
こんなにも荒んで、頼もしくなって…!
嬉しいというより、あまりにも変わってしまった
ことが痛々しいです。欲しかった強さを手に入れても、
少しも幸せそうではないし…。
無邪気な少年時代を知っているせいか、心が痛みますね。

まあ、枯れた三十路マジクが大好きですけど!!
かっこいいよ、大人マジク…!!

■懐かしい顔ぶれが登場。ボニー、ドロシー、キースもといケリー!(笑)
そしてサルアにメッチェン…
ん?めめめメッチェンが!メッチェンがああああああ!!
今回、一番のショックでした…。ひどいよ先生!
なんでメッチェンを殺しちゃうの!!(泣)
「愛された妻、メッチェン」の描写に目から塩水…。

■そして、また一つ失ったオーフェン。「友人だった男」の
描写に胸が痛いです。もう、元の関係には戻れないのかな。

■誰も死んだとは思ってませんでしたが、ケリーさんの
あっさり登場には苦笑。出てきてくれてうれしいよ!!

■相変わらずのボニー、そしてパワーアップしているドロシー
お姉さま。なんでオーフェンと互角に戦ってるんですか、この
人は…本当に人間なのかしら?
ぶっ飛んだ母親と、まともな息子(パンプキン)とのやり取りに
ニマニマww 苦労しますねー、息子さん。

■コギーは、やっぱり有能になっててビックリ。
嬉しいよりも、なんだか寂しい。昔はドジっ子だったのに、なにが
あったのかしら…。

■マジクとコギーが、政治的な駆け引きをするようになるなんて…。
トトカンタの日々は、本当に遠くなってしまったのですね(泣)

■転移してエドの上に着地する姉妹。
そして、今回も大活躍の末娘。白魔術士だったのですね。
もっと活躍して、スティングをビックリさせてやって下さい!(笑)

■ラッツは、どうやら本当にパンプキン(ヴィクトール)を慕っている
模様ですが、ヴィクトールの方はどうなんでしょ?

■ラツエジ姉妹+ラチェの、三位一体攻撃。これ最強じゃね?
ラチェの副作用が心配ですが…。
そして、魔王術への畏怖。色々なモノが変わっていく、それを
止められないが怖いです。

■ラチェとヒヨの仲良しツーカーぶりと、いつも一緒に居るサイアンが
可愛いです。お前ら三人で結婚しろ。

■照れ隠しに、恋人を壺で殴ろうとするイシリーンは流石(笑)。
段々逞しくなってきたマヨール君。準主役の貫禄!

■表紙の人はシスタさんだったのですね。短髪?
代償が足の指!痛い!!(悲鳴)歪んでくっついたのが、また痛い…。
マシュー呪文「ぶっころぶっころぶっころ…」で腹が痛い。

■逞しくなった、ベイジットとビィブ。一本芯が通った感じ。
「隊」という居場所を見つけたことで、足場が定まったというか。

■マキとエドの出会い。養子に「あまりにも惨め」と言われるエドの
生活って…。でも、なんだかんだとマキを大事にしてますよね、彼。

■薄暗い地下に横たわり、小さな花に慰められるボリーさん。
今回の原因だけど、なんだか哀れで憎む気になれない…。万能なようで、
人の手を借りないと何も出来ない存在だから、かも。皮肉な存在。

■今回、一番好きかもしれないベイジットとオーフェンの会話シーン。
三年前とは違う、本音のやり取り。ベイジットの変化と成長を感じました。
はぐれ者同士だけど、完全に同じではない…「俺が呼びかけて、君が
応えた」に頷きました。マヨべジ兄妹を見て、姉達を思い出すオーフェン。
ベイジットは知らないけれど、叔父と姪同士なんですよね、そういえば。

■20年前の恨みと後悔を引きずる、大人世代。そしてやるべきコトを
やって、晴れ晴れと死んでいったイザベラ先生。聖域でのアザリーを
思い出します。寂しいけど、彼女はちゃんと託したし、後悔はしていないと思う。

■二十年前を思い出させる符号が、どんどん揃っていく…。
精神士、決断、召喚装置と犠牲…鳥肌が立ちました。
らららラチェが!と青ざめたけど、無事で良かったー!

■ラチェの助けで、初の魔王術を成功させたイシリーン。
代償も判明しましたが、元に近い姿になれて良かったね;
そして先生の死を背負い、見事駆け引きに成功したマヨール。
ここへきて、急激に成長している印象。良い男になってきたね!
「君を守る」というマヨールと、「私を守って」というラチェの
対比がきれいで、なんだか好きです。

■オーロラサークルの剣で、見事に偽アイルマンカ−を消し去った
マヨール。シスターネグリジェ(仮)は最後まで、使われる、
意志の無い存在でした。哀れ。

■敵に囲まれ、大ピンチなマヨチーム。このまま突破して、無事
学校に帰還して下さい! あと、気になるカーロッタ様の目的。
気が遠くなるほどの時間をかけて、何を待っていたのか…。

■ラチェとベイジットの妹コンビの対話を見てみたいです。同じく
少数派の、魔術士に囚われない二人。気が合いそう。

次回「女神未来」は、夏ごろ刊行でしょうか、楽しみなような、
寂しいような気持ちでお待ちしております。
とりあえず秋田先生、今回も素晴らしい作品を、ありがとうございましたー!(平伏)
勢い余って、先生にファンレターまで出してしまいました…(笑)。

2013/2/28 ちよこ





































↑【感想/雑記】メニューへ
↑top
------------------------------------------------------------
------------------------------------------------------------

【女神未来(上) 感想】


◆とうとう来てしまった最終巻、「女神未来(上)」の感想です。通常版を購入。
最初に表紙を見た時の感想が「老けたな、カーロッタ…」だったのは秘密。

◆ここに来て、ようやく間違いの無い人物相関図が…!待ってました(笑)

◆まずは表紙。四十代オーフェン、相変わらずカッコイイ!若い頃もカッコよかったけど、
今のちょっと枯れた感じがまた堪りませんWW
限定版表紙センターの、ロリ化クリーオウみたいな子は、誰?と発売前から気になって
いましたが、まさか人造人間だったとは;; 予想外でした。私はひそかに、キエサルヒマから
叔母を助ける為に送り込まれた、マリアベルの娘(ちびっこスパイ)と予想してたのですが…(笑)。

◆同じく限定版表紙のフィンランディ三姉妹や、マヨイシ夫婦(予定)。意外と可愛いエッジの
私服とか、ピンクのパジャマのラッツとか。あと、初めてイラスト化したスティング。
こんな顔だったのね。いつも思うけど、大人数の表紙…お疲れ様です、草河先生。

◆マシューで始まる女神未来。シスタの、面倒くさそうなやり取りが面白い。彼女も大変ですね(笑)。

◆リア充カップルを、冷たい目で見つめる十五歳トリオに吹きました。「クソラブ野郎」!
「息がラブ臭いわー」とか、秋田先生の言葉使いはやっぱり最高。

◆挿絵で、久々に活き活きした笑顔のオーフェン。これもマジクが相手だから、でしょうね。
それにしても、甥っ子を使い捨てにすることを仄めかすオーフェン。本意じゃなくても、そんな
汚いことを口に出す位、厳しい状況ということでしょうね。思うままに動けない、大人世代が切ないです。

◆死に場所を求めるような発言をするマジクに、邪魔するつもりはないというオーフェン。いやいや、
そこはちゃんと止めて下さいよ!昔言ったじゃないの、「止めるのは、お前が死に急ぐ時だけ」だって!!

◆少年時代のマジクが目指していたのは、こういう枯れた死にたがりじゃなかったろうに…。
でも、年少者のエッジを諭したり、ちゃんと大人の頼もしさを見せてくれたのは嬉しい。本当に
立派な大人で、戦士になったよなあ…と、改めて噛みしめております。

◆「サンドイッチは、母が作ったのじゃないと」というエッジの考えは、母に甘える娘という感じで可愛いですね。
両親の前だと、ちょっと子供っぽくなるところが良い。

◆万能の合成人間、マルカジットちゃん登場!!降ってわいたような、都合の良い存在。
フィンランディ姉妹やクリーオウに似ていても、やっぱりあまり好きになれません。
存在の危うさ、不気味さもあるけど、人間を駒のように扱う点が…気を許すと後悔するぞ、と
いう印象が消えない。そしてエッジたんのピンチ!え、上巻の出番はこれで終わりですか…?

◆キルスタンウッズ到着。ケリーとボニー登場!ケリーさんはキース本人ではなく、彼の弟子
でした。銀髪執事だから、てっきり…。え、じゃあキースは?本当に生死不明だったの?
「岬の楼閣」とか、懐かしいワードが沢山でウキウキ(笑)。

◆変わってないようで、やっぱり変わったボニー。ちゃんと大人になってますね。姉と同じく、
彼女もいつまでもお気楽ではいられなかったのね…。

◆シマスドラゴン&カーロッタ登場。そしてあらゆる前提が覆されていく。妻の仇を前に、手を
出せなかったサルアを心情を思うと、なんとも。彼には、市長としての責任もあるし。

◆前回に続き登場した、有能美人ジャニスさん。彼女が思いの他、オーフェンの心情を正確に
読み取っていることに感心しました。立場は複雑だけど、直に本人と接したからこそ、本音が
見えたのでしょうね。オーフェンの、隠れた理解者の一人なのかも。

◆立場や責任が大きくなり過ぎて、思うように行動出来ないオーフェンが歯がゆいです。昔の彼に
それが許されていたのは、無名の若造だったからなんだ、と改めて実感。そして、そんな大人達を
飛び越えて飛び出していく、若者世代。目を覚ましたラッツベインと、師弟コンビのやり取りが面白い。

◆クリーオウとラッツベインのやり取り。娘の鼻先に、ナイフを突きつけるあたり、やっぱり普通の親と
違いますね。 どんどん大人になって飛び出していく娘を、永遠に手元に置いておくことも、自分が
守ってやることも出来ない。クリーオウの、親としての情が垣間見えました。「原大陸開戦」でオーフェンが
娘に言った、「ずっとお前たちが十歳だったらいいのに」云々な発言と重なります。特に指揮官として
部下を危険な場所に送ってきたオーフェンは、自分の娘達だけ特別扱いすることは出来ない。
でも、母親を安心せるように、笑顔を見せるラッツベインが頼もしかったです。

◆ラッツに「中年たち」と呼ばれる、元師弟コンビ(笑)。本音と建前、大人って面倒臭いですよね。
でも仕方がない、それは大事なモノだから。「捨て台詞ははしたないぞー」という、父さんのとぼけた
発言がナイスでした。

◆ベイジット達に、「私を利用して!」と売り込むラッツ…この巻で、一番笑った箇所です。母やベイジット
さえ脱力させる、ラッツのマイペースぶり。最終章に入ってから、大人しい印象だった彼女ですが、ここへ
来て流石の暴走を見せてくれました!相変わらずのズレ&暴走ぶりですねW
レキにさえ、目を逸らされるラッツ…。やっぱり子供たちは、飼い犬の正体を知らなかった模様。
あと、「密命」にキラキラするスティング。こういうところは、まだ子供というか…意外とアホだった(笑)。

◆そして意外な組み合わせ、ベイジット&子供三人と、フィンランディ母子チームが結成!このメンバーが
ローグタウンへ向かって、何が起きるのか…ここへ来て、娘のピンチに活躍する母さんが見られるのか!?と
ワクワクしておりますWW 早く下巻が読みたい!…けど、終わって欲しくない…複雑なファン心理。

◆そしてキルスタンウッズの戦いが収束。マルカジットの申し出を跳ね除けたマヨール、ここに来て更に
骨のある、頼もしい男になりましたね。「恋人もいない場所では死ねない」とか、本当にもう…!
そして「もう一人のはぐれ者」とは、もちろんあの子ですよね…どうなるの、下巻。

◆いい味出していたのに、亡くなってしまったケリーさん。最後の台詞に泣き笑いでした。哀しくても
涙を見せないボニーも。それにしても「カチコミ」って、ボニーさん…(笑)

◆いいところで登場したエドさん達。「合成人間」に反応するエド、珍しく辛そうなエドに萌えます。
ロッテーシャのことを思い出しているのね!!おお…なにこのエドロテ、萌える。

◆あと、更に重症のラチェットが心配…下巻で活躍することは出来るのかしら…。
数々の伏線をまいて、最高に盛り上がったところで終わり。むごい…!!
とりあえず、まだ続きがあることが素直に嬉しいです。

2013/11/9 ちよこ





































↑【感想/雑記】メニューへ
↑top
------------------------------------------------------------
------------------------------------------------------------

【女神未来(下) 感想】


◆とうとう来てしまった最終巻、「女神未来(下)」の感想です。通常版を購入。
いつも通り長いので、要注意。

◆素晴らしいラストが読めて嬉しい反面、20年をかけてとうとうオーフェンという
物語が完結してしまったことが、とても寂しくもあり。でもやっぱり、オーフェン
ファンでよかった。読み続けていて良かった!と、心から思っています。
そういえば発売日は、「獣」の初版発行日と同じ日だったとか…(公式Twitter情報)。
狙ったワケではないそうですが、運命的なものを感じてしまいます。

◆表紙は、オーフェンさんの現在と過去揃い踏み。あの少年が、こんなナイスミドルに…。
相変わらずカッコイイです、おっさんオーフェン。口絵のオールスターも素敵で…。
本当に、こんなに沢山のキャラを描き分ける草河先生は凄すぎる…!!メインキャラが
まんべんなく出ているのも嬉しい限り。サルア以外…あれ?中年サルアの絵は?(涙)

◆本編は、珍しいラチェット視点の語り。天才児とはいえ、生後四か月で発した言葉を
覚えているあたり、凄まじいラチェットさん。レキと彼女は、幼少時から意志の疎通を
していた秘密の相棒だったのですね。そりゃー仲良くなるわ。

◆「犠牲は嫌いだ」という言葉に、あのご両親の娘だなあ、と改めて感じました。
家族やマヨイシへの信頼、サイアン、ヒヨへの友情。十五歳トリオの、揺るぎない信頼や
好意が眩しいです。このトリオが大好き!

◆最終巻にして、ファン待望のオーフェンとコギーの対話。
どんなに立場が変わっても、相変わらず、どこか気の置けない関係の二人が嬉しいです。
本音で話せる昔馴染みが、どれだけオーフェンにとって有難いか。昔の、お気楽なやり取りを
していた二人と、今の状況の落差を思うと感慨深いですが…。
「ザ・俺ランド」。オーフェンのネーミングセンスに痺れるー!相変わらず突き抜けてますね。

◆エッジのターン。無事でよかった!そして、ラスボス・カーロッタちゃんといきなり
ガチ喧嘩…。カラスのパジャマというのは、なんだか彼女らしくて笑えますが。パジャマの
好みや魔術構成の違いなど、この巻ではラツエジ姉妹の違いが描かれていて、面白いな、と。

◆そして気になっていた、ベイジットと愉快な仲間たち。いきなりピンチな中で、「よくも
お馬さんをー!」なんて言えるのは、ラッツだけですよね(笑)。
大活躍のレキに胸熱。この時をずっと待ってましたー!!なのに「犬臭くない?」なんて、
ひどいよラッツ…(笑)ちゃんと傷ついた顔をするレキも、可愛いです。

◆そしてエドと部下たち。マシューの言動は、シスタを心配してのこと、とも取れる。
マヨイシカップルと、スイートパンプキンこと、ヴィクトールの意外な組み合わせ。
サイアンのヴィクトールに対する態度を見ると、意外と人がイイだけの子ではないん
だな、と改めて感じます。優しいけど、しっかりしてますよね、サイアン君は。

◆マジクとマヨールの兄弟弟子は、ちゃんと話す場面はこれが初めてですね。
イシリーンにイザベラ先生と似たものを感じるマジク…イザベラとの対面シーンを
見てみたかったような気も。

◆再び、ベイジットと愉快な仲間たち。スティングさえ困惑させる、ラッツの
ズレ具合が痛快。案外彼女は、どんな重い空気もぶっ壊してくれる、得難い人材かも。

◆ベイジットから見たクリーオウの、静かな頼もしさ。考えてみれば彼女たちは二人
とも、魔術士に囲まれた、非魔術士のようなもので…他の人には理解できない、二人
だけで共有できることも多いのですね。
それにしても、クリーオウの「たまたま私が魔術士じゃなかっただけよ」って、凄い
ノロケですよね!!魔術士であろうとなかろうと、夫と私は結ばれてたわよ、って
言ってるのと同じことですよね!?うわあああ…なんてラブラブ(笑)。

◆クリーオウとカーロッタ、因縁の二人の対峙。個人的な恨みや悪意はなさそうで、
ちょっと不思議な関係ですね。敵の大ボスと対峙しても、淡々としたクリ母さんの
凄みが…頼もし過ぎる、本当に。クリーオウを前にすると、僅かにカーロッタは感情を
出しているように見える。仇敵として認めているのでしょう、きっと。

◆マヨイシカップルとヴィクトールの道中。イシリーンは、最終巻でもやっぱりイシリーン
でした。結婚式バリューセットとか、尻に挟んだ薔薇一輪とか、さすがイシリーン姐さんやで!!
頑張れ未来の夫…!(笑)マヨイシの、揺るぎない夫婦ぶりが好きです。

◆半壊したフィンランディ家でぐったりする面々。「母さんの若い頃の話…」と娘に言われて
「全部嘘よ」とサラリと返すクリさん。おいおい、オーフェンが聞いたらなんて言うか(笑)。

◆父さんは本当の魔王になってしまえばいい、と言うエッジ。父親を憎まれ役の魔王から解放して
あげたい、好きに生きさせてあげたい、という気持ちは娘ならではですよね。うんうん、分かるよ…
ファンも同じ気持ちだよ、と切ないです。それに対するラッツベインの反応も、とても彼女らしい
ですが(笑)。姉妹の性格の違いが際立ちますね。

◆ついにベイジットに接触したマルカジットちゃん。相変わらずうさん臭い。
そして、カーロッタと駆け引きするベイジット。彼女はとても弱いけど、頭脳と舌先でどこまでも
喰らいついてくる…盲目的な信者に囲まれたカーロッタにとっては、新鮮で面白い存在でしょうね。

◆ビィブとマキのやり取り、笑いました。マキ君は、涼しい顔でさらっと毒吐くあたり、かなり喰わせ
者の匂いが(笑)。ビィブと好対照のタイプですね。
そして、レキを「肉球付モップ」と評するマシュー。上手いこと言うね!サンクタム親子も合流。
マキを取り戻して、エドはホッとしたことでしょうね。

◆意外と喰えない男だったらしいヴィクトール。抜け目のなさも、銃の腕前も意外でした。スイート
パンプキンが、こんな青年になるとはなあ…。ラッツとのやり取りには笑いましたけど。これは
ラッツの片想いっぽいな…。個人的にラッツは、もう少し裏表のない男の方がいいような気もしますが。

◆「食べ物ルール」は、いかにもベイジット向きな遊び。裏の裏まで読む必要があるから。

◆マヨールとクリーオウの、合成人間に関する会話。かつての自分を思い出すクリさん。
経験者だからこそ、言えることがある…東部編を思い出します。

◆若者世代と、合成人間のバトル。「誰もが誰をも裏切っている」という、懐かしいフレーズ。
増殖する合成人間、狙撃するかっこいいクリ母さん。さすがです、元ボディガードの腕は健在!
痺れます…娘が倒れても、鋼の精神で微動だにしない彼女を見ていると、本当に感慨深い。
昔の天真爛漫な時代を知っているだけに、本当に頼もしい大人に、母親になったなあ、と。

◆メッチェンを殺したことを怒り、カーロッタを殴るクリーオウ。本当…今回の彼女はカッコ
よすぎます!よく言ってくれた!!カーロッタのことは嫌いじゃないけど、メッチェンの死は
いまだに哀しいから…。

◆ああ、マシューが死んじゃった…!彼のことはけっこう好きだったので、哀しいです。
彼らしい最後ですが。死んでも離さない、というあたり。

◆ロッテの姿に動揺するエド。今も彼の中で、ロッテーシャは特別なのですね。それは嬉しいし
良い場面だけど、彼の出番がこれで終わりかと思うと…ちょっと気の毒(泣)。

◆同じく、ライアンに動揺するクリーオウ。これだけ時間が経っても、彼のことは大きな傷
なのね…。的確に相手のトラウマを突くあたり、やっぱり性格悪いなー、合成人間は。

◆うう…一緒に戦ってきた、部下たちに裏切られてしまったオーフェン…状況から、無理もないとは
思うけれど…。しかも、よりによって、おべっか家のクレイリーが…。なんとも辛いです。
いえ、クレイリーが怪我を治したのは良かった、ですけど。
クレイリーに、オーフェン自身への悪感情や恨みがないのは、唯一の救いかな…。オーフェンの強さや
恐ろしさを誰よりも知っている筈の部下たち裏切りを決意した。それだけ、上司の決断が我慢ならな
かったのでしょうね。誰よりも、失うことが得意…その言葉を、改めて噛みしめます。

◆とうとう対峙した因縁の敵同士。オーフェンとカーロッタ。宿敵のハズなのに、ある意味ただ一人、
互いの気持ちが分かる相手でもある。仇敵にして、旧友というのは納得です。
敵対しているけれど、お互いを心底憎んでいるワケじゃない。ある種の信頼関係ですよね。
カーロッタの、最後の言葉が沁みます。そしてオーフェンの、「笑われても、何度でもやるさ」という
言葉。色々なものを失くしても、まだ諦めない。魔王という立場から解放されて、また死人を出さない
お人よしのはぐれ魔術士に戻れるのなら、部下の裏切りも悪いことばかりではなかったのかも…。
それにしても、またお尋ね者になるなんて。コギーも失職しちゃったし。

◆ああ、エドがマキ君にロリコンだと思われている…!誰か、違うってフォローしてあげて!
そしてビーリーが怒っている原因の一つは、もしかしたらマシューの死?ウマが合わないなりに、彼の
死に怒っているのかもしれない。

◆ずっと待っていた、マヨベジ兄妹の再会。予想外に穏やかで、静かでした。
それは多分、二人が色々なものを見て来て、変わったから。二人とも、本当に成長したもの。

◆数百人に増殖した合成人間。出来なかった筈のことが現実になるたび、昨日までの常識が通用しなく
なるのが怖い。でも絶望的な状況の中で、諦めずに対処する若者世代。力を合わせて、一人ではできない
ことも対処する。ベイジットの「くず姉妹」呼びはアレですが(笑)

◆ボリーさんが出てこないなーと思ったら、なんとドラゴンのお腹の中でした。え、ボリーさんの出番…
もうないの…?そして、とうとう訪れたカーロッタの最後。お疲れ様、大変な一生だったね…。

◆意外にも、オーフェンと合成人間のバトルはナシでした。そしてここにきて、「俺の妹」発言。
おお、感無量…!若者世代の連携バトル、ラツラチェ姉妹の魔王術。
なにより、最後にベイジットの前に立ちはだかったのが母親だったこと。母へのコンプレックス、自分は
好いて貰えないという諦観…。ベイジットもちゃんと向き合えてなかったけど、両親の娘への接し方にも
問題があったのでしょう。「母の愛はいつまでも買えない」という言葉に、こちらを向いて欲しい、という
切ない娘の気持ちが透けて見えます。

そして、そんな妹に「しっかりしろ!」と呼びかけるマヨール。「俺も一緒に見てやるべきだった」という
言葉は、兄妹ならではのものですよね。この一連の場面は、地味に感動しました。家族だからこそ、分かる
ことがある。「見たいように見るんじゃなく、しっかり見るのが大人」という言葉は、同じくマヨールの
「分かりやすい悪党を倒して終わり、そんなのはもう誰も止めた」と同じくらい、真実を突いていると思う。
印象深い言葉です。兄のおかげで、ようやく家族へのコンプレックスから解放されたベイジット。良かったね。

◆無能力者である、ベイジットの行動がとどめとなって消滅した合成人間。そして、シマスがなぜ大人しくして
いたのかの答え。無限の力と、それを滅ぼす唯一の力が融合して、お互いを封じている、ということだよね?
何度も言うけど、魔王オーフェンの力を借りずに終わりを食い止めた若者世代に、本当に感無量です。

◆場面が変わって、元の部下対、魔王じゃなくなったオーフェン。精鋭達をたった一人で、しかも殺さずに
倒すあたり…やっぱり強いなあ、と感嘆です。切ないけど、さすが最強の魔術士だぜ!!
荒野で一人、岩を背にぜいはあ言うあたりは、「キエサルヒマの終端」を彷彿とさせますね。
相手を殺さない、はぐれ魔術士。本来の彼に、ようやく戻れたのだなあ、と。
たった一人だけど、身軽でもある。思いきり怒鳴る彼は久しぶりでもあり…。
元師弟コンビのやり取りも、どこか絆が感じられて救いでした。久々の「お師様」呼びとか。
マジクはこの後も、なんだかんだ言ってフィンランディ家に出入りして欲しいな。

◆エピローグ。「姑と一生戦う」というあたり、イシリーンもけっこうティッシが好きなんじゃ?と
思わなくもない(笑)。

◆オーフェンが追放されたことで、騎士団も魔術学校も消滅した。大きな変化を迎え、また原大陸は、新しい形に
なっていくのだと思います。どの勢力の思惑も少しずつ外れて、それなりに落ち着いた。これからどうなるのか
分からないけれど…女神がもう来ないであろうこと、ヴァンパイア化や魔王術が無限の力ではなくなったことで、
また未来は予想できなくなった。また、人間同士で社会を作っていく…少しは希望が見える形かと。

◆サルアとマヨールの対話。メッチェンの肖像画を見るサルアが、なんとなく嬉しかったり。
彼も今まで以上の責任と重圧を背負って、でもなんとかやっていってほしい。できれば、はぐれ魔術士に戻った
オーフェンといつかは和解してほしいですが…。

◆自宅の片づけをしながら、くつろいだ様子のオーフェン氏。彼の今後については暗い想像しか出来なかったので、
こんな形で重圧から解放されたのは、本当に予想外でした。でも、すごく嬉しい。彼の性格からして、自分から
職務や責任を放棄することは出来ない。けど、追放されたなら、放棄せざるを得ない。彼が重い責任を下ろして、
心から寛いでいるシーンが見られるなんて…本当に本当に、ファンとして嬉しかったのです。それが、今回一番。
ありがとうございます、秋田先生!!
シリーズ完結と共に、オーフェンは魔王役から解放され、秋田先生は物語の未完というプレッシャーから解放され
たのかな、とあとがきを読んで感じました。オーフェンが、彼らしく生きられるようになる日が来るなんて…!

◆四十代で家なし無職になってしまったオーフェン、どうするの?と心配していましたが、新生キルスタンウッズに
加わるとのことで、ほっとしています。しかも、コギーがボスというのも嬉しい。これで、フェイズ家とフィンランディ
家の交流が深まって欲しいな!ラチェとサイアンの結婚も、夢ではないかも…!

◆全てを失ったように見えるけど、オーフェンの二十年余の苦労があったからこそ、今の形になった。家族も昔馴染み
もいる、決して諦めないオーフェンに、それなりの幸せが訪れますように…!と願っています。
悪評も恨みも消えはしないだろうけど、今までより風当りが良い方向に変わっていく可能性はある…やはり、現役の
権力者じゃなくなったのは、大きいと思うので。案外、クレイリーが魔王を裏切った男として、悪評を高めていく
可能性も…?
あと、オーフェンが空を指さすのは、シリーズ終了時のお約束なのでしょうか(笑)。

◆ところで、エドはこれからどうするんだろう。クレイリーの下につくとは思えないし、やっぱり新生キルスタン
ウッズに加わるのかな?マキ君もいるし…。あとは、フリーの殺し屋になるくらいしか思いつかない。

◆ところでベイジットは、これからどうするんだろう。キエサルヒマに戻れば極刑だし、ビィブという隊の仲間が
いるし、やっぱり原大陸に残るんでしょうね、会話からすると。案外、フィンランディ家とつかず離れずな関係を
築いてくれたら…私が嬉しい(笑)。しかしマヨールは、妹のことを故郷のお偉いさんに、なんて説明するんだろ?

◆相変わらずの三姉妹と、妻に逆らえない夫。家庭最強は、やっぱりクリ母さんでした、という結末が最高でした。
こんなに穏やかな気持ちで読めるラストだなんて…いい意味で予想を裏切って下さった秋田先生、本当に本当に
ありがとうございました!そして短編集も、全力で楽しみにしております。まだ終わりじゃない、もう少し読める
なんて嬉しいよう!(感涙)

2014/6/20 ちよこ





































↑【感想/雑記】メニューへ
↑top
------------------------------------------------------------
------------------------------------------------------------

【魔王編 感想】


◆魔王編!発売直後にゲットし、読了しました。一言で言うなら「最高」。
あの人やこの人が!皆のその後が!!最高のファンサービスでした。ありがとうありがとう秋田先生。
シリアスなオーフェンも好きですが、軽快なギャグ話も大好きなので、凄いプレゼントでした。正直、ドラマCDはそれほど
欲しくないし金欠だし、通常版も出してくれないかなー…でも悔しい買っちゃう!!と思っていたが、買って良かったです。
勢いで、ファンレターまで出してしまいました(笑)。もう一冊出す予定とのことですが、今回出なかった人たち(マジク、サルア、
クレイリー、マヨベジ兄妹とイシリーン、フォルティシ夫婦、エバーラスティン家、地人兄弟)のその後も是非…お願いします!!

◆詳しい感想は、もう少し経ったら書きます。言いたいことが多すぎる…。

2014// ちよこ





































↑【感想/雑記】メニューへ
↑top
------------------------------------------------------------
------------------------------------------------------------

【コミクロンズ・プラン 感想】


12/25に読んでたのに、今さらの感想です。なんだか湧き上がるものを、書き溜めておきたくなって……。
最初は「なんで今さら昔の話を?しかもコミクロン?」と訝しく思っていたのですが……読み終えて猛省しました。
読んで良かった!書いてくれてありがとうございます、秋田先生……(合掌)。

◆表紙のかわいこちゃんは誰?ゲストヒロイン?と思っていましたが、まさか兄弟子(21)だったとは!
昔のコミクロンはチンチクリンな可愛い男の子でしたが、まさか絶世の美女顔になるなんて……23年も経って、イメージがアップデートされるなんて。
表紙の紫色のブラウスが色っぽくて、大好きです。
「キエサルヒマの終端」表紙絵や新アニメと矛盾するけど、どちらもアリ!

◆「なぜ主人公は兄弟子に気付かなかったのか」という疑問を、「お互いに人相が変わり過ぎて気付かなかったから」と、フォローするお話でした。
そこに、コミクロンの塔を出る葛藤、武装盗賊時代のやさぐれ主人公(19)、最接近領と十三使徒を絡めて、まったく新しい物語を生み出したのは凄いの一言です。
単なるあとづけではない、「これこそが正史」と思わせる、素晴らしいスピンオフでした。

◆なにより、二十一歳のコミクロンが本当に魅力的。
自分の美貌に無自覚で無頓着、中身はあのままでいながら、変わってしまった部分もあって……。
「天才」が自称ではなく、事実だということも分かりました。見ただけで相手の体調を見抜く目と、緻密な医療魔術。
そして医療専門かと思いきや、主人公と互角に組み合う戦闘スキルも。彼のシャープな戦闘シーンが見られて、とても嬉しいです。
秋田作品に出て来る「裏拳攻撃」が、なにげに大好きな私。

◆美女顔になったのは成長期の変化だけではなく、体の不具合を治し続けた結果もあるかも。
全身をベストな状態に保つことで、骨格その他のバランスが整ったのかもしれませんね。

◆そして、主人公が強い強い。以前から指摘されてたけど、自己評価が異常に低いだけで、傍から見るとこんなにも恐ろしい強さなんだな、と。
それに勝てずとも、互角にやりあうコミクロンも凄いです。
それにしても……家族同然だった兄弟弟子が拳を交えても、言葉を交わしても、お互いに気付かないのが寂しいですね。
それだけ変わり果ててしまった、ということか。でも二人とも、見ず知らずの相手を助けたり、敵の目を治療したり、似ているんですよね。
根がまっとうで、とても優しいところが。

◆シーク・マリスクに、ユル軽い人(言い方)の登場がサプライズ。

◆コルゴンからコミクロンへの、揺るぎない信頼。
以前からウマが合うとは思ってましたが、ここまでとは……コミクロンのこと、大好きじゃん。
「俺にはお前が必要だ」
「お前がいれば完璧だ」
こんなセリフをコルゴンに言わせることが出来るのは、後にも先にも一人だけ……唯一無二の、かけがえの無い相棒だったんですね。
それだけに、彼を失ったのがどれだけ大きなダメージだったか。
実際にコミクロンが存命なら、コルゴンはもっと幸せだった気がするのです。
それどころか、まったく違う未来を辿っていたかもしれない。

◆「足踏みが長かったから、駆け足でいく」って言ってたじゃん。
まっとうに生きてほしいって、言われてたじゃん。
どうして死んじゃうの、コミクロン〜!!と、改めて悲しいです。
好きになればなるほど、彼の死が受け入れがたくなる……クリスマスに読んで、お通夜みたいになりました。
ようやく過去を振り切って、新しい生き方を始めようとしたのに。
どうしてアザリー討伐に加わったのかは分かりましたが……参加しなければ、少なくとも寿命は延びたのかもしれません。
聖域の戦いで、命を落とすとしても。

◆いつでもティッシの気持ちを、一番に考えるコミクロン。
まさか四年も一度も会ってないなんて……ティッシは最後の、美女顔の彼を知らないんですよね。なんだか寂しいな。
生きていても失恋したでしょうけど、命さえあれば、楽しいことがたくさんあったと思うんですよ。相棒もいるし。

◆コルゴンはコミクロンが無事で帰ってくると信じて、疑ってなかった。
「あいつは天才だから」って。それだけに、彼の死を知った時は衝撃だったろうな。
いつ、どこでどんなふうに知ったのだろう。「そんなハズはない」って思ったのかな、切ないな。
二人とも好きな女性に、肝心なことを言えなかったり……ヘンなところが似てますよね。
まさか「宇宙人の襲来」という概念が、ファンタジーで登場するとは(笑)。
まあ川柳とか饅頭が、しれっと登場する作品だし(そこが好き)。

◆誰か、アザリー討伐に加わらなかったコミクロンが、ドッペル・イクスとして活躍するお話をください……コルゴンと一緒に行動して、カップルだと思われるお話とか。
陰気な美男と、美女の顔を持つ変人男性。最高のコンビじゃないか。

(2020/1/16)





































↑【感想/雑記】メニューへ
↑top
------------------------------------------------------------
------------------------------------------------------------

【オーフェンとの出会い】


誰も知りたくないであろう、超個人的なアレですが(笑)。備忘録代わりに記しておきます。
えー、私が初めて「オーフェン」を読んだのは、確か13〜14歳の、 マジクと同年齢時代でした。
記憶が確かなら初見は、たまたま買ったドラゴンマガジンに載ってた無謀編です。
「不気味堂」(笑)か、「火の尾の銀狐」のどっちかの話だったハズ!
それ以前から「よく本屋さんに並んでる本」ということで、気になってはいたのですが・・・。
で、しばらく経って、たまたま買ったドラマガ最新号がオーフェン特集で、(確かクリーオウと
コギー、オーフェンが共演してる表紙でした)それがキッカケで本格的に集め出したような・・・(曖昧)。
ハッキリ「やべえハマッた!」と自覚したのは、「亡霊」辺りだったと記憶してます。
そこからは転げ落ちるように・・・WW私がハマッてから初めて出た新刊が、確か「魔王」でした。
本屋さんで見つけて、嬉しくて速攻で買った覚えがあります。

他にも、「機械」を買ったのが高校見学(うわあ懐かしい)の帰りだったとか、初めて通販した同人誌が
オーフェン本だったなーとか(笑)。個人的な思い出が色々ありますね。
そうそう、アニメ放送前のイベントに当選して、学校帰りに行ったっけ・・・。
アニメ第一話を先行上映して、キャラ絵入りの赤バンダナを貰ったような(笑)。あのバンダナ、
どこに行ったのかしら・・・?

今も昔も、周りのリア友にオーフェンファン少なくてですね・・・
熱心に布教したけど、私の周りではイマイチ流行らなくてね・・・!!うう。
やっぱり漫画に比べて、小説って布教しづらいのかもですね; あんなに面白いのに〜!!

今なら何かにハマったら、速攻でブログやらサイト作って、同人誌も出して、って
なりますけど、当時はそういうの全然やったコトないお子様でしたからね。湧きあがる萌えを
持て余してましたっけ・・・(遠い目)。それが今になってオーフェン部屋を作るなんて、自分でもなんだか
不思議な気持ちがします。





































↑【感想/雑記】メニューへ
↑top
------------------------------------------------------------

※2011/10/15のブログから抜粋しました。一部修正済み。


【オーフェンカフェ】


こんばんはー。昨日、ようやく念願のオーフェンコラボカフェ」に
行って来ましたW 詳細は追記に・・・興味のある方はどぞー。



はい、昨日仕事帰りに行って来ました。某所で開催中の「オーフェンコラボカフェ」。
期間延長らしいですが、行けるときに行っておこう!と。

えー。率直に申し上げて、普通にクレープ屋さんでした。昨日は抽選会のある日でも無いし、
ファン向けの趣向が沢山ある訳でも無いので、正直ちょっと肩すかし・・・(ごめん)。
お店の中にポスターと複製原画が展示してあり、コラボメニューも数点ありました。
オーフェンレスカの名前は是非とも、「魔術士絞首レスカ」にして欲しかった!!
もっとこう、「アレンハタムで買ったクレープ」みたいな、ファンにしか分からない
コッテコテの商品名にして欲しかったです!(笑)
まあ、オーフェン知らないお客さんもいるだろうしなあ・・・。

それにしても、貴重な複製原画が見られたのは嬉しかったです!
印刷に出ない部分まで美しい、草河先生の絵・・・!!SU・TE・KI☆
じっくりたっぷり観察してきましたよ!!

色々文句も書きましたが、クレープ美味しかったし、行けて良かったです。チョコバナナクレープ。
シールもちゃんと貰ってきました。わーいWW しかし次回コラボカフェをやる際は、某ナンジャタ○ン
並みのディープなヤツを希望です!どうぞ宜しくお願いします!!(誰に言ってるのやら)

ここここの絵(終端の口絵)、よく見たらコミクロンやフォルテ、チャイルドマン
先生まで居るー!!(ぶわっ)なんというファンサービス☆

------------------------------------------------------------

(ちなみに・・・2012年9月開催の、オーフェンコラボカフェには行けませんでした;
なんたる!行きたかったなあ。おしおき水に、一撃必殺シチュー、あの海老ドリア・・・食べたかった!!)



































↑【感想/雑記】メニューへ
↑top
------------------------------------------------------------

※2010/2/9のブログから抜粋しました。一部修正済み。


【オーフェンのアニメ】


アニメ版は、正直原作とは別モノすぎて複雑な気持ちです。ファンとしては思い入れがある分、
どうしても見る目が厳しくなってしまいますし・・・。
特にオーフェンが美形キャラっぽく描かれていて、なんか私の知ってるオーフェンと違う!!と(笑)。
シスコン度も三割増し+服のピチピチ具合も気になる・・・WW
もちろん媒体が違うので、小説とは色々変更せざるを得ないとは思うのですが。
出来れば大筋は変えずに、原作をそのまま映像化して欲しかったなあ・・・という気持ちが今も拭えません。
原作一冊を、3〜4話かけて映像化とかダメかしら・・・。
まあ確か夕方の放送だったので、あんまり教育に悪い描写は出来ませんよねえ・・・
悪口雑言もダメだし(PTAに怒られる!)、名物のエグイ戦闘描写も駄目じゃん!
「脳漿がブシュー」とか、ゴールデン地上波では無理無理無理。上手く誤魔化さないと!!
あとやっぱり、「最小の動きで最大の威力を」というオーフェンの戦闘方法は、映像にすると
地味になってしまいそう。そこがカッコイイのですけれど。
原作に忠実なストーリーかつ、ハイクオリティな作画でOVAとか出ないかなあ・・・。
東部編は難解で難しそうだから、西部編だけでも!!個人的には東部編が大好きなんですが。

ただ、大人になって改めてアニメ版を観たら、意外にも「これはこれで結構面白いなあ」と感じました(笑)。
失礼ですが、「全くの別作品」として見ると普通に面白かったです。特にRevenge!!
ほぼオリジナルですよねアレ!!ロリッ娘幼女天人が出て来てビックリしたっけ・・・(笑)。
オーリオウルもイスターシバもビックリだよ!!そういえば、RevengeのOPがカッコ良くて今でも好きです。

あ、昔のブログを見ていたら、アニメ版に関する感想があったので引用してみます。
2010/2/9の記事です。

◆   ◇   ◆   ◇   ◆

『もう原作と違い過ぎて、失礼ながらネタアニメとして楽しく見られます。ストーリーが清々しく別モノだもんな〜。
“フレイムハート”とか誰あんた、って思いましたよ。ええ。これはこれで(ネタ的に)面白いけど・・・
主人公がやたらと美形だったり、やたらと全裸が多かったり。土曜の夕方から、よくコレを放送したな!!
特に最終話のアザリーと先生は、ほとんど全裸ばっかりですよ!しかも雪の中で全裸。先生の裸体は10年前も
吹きましたが、今見てもやっぱり盛大に吹き出しました。
屈強な三十男の裸体とか・・・ホント・・・・一体、誰をターゲットにしたサービスなんだろ(笑)。

ハーティア君の声が置鮎さんなことに気付いて、ちょっと笑いました。
「急げ、キリランシェロ!」て叫ぶ白哉兄様(鰤)。

個人的にはシリアスど真ん中なシーズン1より、コメディ全開なリベンジのが好きです。
当時、オーフェンの黒ビキニパンツ姿を見てやっぱり吹いたっけ・・・
ちょ、キャラに合わなくね・・・?スタッフさんは、一体オーフェンをどうしたいのか・・・』

◆   ◇   ◆   ◇   ◆

忘れてた!そうでした、Revengeの温泉話でオーフェンの下着が黒ビキニパンツだったのに
ショックを受けて、しばらく見るのをやめてたっけ・・・。
今は「別に何履いててもいいじゃんか」って思いますが、当時はショックでねえ・・・
まあ若かったですし。しかし今でもビキニパンツはちょっと、と思います(笑)。
あの人は、嫁さんの買って来た縞トランクスを文句も言わず履いていそうなイメージがある。

あれ?なぜか途中からパンツの話になってしまった・・・。




































↑【感想/雑記】メニューへ
↑top
------------------------------------------------------------

【オーフェンの嫁】


えー、オーフェンの嫁について(笑)。 「はぐれ旅」完結から「あいつが〜」発表まで、「誰がラッツベインの
母親なのか!?」は長い間ファンの関心事だった訳ですが(もちろん私にとっても!!)。
恋愛色が薄い作品ですし、「シリーズ中で特に誰ともくっつかなかった」=「将来、誰と
くっついてもおかしくない」というコトですよね。
人によって意見が異なると思いますが、個人的に私はオーフェンは将来、クリーオウでもコギーでも
ティッシでもなく、一般人女性とくっつくような気がしてました。
開拓地で出会った気立ての良い女性と、なんとなくくっつきそうだなーと・・・(その頃は開拓民が
ほぼキムラック人とは夢にも思わず;)。
もしくは「無謀編」ラストで出てきたエリッセも、けっこうお似合いよねーとか思っていたのですが・・・
「あいつが〜」発表で嫁がほぼ確定し、「約束の地で」にて、ようやく答えが出たのでした。
ということで、魔王夫人はクリーオウでしたね!! 第一部のじゃじゃ馬ぶりを思うと、なんだか
感慨深いモノが(笑)。 「約束の地で」を読むと、彼女が子供たちにすごく愛されてるのを感じます。
強く優しい、良いお母さんになったのでしょうねー。まだ一度も喋ってないんですが!!
最終章ではバッチリ出番お願いします、先生!!
ところで最終章、クリ母さんも戦うのでしょうか・・・家族の危機に、ボディガード再び!という展開を
期待してるんですが。剣を手に、レキと勇ましく戦う姿を見たいな・・・(ぽそり)。

これまた人によって異論があるとは思いますが、私は第一部〜第二部のオーフェンとクリーオウの
間には、恋愛感情は無かったと思います。
一番身近で大事な相手なのは間違いないけど、色恋というより「身内」「仲間」のような感覚のように見えて。
オーフェンにとってクリーオウとマジクにレキは、常に一番身近な存在なのだと思います。
ただ、クリーオウは割と初期からオーフェンに対して、ほのかな憧れはあったっぽいですよね?
他の女性に対して、明らかに嫉妬してましたし。

そんな二人が結婚に至るまでの道のりですが・・・これまた私個人の解釈ですが、「仲間」から一歩
進んだ関係にシフトし始めたのは、「終端」ラストの船上の再会からだと思います。
以前とは色々なものが変わってしまった中、それでも自分の意志でオーフェンを追いかけてきてくれた
クリーオウがね・・・家族も故郷も何もかも捨てて、自分のもとに来てくれたらね・・・!!
魔術士でもなんでもない、イイ家のお嬢さんなのに。苦労するのが目に見えてる新天地に、「魔王」と
呼ばれる自分に、当たり前のようについて来てくれるって・・・本当に凄い覚悟が要るコトですよ。
そんな覚悟を見せられたら、そりゃオーフェンも覚悟を持って受け止めざるを得ないですよね!!
そりゃーKEKKONするわ。娘三人生まれるわ!!もう四人目も作っちゃえYO!!

実際、航海から開拓まで、オーフェンもクリーオウも想像を絶する辛い生活だったハズ。
特にオーフェンは仲間や家族に囲まれた生活から、「99%敵」みたいな環境に変わってしまった訳で・・・
そんな辛い時に、当たり前にいつも一緒に居て、隣で助けてくれる彼女に、本当に救われていたんだろうなあ・・・。
オーフェンがズタボロに辛い時も乗り越えられたのは、常にクリーオウとレキが側にいてくれたおかげだろうと
確信しています。「魔王のボディガード」というあだ名が、二人の「いつも一緒」具合を表している(笑)。
敵だらけな中だからこそ、自然に強く強く、結び付いていったんだろうなあ・・・。
きっとオーフェンが理不尽な目にあった時、クリーオウが彼の分まで怒ってくれたのでしょう。
「ちょっとアンタ!オーフェンにひどいことしたら許さないわよ!」みたいな(笑)。
大勢に否定されても、一人でも自分を肯定してくれる人がいたら、ビックリする程救われるんだろうなー・・・。
幻の第三部、すごくすごく読みたい気持ちと、オーフェンが辛い目に遭うところは見たくない!!という気持ちが
せめぎ合います; やっぱり彼が好きなので、傷ついたり苦しんだりするトコロを見るのは辛い・・・!ううう。

2011/11/4 ちよこ



































↑【感想/雑記】メニューへ
↑top
------------------------------------------------------------

【クリーオウとレキ】


クリーオウとレキの関係は、お互いが好き過ぎて堪りませんWW
西部編の頃は、単に「ヒロインと可愛いマスコット(ただし最強)」っぽいポジションでしたが、もちろん
それだけでは済まない二人。レキは一見かわゆい子犬ちゃんだけど、実は一族を代表する斥候で、戦士でも
ある訳で。でも東部編以降、レキがクリーオウと使命の板挟みで苦悩したのは、やっぱりクリーオウのことを
大事に思うが故だったと思うのです。
いつも彼女を助けていたのは、「使い魔がいないと困る」のは勿論だけれど、絶対理由はそれだけじゃないハズ。
一緒に過ごすうちにクリーオウと仲良くなってしまった、それも大きな理由なんじゃないかしら・・・。
クリーオウは自分がレキの使い魔だって知らなかったし、もし知っていても、気にしなかったでしょうね。
彼女はいつも「レキはレキ!」「犬じゃなくても気にしない!」っていうスタンスでしたから。
普通は気になると思うけど・・・色々な意味で、凄いよクリさん!!(笑)

レキはクリーオウの為に「扉」で群れの仲間と決別したし、ラストでは彼女の元に戻って来た訳ですね。
そして「終端」では、クリーオウの呼び掛けで目を覚ます訳ですよ・・・!! うっうっ。
あのシーンは何度読んでも堪りません。名前を呼ばれたかったんだなあ。一年間、ずっと待ってたんだなあ(泣)。
レキもクリーオウと一緒にいたいし、クリーオウもレキと一緒に居たかったんですよね。両想いかお前ら!!

そしてクリーオウが「はぐれ旅」の終盤で暴走?したのも、やっぱりレキの為だった訳です。
その後「終端」で必至で強くなろうとしたのは、もちろん自分の為でもあり、オーフェンの為でもあるけど、
確実にレキの為でもあったハズ。実際に一年後、眠り続けるレキをちゃんと守りながら荒野を渡り切ったクリさんは
流石! はぐれ旅本編ではずっとレキに守られてた彼女が、今度はレキを守る番なんだなあ。
目を覚ましたレキは、以前と全く同じでは無いでしょうけど、やっぱり「レキ」なんでしょうね。目の色が緑じゃ
ないから、もう魔術は使えないっぽいですが・・・でも普通の犬や狼でもないし、世界に一匹のカテゴリ不可な獣
なんですよね、きっと(笑)。音もたてず、声も出さず、ご飯を食べないのも相変わらず。
食費がかからないのは、本気で羨ましいな!!

幻の第三部では、オーフェンの傍で戦うクリーオウと一緒に戦ったのでしょうね〜。レキの居る頼もしさハンパない!(笑)
某様が仰っていた「魔王のボディガードの、ボディガード」に激しく納得ですWW
クリーオウがオーフェンの傍に居るように、レキはいつもクリーオウの傍に居るのですよね。
そして20年後も、当たり前のようにクリーオウ一家と一緒に居てくれて、凄く嬉しかった!もう何があっても、どこへ
行っても、彼女達は一緒なんだろうなあ・・・。今は三女のラチェと仲良しさんですW

気が早い話ですが、将来クリーオウが亡くなったらレキは多分、その子供や孫達を守るのでしょうね。クリーオウもそれを望む
だろうし・・・。以前通りのディープ・ドラゴンではなくても、レキの寿命は長そうです。
もうレキはフィンランディ家の守護神ということで!!(笑)

ところで子供達は、レキの長生き加減を不思議に思ったりしないのかな。餌も食べないし、声も出さないし。
ご両親はレキのことを、なんて説明してるんだろ?(笑)。

あれ?そういえばレキってオス?メス?なんとなくメスっぽいですけれど。アスラリエルの名前を継ぐハズだったし、本来なら
将来、群の長として子供を残すハズだったろうし。あれ?そもそもディープ・ドラゴンに、性別ってあるのかな・・・?
とにかく、彼女達の絆が堪らなく好きです。

2011/11/9 ちよこ



































↑【感想/雑記】メニューへ
↑top
------------------------------------------------------------

【サイン会】


去る2011/12/11、横浜アニメイトで行われた、秋田・草河両先生のサイン会に行って参りました!!
人生の半分以上オーフェンファンをやっているけれど、創造主様にお目にかかるのは初めて・・・!!ということでwktkし過ぎて、前日は
明け方まで眠れない始末・・・小学生か。寝不足のまま、フラフラと横浜へ・・・雲一つ無い快晴で、実に良いお日和でした。
13:30に着くと、既に長蛇の列が・・・。列に並びつつ、整理券の裏に自分の名前を記入。この時、「オーフェン作品のキャラ名はご遠慮
下さい」という案内があったのですが、やはり転売防止の為の措置なのでしょうね。私は迷った末に、本名ではなくHNを記入。
並びながら、「あの方やあの方が近くに居るのでは・・・?」と、チラチラ周りを見てしまいました(笑)。
パッと見、同年代位の方が多かったように思えたのですが・・・男女比も同じ位だったかな?

14:00、会場に入るとすぐに両先生が登場・・・ふおおおおお!!(テンションMAX)
真ん中位の列だったので、サインの様子は良く見えなかったのですが、壁に掛けられたポスター?には「新シリーズ刊行開始サイン会
開戦」みたいな文字が書いてあって(うろ覚えでスミマセン)、これはファンと先生方の熱き戦いなのね・・・!と更にヒートアップ。
途中で勇壮な音楽がかかり、時折ファンと先生の和やかな談笑が聞こえました。多分ファンは皆、ああ先生・・・!!とドキドキ
していたんだろうなあ(笑)。

列も進み、とうとう両先生のお顔が見える位置に・・・うおおお、お二人とも優しそうなお顔!
秋田先生の前には、可愛らしいピンクパ○サーのぬいぐるみと、「すれ違い中」と書いた札、そしてPSP?が(ゲームよく分かりません)。
いよいよ順番が近づき、思わず隣の女性と「どうしましょう」「緊張しますね・・・!」とガクブルトーク。
そしてとうとう順番が・・・!!ああ!!ななな生秋田先生だー!!先生に「ちよこですか?ちょこじゃなく?」と聞かれてガクガクお返事。
すみません字が下手で・・・!!テンパりつつ、これからも頑張って下さい!とお伝えしつつ貢ぎ物(プレゼント)と手紙を渡し、握手をして頂きました。
うわーい秋田先生!気さくな笑顔をありがとうございます!そして男性なのに、ふっくら暖かい手でした・・・この手でオーフェンを・・・!!

そして隣の草河先生の御前へ。やはりガクブルしつつ握手をして頂き、プレゼントと手紙をお渡ししました。
快く握手して下さって、ありがとうございました先生!!草河先生も、やはり柔らかくて暖かい手でした。あの手で美麗な絵を・・・!
本当は、「クリーオウにもう少し明るい色の服を着させてあげて下さい!」と直訴したかったのですが、勇気が出ませんでした(笑)。
まあ、その旨はお手紙に書いたので・・・読んで下さると良いなあ。
ちなみにプレゼントは、お二人とも同じエコカイロをお贈りしました。他の方は、何を贈っていたのかしら?よく見えなかったけれど、お菓子や
お花の方も居られたようです。隣の方に聞いてみれば良かったかも?

フラフラしつつ会場を出て、サイン本を握り締めたまま帰途につきました。夢のような時間でした・・・。
終わったら急にお腹が空いてきたあたり、私も現金だなあ・・・。サイン本は大事にします!!
両先生、そしてスタッフの皆さま、ありがとうございました!!またサイン会やって下さい!!

2011/12/14 ちよこ



































↑【感想/雑記】メニューへ
↑top
------------------------------------------------------------

【原大陸について語る会(オフ会)】


去る12/17、都内某所で「原大陸開戦」発売記念のオフ会が
ございました。主催は春梨さん。メンバーは総勢11名。凄い☆

私と春梨さんは早目に待ち合わせ、デコレーションケーキを購入しました。メッセージプレートも書いてもらいましたよ!
夕方、某書店前で集合し、予約した居酒屋さんへ。

まずは各々、軽く自己紹介。
皆で「好きなキャラ一位、二位」「好きな巻」「オーフェンを読み始めた年齢」を言うことにし、イキナリ盛り上がりましたW
皆さん、やはり小学生〜高校生でオーフェンに出会った方が多いのですね。私も中学時代だったし。好きキャラもそれぞれ違って、
すごく興味深いです。ちなみに私は迷いつつ、一位オーフェン、二位エッジにしましたW
しかし二位、好きな人が多すぎて困る〜!ホント迷う!!あと私、好きな巻を言うの忘れた・・・(笑)。

ちなみに参加メンバーは下記の通り。

春梨さん
ちよこ
リセさん
サヤカさん
Sさん
空豆さん
はなこさん
夏葉薫さん
某T人さん
megyumiさん
hatikadukiさん

皆さん、何年もオーフェンでサイト運営等されてる方ばかりで、新参者の私はドキドキだったのですが・・・
気さくで楽しい方ばかりでしたW そして美女が多かったWW 主催の春梨さんは美人で気さく、とても楽しい方でしたよ。
他にも皆さん、やはり作品にご本人のイメージが出てるなあ・・・と思ったり。ちなみに私は、全ての方と初対面でした; 

何より皆さん、オーフェンへの知識・愛がハンパなく深い!!色々な解釈、キャラや作品への思いを伺うことが出来ました。
読む人の数だけ、色々な考えがあるのですよね・・・。いやあ、オーフェン界では私はまだまだヒヨッコですねえ;

それに「木の上のうっぷん男」(笑)など、超マニアックなネタも瞬時に全員把握、反応なんて・・・すごい状況ですよ!!
普段、周りにオーフェン語りが出来る人が全然居ないので、夢のような時間でしたWW
それにしても私、テンション高過ぎてドン引きされなかったかしら・・・; 一滴も飲んで無いのにね!(下戸)

楽しい時間はアッという間に過ぎ、春梨さんと用意した記念ケーキをオープン☆ 迷った上に、「新シリーズおめでとう!」と書いて
もらいましたW 黒魔術士にちなんで、黒ずくめチョコケーキWW 美味でしたW

皆で「ハッピバースデー新シリーズ♪」と唄いつつ、皆でローソクをフー。いやあ楽しかった!!
ここで残念ながら空豆さんとはなこさんが帰宅。お疲れ様でしたー!

そして残った我々は、二次会の会場探し。
秋田ファンの聖地、ルノアールは満席だったので、近くの居酒屋へ移動。
私は話に夢中だったせいか、しっかり食べたのに「ご飯はどこに入ったの?」状態でまだまだお腹ペコペコだったので(えええ…)
改めて色々注文し、飲み、食べ、語り合いました。ああ、全ての話を記録しておきたかった・・・。
記憶違いや解釈違いもあるかも知れないので、もう一度ジックリ聞き直したいなあ・・・。アニメ版や漫画版の話から、新シリーズの今後など。
なぜか途中から、「マジクとエドはどうすれば幸せになれるのか」という話題になったのが面白かったです。皆でディスカッション。
リセさんが仰った、「なぜかいつもエドの話題になるんです・・・」という一言がツボでしたWW
それだけ、謎の部分が多い男なのかもしれませんねー。

しかしマジクに関してはすぐ、「ラッツベインが居るからリア充」という結論に(笑)。
エドの幸せについて、「そもそも自分が不幸とは思ってないのでは」「それが不幸」「シスタさんは愛人なのか」「違うでしょう」などなど、
本当に色々な意見が出ました。

特に男性ながら、エドに対して並々ならぬ思い入れと共感、深い考察をお持ちのSさんの意見の数々が・・・本当に印象的でした。
以下、私の記憶違い、解釈違いもあるかも知れませんが・・・一部抜粋。

「エドは、自分がズレてるコトを分かってないから不幸」
「原大陸に渡って、目の前でオークリがキャッキャウフフしてるのを見せつけられたのでは・・・殺す気満々の相手のそんな姿を見せられて可哀想」
「エド・サンクタムの名前通り、彼の中にはオーフェンとロッテーシャしかない」
「エドはもう一生、ロッテーシャ以外の女は愛せない」
「ロッテと過ごした二年が、エドの人生で唯一の幸せな期間」
「魔王になろうとしたのは、人造人間であるロッテと対等な存在になる為」
「養子を育てたのは、ロッテを育てたクリューブスターさんと同じことをする為」
「マキが男なのは、ロッテ以外の女を愛さないため」・・・などなど。

いやあ、エドへの思い入れが本当に凄い!!Sさんが仰ってた、「昔は分からなかったエドの考えが、今読み返すと新たな解釈が出来る」という意見に
深く頷きました。そうなんですよね・・・自分が年を重ねたからこそ、昔とは違う解釈が出来たりするのですよね。深いなあ、オーフェン・・・。
Sさんの「エドはほんとに馬鹿で駄目で、そこが可愛い」
「一緒に飲んで、話をひたすら聞いて頷いてあげたい」(そして酔って、辺りを壊し始める前にコッソリ帰る)←(笑)。
などなどの台詞に、思わず拍手。私、世界一エドを好きなのは世羅さんだと(勝手に)思っているのですが、匹敵する位エドをお好きな方が居ましたね・・・!
ぜひお二人が対面し、エドについて熱く語る様を横で見ていたいです。お二人でずっと「エド可愛い」って言ってそうですが・・・それもまた良しW(笑)

個人的にはエドは、このまま隊長職をこなし、心の中でロッテーシャを想いつつ、マキ君に親としての新たな幸せを教えて貰うのが良いんじゃ
ないかなー?と思っているのですが・・・(笑)。

他にも、「エドにとってコミクロンはどんな存在だったのか」とか、「マジクとサファイアさんの悲恋について」とか、色々な話題が出ました。
まだまだ、出来ればもっと語りたい位。来年「解放者の戦場」が出たら、またオフ会やりたいねー、とお話して解散しました。
夢のように楽しい時間でした・・・皆さん、本当にありがとうございました!!
そして主催の春梨さん、本当にお疲れ様でした!! 
(※リセさん、春梨さんがサイトに素敵レポをアップされてますので、ぜひ見に行って下さいW もちろん、マナー厳守でお願いしますね)

2011/12/21 ちよこ



































↑【感想/雑記】メニューへ
↑top
------------------------------------------------------------

【オークリを語る会・冬の陣(オフ会)】


去る2012年2月18日・・・都内某所で、女性八人によるオークリオフ会が開催されましたW
その名もズバリ「オークリを語る会・冬の陣」!!(笑)主催の春梨さん、私を含む八人の
オークリスト・・・前回のオフ会も楽しかったけれど、今回はまた違った楽しさがありました。
女子会だし、カプ限定だしで、話題も盛り上がり方も違いましたね〜・・・うん、凄く楽しかったです!!
以下、箇条書きで色々。無駄に長いです☆
あ、あと私の聞き間違い、解釈間違いもあるかもです・・・主観的なログなので、ご了承下さいね。

◆会場の「ごまや」はお料理が美味しくてボリューミーで、凄く「女子会」という気がしました(笑)。
飲み放題ドリンクに「甘酒(冷)」「豆乳」があるお店は初めて。前菜からデザートまでゴマをふんだんに
使っていて、名前に恥じないお店だな!と。帰りに頂いた飴もゴマ入りでしたW

◆店に入った途端、日本酒「魔王」が目に入って一同大ウケ(笑)。しかし飲み放題メニューには入ってなかった・・・。

◆自己紹介しつつ、「好きなオークリエピソード」を各人が披露して、いきなり盛り上がる。やっぱり「亡霊」「楽園」
「緑」「扉」「終端」が人気みたいですね!ちなみに私は、やはり「終端」が好きです。あそこから、本当に新しい関係が始まったと思うから。

◆初対面の方ともいきなり盛り上がれるって・・・オークリの前では、皆平等なのですねW 私、どこかにも書いたのですが、
長年オークリは「コンビ」として好きで、カプとして好きになったのは「モツ鍋」連載のあたりなので・・・歴史の浅い
オークリストですみません・・・とドキドキだったのですが。皆さん気さくで優しくてホッとしました。そして、長年オークリ一筋!と
いう方が多くて、その情熱に圧倒されました。

◆しかし前回も思ったけど、なんか美女ばっかりだな・・・美人に囲まれてウハウハな私。

◆春梨さんの、見事な音頭によりサクサクと進行&ヒートアップW 素敵同人誌を貸し合ったり。いつか春梨さんの実家に
お邪魔して、「秘蔵同人誌鑑賞ツアー」をやろうぜ!という計画まで・・!いいんですか春梨さん、本当に行っちゃいますよ?七人で(笑)

◆あの世界にTVがあったら、クリーオウ主演の大河ドラマ「魔王の妻」が放送されるに違いない・・・というご意見に、一同
全力で同意。凄く見たい!!(笑)

◆「あの世界にネットがあったら、オーフェンとかあること無いこと書かれて、誹謗中傷の的ですよ:」
「魔術戦士叩きスレとか・・・」「ネットこえー!」
あの世界にネットがなくて、本当に良かった(泣)

◆「バグアップス・インはブラディ・バースの実家で、魔王が住んでいた場所って・・・凄いですよね!!」
「きっと今頃歴史的名所ですよW」「今はヴァンパイアが住んでいる訳ですしW」「トトカンタすげえ」

◆「しかし、第四部が読める日が来るなんて・・・」「生きてて良かった」「夢のようですね」

◆「モツ鍋」連載を読んでいた頃の話で盛り上がる。本当にあの時も、夢のように嬉しかったですねえ・・・!
当時書かれた、某様の情熱迸るお手紙・・・読んでみたい!(笑)

◆「解放者」やもうすぐ発売するグッズ、原画展の話題も。私も含め「手帳が欲しい」という方が多いようでした。
カレンダーは、「あの可愛い少年が、左のナイスミドルになるんですね・・・」としみじみ。

◆皆空腹だったので、写真を撮るのも忘れて食べてしまいました。デザートの揚げたてゴマ団子が美味かったWW

◆私を含め下戸の方が多い中で、某様方の気持ちいい飲みっぷりが印象的でしたW

------------------------------------------------------------

あっという間に二時間が経過したので、近くの飲み屋に移動。客引きのお兄さんと某様の、見事な駆け引き(笑)。
「お腹いっぱいー」と言いつつ二次会スタート。お茶を飲んで、また語りまくり。

◆二次会開始の挨拶が「(フィンランディ夫妻)結婚二十年おめでとうございます!」で大ウケW さすがオークリの会だぜ!

◆「あの夫婦、(今まで出た)会話は全てベッドの上ですよ」「ハタチの娘がいるのに!」「結婚二十年目で、未だに
ダブルベッド!」「まったくけしからん夫婦だ」「スバラシイですなW」

◆「原大陸に着くまで、三か月船の上だったんですよ?何もない訳が無い」という某様の力強いお言葉に大ウケ。確かに!

◆マジクは「名前を呼ぶのも憚られる」位恐れられ、逆にフィンランディ家の方々には「犬より下」扱いで極端に不憫。と頷き合う。

◆マジク師匠とラッツはくっつくのか? マジクと結婚出来るのは、フィンランディ家の人だけじゃないのか、と白熱の議論。

◆東部編を書いていた時、秋田先生はまだ三十前・・・!「秋田先生、恐ろしい方!」「十七歳で火の子、二十歳前後で獣を・・・!」

◆オークリはもちろん、「ベティ」「ハンターダーク」など、秋田作品について熱く語れたのが凄く嬉しかった。周りに、秋田読者が
いないんだもん!どんなマニアックな話題でも、瞬時に了解&反応が出てくるのが凄いよね、と頷き合う。

◆「ベティ」のウィリアムの魅力について、未読の方に熱くプレゼンする既読チーム(笑)。ウィリアムたまらん!!

◆かの名セリフ「女神だって殺してやる」について「キャー!」と盛り上がる一同。すごい破壊力ですよ、あれ。恋愛じゃなくても、やっぱり凄い。

◆秋田作品はあんなに面白いのに、なぜもっと評価されないのか・・・という話題に。
「流行りの萌えラノベとは対極ですからねえ・・・」「あんなに面白いのに勿体ない!」「重厚ラノベの時代がきたら、その時こそ・・・!」
「でも、ファンだけで大事に愛でていたい気も・・・」「ああー分かります!」「複雑なファン心理」

◆秋田先生の「遠まわしなのに、ものすっごく直截的な愛の言葉」について萌える一同。キュンキュンしますよね、アレ。あと、独特な「秋田節」の魅力についても。

◆話は尽きないけれど、時間がきたので、23:15にてお開きになりました。皆さんお疲れさまでした。

◆あまり楽しいので、春夏秋冬ごとにオフ会やりたいね!ということで、今回は「冬の陣」になりました(笑)。いやー、カプ限定って楽しいですな!
次回も楽しみにしておりますW そして、素敵な会を主催してくれた春梨さん、参加された皆さん、本当にありがとうございました!!

2012/2/22 ちよこ



































↑【感想/雑記】メニューへ
↑top
------------------------------------------------------------

【草河遊也原画展】


去る2012年3月24日。
「解放者の戦場」をゲットしたその足で、中野で行われた草河先生の原画展に行って参りました!
中野へ行くのは数年振りで、なんだか凄く懐かしかったり・・・。
以下、箇条書きで色々。私の記憶違い等もあるかもしれませんので、主観的レポである旨ご了承下さい。

◆仕事後に中野駅へ向かい、他の方と待ち合わせ。なんと以前からお会いしたいと思っていた
沙季さん、ヨンスケさんのお姿も!!(いきなりテンションMAX)
ヨンスケさんは私の読んでいる本を見た時、「あの本はオーフェンだ!」と直感されたそうです(笑)。
主催の春梨さんをはじめ、合計10人の女性が集まってご挨拶。ちょうどその頃雨が止み、日が射したので
「縁起がイイ!」「オーフェンシリーズの夜明け!?」と喜ぶ一同(笑)。

◆会場は中野ブロードウェイ中のpixivギャラリー。建物内の場所が分からずウロウロ。

◆ギャラリーの外壁に、巨大な「解放者」表紙絵が!!さっそく記念撮影。
中には書店でみかける、オーフェンの等身大?パネルが。スタッフの方に許可を頂いてパチリ。
後ろには、富士見書房さんからのお花が飾ってありました。

◆入り口に編集部と草河先生のコメントがあり、続いて貴重な原画がズラリ・・・!
会場自体はそれほど広くはなかったのですが、コの字型の壁沿いに、東部編〜第四部の原画が飾ってありました。
そして順路の最後には物販コーナーが。この原画展の図録や、新装版がズラリ。
展示用として、今となっては貴重な富士見文庫版も置いてありました。

◆順路に沿って鑑賞。私が行った時は女性が多かったのですが、開場直後に行った時は、男性の方が
多かったとのこと。カップルや子連れの夫婦らしき方も居て、「昔からのファンなのかなー」
「通りがかって、なんとなく入ってみた人もいるのかなー」と、色々考えてしまいました(笑)。

◆それにしても、やっぱり原画と印刷物は違う!本ではトリミングされた端っこの部分が見られたり、
意外と厚く塗っている部分があったり・・・。何より、印刷後とは色味が違う部分も多かったです。
「解放者」表紙絵などもありましたが、フード裏地の紫が、原画ではかなり鮮やかな色でした。
やはり印刷すると、色味が変わるのですね。サイズも、意外と小さかったり大きかったり。

◆オーフェンのビフォーアフター三段階(15歳、20歳、44歳)もあり、「この可愛い少年が、隣の
ナイスミドルになっちゃうのか・・・」と改めて痛感しました(笑)。年月って残酷!(中年オーフェンも大好きですけど)

◆「悪魔」表紙と「約束の地で」口絵が並んで展示してあったり、「扉」ラストの絵と「終端」最初の絵が
並べてあったり(クリーオウの変化)、スタッフのコダワリを感じました。なんて心憎い!!

◆モノクロ挿絵も、もちろん美麗でした!トーンの削り跡やペンタッチなど、食い入るように鑑賞。シャープで素敵・・・。

◆最後はモチロン図録を購入。オマケにクリアファイル(解放者表紙絵)と、しおりを頂けて嬉しかったですW
新刊は特典の付かないお店で購入したので、思いがけず頂けてラッキー♪
ちなみにしおりの絵柄は、中年オーフェンをチョイス。

◆最後、巨大な「解放者」表紙壁画の前で、並んで撮影。思いっきり邪魔になってましたー;スミマセン!!

------------------------------------------------------------

◆夢見心地のまま、とりあえず移動することに。しかしイキナリ10人が入れる店は中々見つからず、皆で
ウロウロ。春梨さんがアグレッシブに探して下さり、やっと近くのイタリアンに入ることが出来ました;

◆とりあえず、飲み物やらスイーツやらを注文。テーブルが3つに別れたものの、隣同士で有り難かったです。
しかしこのお店、大人数だから仕方ないとは思うものの、なかなか注文したものが来ず・・・水が来たのも、着席から
30分近く経っていたような・・・? まあ、いきなり大人数で押し掛けたので文句は言えませんが;
皆さんが可愛くスイーツを食す中、昼飯がまだだった私はパスタをモリモリ食べました。美味しかった!

◆そして、ツイッターで連絡がとれたmegyumiさんが合流。わーい!女性ばかりの中で、貴重な黒一点(笑)。

◆残念なことに、ヨンスケさんは途中で帰宅。テーブルが違うのであまりお話出来ませんでしたが、「いつも
萌えをありがとうございます!」とお礼が言えて良かったですw またお会い出来たら、沢山語りたいなあ・・・。

◆オフ会の度に思うのですが、どの方も人柄が作品に表れてますよね。
ご本人にお会いすると、大概「ああーこの方が!」と納得します。

◆今回は遠方からいらした方も居て、地元トークで盛り上がったテーブルもあったよう(笑)。しかし、来たくても
来られない方も多いでしょうね〜。せめて関西でも開催出来ると良いのに・・・!

◆私は「解放者」を読み途中で、既読チームが少し、あとは全員未読だったようです。その為、ネタバレせず会話するのにドキドキ;

◆それにしても、ネタバレ無しの会話を聞いただけで、新刊で「フォノゴロスのクリーチャー」が関わってくると言い当てた
megyumiさんは見事です!凄い!!

◆「やっぱり第三部も見たい!」「第四部完結後、やってくれないでしょうか・・・」「スターウォーズみたいに、過去編を後でやるのですね!」
「ラッツが生まれて終わり・・・」「いえ、デグラジウス戦がありますから、エッジが生まれるまででしょう!」「きっと凄いラブロマンス」

◆残念ながら、私は途中で退席させて頂きました。原画を見て、買い物して、沢山の方とお会い出来て・・・有意義な一日でした。
主催の春梨さん、参加者の皆さま、本当にありがとうございました!! 次回のオフ会で、ネタバレトークするのが楽しみです(笑)。

2012/4/2 ちよこ



































↑【感想/雑記】メニューへ
↑top
------------------------------------------------------------

【解放者オフ会】


去る2012年4月22日、銀座で開催された「解放者」オフ会のレポです。
メンバーは女性六人に、エドをこよなく愛する黒一点のSさん。
ちょっと時間が経ったこともあり、私の解釈違い、記憶違いもあるかもしれません。
あくまで、私の主観に沿ったレポということで、ご了承下さい。
ではでは、以下箇条書きで色々。

◆今回は正午から、ランチオフ会。主催の春梨さんが予約してくれた、某所の飲み屋さんで行われました。
当日はあいにくの雨でしたが、皆のボルテージは高く、お部屋もキレイな個室で快適。

◆私も原稿を放り出して参加(え)。駅で迷いましたが、なんとかギリギリに到着。
パスタ、前菜、デザートにドリンク付きのお得なセットを注文し、モリモリ食べつつお話。
美味しかったけれど、天ぷら定食とパスタが並んでいるという、不思議なメニューのお店でした(笑)。

◆なぜか、秋田先生の話題からスタート。「ツイッターを見たら、秋田先生は今朝、すでにルノアールに
行かれてました。でも開店前(朝八時前)だったみたい」「そんな朝早くから!?」「先生、なんて仕事熱心な!」

◆サイン会に参加したメンバーが皆、先生の握手の感触を「柔らかくて暖かかった!」
「男性とは思えない柔らかい手でした!」と熱弁。アイドルの握手会みたい、と笑われる。
作品だけではなく、先生自身に萌えてしまうなんて・・・先生、恐ろしい方!

◆しかし解放者オフ会なのに、肝心の新刊内容についての話題はあまり出ず。多分、主に「次回が楽しみ!」という
意見になってしまう為かと。読み応えタップリだけど、「助走」いう印象でしたからね。
「早く続きが読みたい〜!」と悶える一同。子供達+レキ+母さんの活躍が見たい!

◆今回、原大陸の地図と、キャラ紹介があったことが嬉しいという話に。
「オーフェンの妻って書いてましたね」(ニコニコ)「ローグタウンとカーロッタ村、本当に近かったですね。」

◆「前回の表紙は2人だったのに、今回は見開き17人で・・・草河先生、お疲れ様です!」
「その上、挿絵とピンナップ裏まで」「それにしても、新章+新装版の装丁はカッコイイですよね」
「本屋のラノベコーナーで、凄く目立ってますもんね。そこだけ黒くて」「あの装丁、大好き」

◆「小冊子、あんなに沢山、秋田BOXのラフ絵があったなんて・・・」「どれも、すぐ色塗り出来そうなクオリティ
でしたね」「草河先生、凄すぎる!」

◆Sさんに貴重なトレーディングカードを分けて頂き、大喜び。ありがとうございます、Sさん・・・!
おかげで、オーフェンの股間部分(表はエド)以外は揃いました!(笑)

◆「CDドラマになって欲しい」と話していたのですが・・・まさか本当に実現するとは!!
後日、「魔術学校」の特典内容を聞いてビックリしました; これぞ未来予知。

◆その時、キャストは誰が良いかという話題に。「オーさんクリさんは、TVと同じとして・・・38歳マジクは、
やはり男性にやって欲しいです!」「枯れたカンジでね」「サルアは藤原啓治さんで!」「おお、合ってますね」
個人的に、私はエドの声は比古師匠の人(るろ剣)にやって頂きたいです・・・。

◆Sさんに「エド役は誰が良いですか?」と聞いたところ、「誰でもなく、エドはエド一人です」との回答が。
うーん、確かに・・・(笑)。ここでも、並々ならぬエドへの思い入れが伝わってきました!

◆ドラマCDになるなら、どの話が良いか?という話題。「キエサルヒマの終端」か、第四部メンバーの日常話を
希望する方多し。どちらも良いですよねー・・・「終端」は色々なキャラが出てくるし、感動的&重要なエピソードだし。
でも、第四部メンバーの声を聞いてみたい気もします。フィンランディ三姉妹は、どんな声になるのか。
中年オーフェンやマジク、エドの声も聞いてみたい。フィンランディ一家の会話も。
「ラチェとマキの会話を、横で眺めるエドとか」「良いですね、それ!」「ローグタウンを歩いて、色々な人と遭遇するのは?」

◆しかし音も立てず、声も出さないレキを、どう音声ドラマで表現するのか・・・。
「アニメでは喋ってましたよね」「あれはちょっと・・・」「でも、アニメだから仕方ないですよ」などなど。
ファンだけに、メディアミックスに点が辛くなってしまうのですよね。見たいけど、クオリティ高くないとイヤ!という。

◆他にも、「あの漫画家さんがオーフェンについて呟いていた」とか、「あの作家さんがオーフェン好きらしい」とか、
情報交換(笑)。オーフェンは、感想を読みたい人は沢山居るハズだけど、書いている人が少ないよね、という話題も。
「噛み砕いて感想を書くまで、時間がかかるんですよね」「(二次創作の)需要と供給が一致してない」などなど。

◆残念ながら、主催の春梨さんは途中で退席。いつも主催してくれてありがとう!!
残ったメンバーで、「閉店です」と言われる15時までみっちり語りました。もっと色々な話題が出た気がしますが、記憶が曖昧で・・・
今回もディープで楽しかったです!参加された皆さん、ありがとうございました。

2012/4/28 ちよこ



































↑【感想/雑記】メニューへ
↑top
------------------------------------------------------------

inserted by FC2 system